第5話 中軸から分かれる道について
前回まで二回、まずは中心軸となる道について話した。
今回はその道から南北に分かれていく道について、話したいと思う。
「中軸となる道について」の初回において、「あるていど東に行くと交差点があり、南北に向かう道がある」という話をした。これについては今回から読み始めた人もいるだろうから認識していない場合もあるだろうが、ひとまずは文面通りの意味であると理解していただきたい。
さて、その南北に延びる道であるが、大概は南に行くことが多く、北に行くことが少ない。というよりも、北に行くときは案外特別な時である。
そういった事で、まずは北側の情景を少しだけ思い出してみる。
交差点の西北隅にはコンビニが在り、それに向かい合うように、もう一軒のコンビニがある。交差点隅のコンビニがセブンで、向かい合っているコンビニがファミマかローソンだったと覚えている。
それぞれ店内に何が売られていたかは明確には覚えていないが、たびたび入店はしていた。ある時は片方のコンビニの駐車場が工事中で、進入できなかったこともある。それでも入店機会は多く、かつその情景が入る時には夜中であることが多い。
そのコンビニから更に北方向に行くと、左側にはタイヤ店(あるいは自動車の整備店舗)があり、もっと行って東に逸れると青果など食料品の売られるスーパーがある。
以上がある程度までの北側への情景である。これ以上行けば別領域に踏み込むので、北はここまでにしたい。
続いて南への道である。遊歩道のある川を越えて向かう先である。
こちらの方が、やや鮮明に思い出せると思う。とはいっても、ある距離まで余り目標物は無い。ただブロック塀や生け垣が左右にあって、それに挟まれた片側一車線の細い道を進んでいくのである。
この辺りはずっと葉が色付いて、秋の情景である。
車の量が多い上に、歩道が無いから気を付けながら進んでいくと、やがて片側二、三車線の大きな街道に出る。
ここを東に行くか、南に行くかで大きく風景が変わっていく。西に行ったことはあったかどうか。あまり覚えがない。
東に行くとすぐに寺院があり、もっと行くと団地などがあるが、この辺りも一項立てて説明するようなものであるし、南に行くのならもっと顕著だから、なおさら言及できない。
ひとまず今回の南北の道について話せることは、一応はここまである。
今後思い出すことがあって、追加して情報を付すことも有るかもしれないが、そんなものだと思って寛大に聞いていただければと思う。
そんな事で、今回は締める。




