第4話 魔石の存在
俺は朝早くに起きて雨の中、20kmのジョギングを毎日のルーティンにしていた。
もちろん魔力の修行のために始めたことだ。
いつもと違うことといえばお馴染みのルートを走っていると陽炎?のようなものが目に入った。
「ん?陽炎?にしては雨降ってるけど」
俺は目に集めていた魔力を解いた。するとさっきまで見えていた陽炎?が消えたのだ。
「やっぱ魔力関係だよな。」
俺は魔力を纏ってその陽炎?へと近づいた。
「なんだこれ?石なのか?」
そこには見たことのない赤い石が落ちていた。
「いわゆる魔石ってやつか。にしてもこんなところにあるって。」
間違いなくここに落ちていていいものではない。
誰かが置いたのか落としたのか。
少なくとも自分以外にも魔力の存在を知るものがいるという事だ。
手に取ってみるとその魔石?は俺の魔力を勝手に吸収してきた。
「うわ!びっくりした!」
俺は驚いて魔石から手を離してしまった。
「なにも起きない...吸収するだけか。」
俺は直接拾うのを躊躇って近くのコンビニへ行くことにした。ビニール袋を買って袋に入れてジョギングを辞めて家へ戻った。
家に帰った俺は魔石を机の上へころんと転がした。
「形はいわゆる勾玉のような感じか。色は赤。」
俺は魔石の記録を取るためにメモへ鉛筆を走らせた。
「今後は魔石の研究も欠かせないな。」
俺は魔石をどう使えばいいのか分からない。
とりあえず、今後も観察を行っていくつもりだ。




