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嫌われて自分を生きる  作者: こたつむ


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共に歩く

夢結は、それから週末は災害ボランティアに参加した。

被災地では、被災者の方々が、ボランティアのために炊き出しをしてくれることも、ボランティア終了時には企業から、ボランティアへの激励を込めた飲料も配られることもあった。

もちろん、見返りを求めたボランティアではない。

作業をしながら、災害に遭われた方の話を聞いたり、ボランティアに参加する者、ボランティアが体調を崩さないように配慮を怠らないボランティアセンターの人に触れ、一方通行ではない、支え合いを感じる。

自分でも人の役に立てると思え、ボランティアをすることで、救われる自分がいた。


2ヶ月もすると、土砂はほぼ取り除かれ、ボランティアの募集は終わった。


夢結は、ボランティアを通じて、通常触れ合うことのない人達と触れ合い、今まで感じたことのない、誰かのためにという気持ちを大切にしたいと考える。

仕事の帰り道、公民館の掲示板で、ボランティア手話サークルのチラシを目にし、参加を決意した。


「参加しようと思ったきっかけを教えていただけますか?」

手話サークルの申込の際に尋ねられ、夢結は、ボランティア活動を通じて感じたことを話した。

「ボランティアは昔、『助ける』『支える』という手話で表現をしていました。今は、『共に歩く』という手話で表現します。」

夢結は、ボランティアで、人を助けたのではなく、自分が救われたのだと強く感じた。

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