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第11話 京都へようこそ

俺は自分の投稿にコメントを書いた人に会うことになった。


『連絡ありがとうございます。先に言っておきますが、そこに1人では絶対に行かないでください。取り返しのつかないことが起きます。お会いすることはもちろん構いません。』


俺はその人とやり取りを続けて会う日と時間、そして場所を決め、その日を待つことにした。


「京都へは明日行くことになったよ。」

「我は楽しみじゃ!京都と言えば何がある?神社が多いと聞いておるぞ!他には生八ツ橋とか!」

「だからなんで知ってんの!ていうか仕事で行くんだから。」

「分かっておる。しかし、人助けとはお主は優しいのじゃな。」

「ち、違うし。新しい力を手に入れるために行くつもりなんだし。」


千火(ちび)は分かっておるぞ的な目をこっちに向けていた。


「とにかく、明日行くんだから。」


俺は千火(ちび)から目を離し、明日の準備をするのだった。



「今日もいい天気だ!熱さを感じないってやっぱ最高だな!」


今日は最高気温で39.6℃になっているらしいが俺には関係がない。魔力を纏っているからな。常に適温だ。

そして俺は京都へ向かうために車を出した。後ろの座席には着物やら車中泊する枕や布団まで詰めていた。


「にしても車によく詰めたのぉ。一番浮かれてたのは主だったな。」

「うるさいな。何気に京都なんて初めて行くんだから。一度高校生の研修旅行で行く予定だったのに体調崩して行けなかったし。」


俺はそんな会話を千火(ちび)としながら車で京都へ向かった。


「それにしても魔力を感じることのできる人間っていたんだな。俺なんて死にかけてやっと魔力を覚醒できたっていうのに。」

「生まれつきか才能のどちらかじゃろうな。まあ、なんにせよ魔力の覚醒はしていないじゃろう。」

「そういえば俺も1回封印石に魅入られたことあるぞ。」

「主は大丈夫じゃ。その時は魔力を纏っていたのだろう。精神に干渉してくる封印石の対処法は魔力で防ぐことじゃ。その時はまだ未熟故に完全に防ぐことができなかったが今の主なら完全に防げるじゃろう。」


俺は千火(ちび)とそんな話をしばらく続けていた。


そしてついに...


「京都へ来たぞーー!」

「主よ。少し恥ずかしいのじゃ。」


俺は京都へ到着したのだ!車を有料駐車場へと止め、例のコメントをしてきた人に会いに行くのだった。

SNSで話した人と会うために京都へ来ました。

一応、注意喚起しておきます。

簡単に信用してはいけません。

フィクションならではです。


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