第3話 魔法使いになった日
次の日退院した俺はすぐに家に帰った。
「やっぱりあれは魔力...だよな。」
ファンタジーでよくみる魔力の存在。
でもそれが本当なら超人類も魔力を使っていた可能性が高い。
あの時の感覚はまだ覚えている。
俺は目を閉じた。
意識のなかった時に感じたあの感覚。
あれは魂的なものだったのだろう。
魂から流れる魔力を感じたのだろう。
「やっぱり夢じゃない。」
魔力が身体の全身を回っているのを感じることができた。
「これが魔力。俺の身体にも存在したんだ。」
かつて存在した超人類は魔力を使っていた可能性が高い。
つまり、進化した超人類が持っていたもの。
今の人間はあるにはあるが魔力を感知できないのだ。
ただ、魔力量は少ないのだろう。
でもそれが自分の身体にも流れている。こんなに嬉しいことはない。
これで魔法が使えるようになれば最高だ。
「よし、そうと決まれば今日から修行だ!」
俺はその日から仕事中や夜、毎日のルーティンになった。
〜回想終了〜(第2話から始まった)
「1ヶ月で結構動かせるようになったな。」
腕から手へと動かしたりと色々と実験しながら毎日を過ごしていた。
そして、色々分かったことをメモに残した。
①魔力を腕へ動かすと普段より力を出すことができる。ただ拳に魔力を動かして壁を殴っても壊せない。壊す場合は肩→腕→拳の順に流れるように魔力を動かす必要がある。夜に少し遠出して廃材置き場でバレないように実験した。
②足へ動かすと足が早くなった。ただ、体力がついた訳ではないのですぐに疲れる。最初はすぐに疲れたが、ジムで鍛えて3時間ぐらい走れるようになった。速さは時速10km。本気を出せば車を追い抜けるがさすがに目立つので辞めた。
③目へ魔力を動かすとより遠くを見ることができる。遠さは魔力の量で調整できる。視力とかも治っていていつの間にかメガネが必要なくなっていた。人の魔力の量も見ることができる。
④魔力を身体全体に纏わせると雨を弾くことができた。温泉に行って試して見たら水を寄せつけない。たまたま発見したが、熱さや寒さも遮断している。冷水風呂に入っても温度を感じなかった。
「まだまだ可能性はあるけどとりあえずこんなところかな?」
俺は魔力の研究も今後も続けていくつもりだ。
今回4つの能力を得ました。
まだ能力を随時追加していくつもりです。




