表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
半端者の戦い方  作者: 半端者の柑橘系 
第八章 第三都市・反撃編
109/133

番外編! ララ・オーシャン 〜悪には悪の道がある〜

いい感じにストックが溜まったので休んですみませんでしたの思いを込めた番外編。

[視点はララ:場所は村近く]

リーバとは遠く離れたこの森の中、近くに研究所を作成したララは“ある武器”の作成を目指していた。


(今日ボクはあるブツを手に入れる…それは[宝剣]!)


近くにポツンと佇んでいるその村には年寄り数人と若人数人が代々受け継がれる宝剣を守っている…と言うものだったが、


(実際は村長であるババアの旦那が元冒険者だったっつ〜話)

何故その剣を?なんて疑問も湧いたがそれはどうでもいい。


「ボス!こちらです」

下っ端が丁重にスーツケースに入れ、持ってきたそれを大事そうにララに渡した。


当時は仮面をつけていた為表情を彼らは読み取れないが間違いなく楽しんでいる事は伝わる。


「おぉ……!!」

丁寧に手入れをしていたのだろう、とても綺麗で真っ白な剣。驚いたのは剣に付いている鍔がない。


(ボクにはこれが……いや、()()()()()()


フハハ…と不敵に笑うララに、男達は嫌な予感が走った!!


だいたいこの時彼女が語る言葉は───


「よし、近くの街・村から研究者と宝剣があった村の若い奴ら連れてこい」


更にそこから彼女は続ける

「拉致ってもいいし最悪家族でもなんでも身近な奴殺して動けなくしていい」


次の仕事である。

─────────────────

少しして、部下達が連れてきた村の若い奴らを地下の牢屋に閉じ込め武器の研究を始めた。


「[宝剣]……まぁ別に大した仕組みじゃない」

名だたる武器に含まれるこの剣だが、あくまでも魔力の集合体。その仕組みを完璧に紐解けば一歩前進だ。


(魔力…成程な)

ララは早速、自身の魔力で宝剣にそっくりの武器を作成。そこに強い魔力を流すが……


「……ッ」

──割れた。


想定通り。

実験とは失敗してナンボなのだから。


ここから数日にかけて実験。

宝剣に染み付く様な魔力の解析にほとんどの時間を費やした。


それで分かった仕組みが──

「いや……まさか…な」


ここで研究者達の報告により分かった事が一つ。

それは……


「宝剣に異なる人種の魔力を探知した?(ならもしかして…?)」


捕まえていた奴らの血を取りララが作った剣に“注入”

した。


すると…

「!!」


剣の強度と切れ味が上がったのだ。

(おおよその仕組みとして恐らく、他者に含まれる魔力が複雑な関係により細胞の如く合体・変形を繰り返した結果───)


宝剣が生まれた訳だ。

魔物だろうが人だろうが血は流れる。


その血を受け続け、自身の魔力をそこに適応させたのがこの宝剣の仕組み。


(そしてそれは長い期間をかけて───なら)


剣を取り出し、ララは部下達に命令。

「おい。近辺の裏ギルド探して適当な任務受けてこい。私が魔物でも人でも殺ってやる」


大物が直々に動いたのである。


その後…魔物や人を殺しまくり、剣の強化──その期間の“短縮”に成功したララは、今度はそれの量産に動き出す。


その後ケイ達に襲撃され、量産化は断念。[燃焼]に魅了され武器の量産よりもこの技を世界に広める事を決意したララだった───




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ