第7話 千火(ちび)のお散歩
書くのに慣れていないため短い小説もあれば長いのもあります。バラバラですが暖かく見守っていてください。
突然ですが、私は火の魔法をつかうことができるようになりました。
って!納得できるか!ってしないといけないよな、うん。
千火がとんでもない爆弾発言をしてきた。
「マジで?魔法使えるの?」
「だからそう言うたじゃろう。」
火にも耐性ができてるって話だけど、ガスコンロの火で試してみることにする。もちろん魔力を纏わずに。
「うわぁ、マジで熱くない。すげぇ。」
心の底から出たその声は感慨深く感じた。
そして火の魔法も使ってみたいところだが...
「さすがに家では魔法使えないしな。そうだ。夏だし、ちょうどいいかもな。なあ、チビよ。キャンプを知ってるか?」
「おう、知っておるぞ。人が自然で楽しむやつしゃろう。」
うん、間違ってないけどなんで知ってんの?相変わらず知識のほうだけは妙に偏ってるよな。
「今日はバイトも休みだし、キャンプ用品を買いに行くか。」
「我も行っていいかの?久しぶりの地上じゃ。どんなもんか見てみたい。」
「色々と知識だけはあるのにな。」
「なにか言ったかの?」
「なんでもありません!じゃあ一緒に行くか。」
ということで俺と千火はキャンプ用品の売っている近くのショッピングモールへ車で向かうことにした。
「広いのう。ここはまるで宇宙じゃのう。」
「いや、スケールがすごくデカいなおい。ていうかそんなにデカくない...いや、デカいのは違いないけど宇宙程では...いや、宇宙はデカ...」
「おお!」
千火は俺の肩に座りながら周りを見渡していた。
「あれはなんじゃ!?あのデカい板が動いておるぞ!!」
「落ち着けって。ただのスクリーンだよ。」
落ち着きのない千火を肩にキャンプ用品の売っているお店へと向かった。
「いらっしゃいませ!なにかお探しですか?」
折角なので挨拶をしてきた店員に色々と聞いて、キャンプに必要なものを全て揃えてもらうことにした。偶にチビに余計なものまで買わされて痛い出費になってしまった。
「色々とありがとうございました。」
「こちらこそありがとうございました。」
いわゆる定型文というものだろう。なにひとつ自分のことを覚えていることはないだろうが、ありがとうという一言は良いものだ。研究のことしか考えてなかったからな。感謝されたのはほんとにいつぶりだろう。
「次の休みは土日だし、その時にいくか。」
「楽しみであるぞ!」
俺と千火はキャンプを楽しみにその日を待つのであった。
免許ないって誰が言った?車がないって?
一応、免許はあるし、車はもう使わないっていう理由で祖父から譲ってもらったんだ。
谷川くんもそうだけど作者も同じ境遇なんですよ。
今後とも作者共々よろしくお願いします。




