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第二話

 よりにもよって、恋愛ゲーム…

 私は頭を抱えていた。


 私が刺されたのは、告白を断られたから…つまり恋愛関連。心の安らぎのためにも、今は恋愛はしたくない。


 まあ、ロランスって友情エンドとかモブエンドもあるんだけど…


 同僚からの好意に気づかず、もしかして親友と呼ぶべきものべはないかと思ってたこの私が…

このゲームで何十周やってるのにモブエンドと友情エンドになったことないこの私が…

一緒にゲーム攻略していたゲーム友達に「イナリーって自分に向けられる愛には酷く鈍感なんだね^^」なんて言われたこの私が…


「やってけるわけないだろう」


 ああ、どうするべきか…とりあえず着替えるか。そうだ。もう転生してしまったのだから、これからすることを考えねば。そのためには切り替えが必要だ。


 そういえばアバターの部屋、こんな感じだったかもとか考えながらクローゼットを開く。


 そこには、黒の着るとヘソ出しになってしまうTシャツに黒の短パン、腕の肌が見えるようになっているジャンバーのセット。そして濃い緑の某戦記を思い出す軍服があった。


「・・・」

 やっちまった


 何十周もしてるとロランスの舞台の学園では制服だからいっか〜などと考えまともな服を買わず、趣味に全振りしてしまった…軍服に比べればヘソだしコーデのほうがいいだろうな。

設定補足です。


ラズは生前、よく女装させられていた。

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