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嫌われて自分を生きる  作者: こたつむ


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もどかしさ

しばらくして夢結は、長澤の部署に移動となった。

夢結が移動願いを出したわけではない。

長澤が動いたかはわからないが、係長に昇進した長澤の元で働くことになった。

夢結は、前の部署で居心地の悪さを感じながらも、自ら移動届を出すこともできず、ホッとした。

長澤の部署は営業部、夢結の仕事は営業のアシスタント、長澤のチームで長澤の後輩のアシストをする。

データをまとめたり、資料を元にプレゼンを制作したりする。

他の営業マンのアシストが時間に追われ夢結に助けを求めると長澤が、口を挟む。

「手伝いは自分の仕事が終わってから、定時を過ぎてする必要はない。」

夢結は、もどかしさを感じていた。

人の力になりたい。

人に利用されることに虚しさを感じていたが、自分の仕事だけをこなし、定時に退社する毎日に物足りなさを感じる。


「早いね。」

晩御飯の支度をするもえが、定時で仕事を終え帰宅した夢結に言う。

「周りが忙しくしてるのに、定時過ぎてまで、人の手伝いをしなくていいって言われるんだよね。」

「別に問題ないじゃん。」

「他の人が仕事に追われてるのに、定時で帰るのは気が引けるよ。」

「その子に仕事量が偏ってるわけじゃないんだったら、気にすることないよ。」

「そうなんだけどね。」

「人のためにだけ生きる自分とおさらばするチャンスだよ。自分のための時間を楽しまなきゃ。」

夢結は、変わらず自分の時間をどう過ごすか、わからないでいた。

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