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秋葉原探偵社  作者: 茂谷村 秋良
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江澤加奈子

江澤加奈子


加奈子はメイド喫茶と秋葉原探偵社を掛け持ちで仕事をしてる、猫好きの21歳の女性。

猫馬鹿な所もある

猫が居ると自分の所に呼び寄せるまで動かない事もある。


メイド喫茶「ぱんぷきん」で仕事をしてる時に成川にスカウトされ秋葉原探偵社で働く事になった。

何故にスカウトを受けたのかと言うと、成川の弱そうな所に惹かれてスカウトを受けた。

少しS寄りの性格なのである。

趣味もサバイバルゲームと男性寄り。


サバイバルゲームを趣味にしたのは、メイド喫茶「ぱんぷきん」とサバイバルゲームフィールドとのコラボ企画で参加したのが始まりで、その時の女性ゲーマーを見てハマってしまったのである。

そのゲーマーの名前は「凛」と言い、RAGDOLLと言うチームのメンバー

だった。

加奈子は凛が着けている猫のパッチが気になり、自分から声を掛けに行った。

「その猫のパッチ可愛いですね、どこに売ってるんですか?」

さすがは猫馬鹿の加奈子だった。

声を掛けられた凛もびっくりしたようで、キョトンとした。

反応するまで、少し時間が掛かった凛だが「これは売り物じゃないです。私達のチームRAGDOLLのエンブレムです」

切り返された加奈子は残念な顔をしたが食い下がった。

「分けていただく事は出来ますか?」

猫馬鹿の加奈子らしい言いようだ、言われた凛も困り顔になってしまった。

「私達、RAGDOLLのメンバーになれば渡せるけど」

凛もとんでもない事を言い出した、他のメンバー驚いた顔をしてる

加奈子はもらえると思い笑顔で答える

「私、キャリと言う源氏名で『メイド喫茶ぱんぷきん』で働いてます。メンバーになります。初めての初心者ですが、よろしくお願いします。」

凛は冗談で言ったつもりだったが、加奈子が本気にしてしまい困り目が泳ぎ始めてる。

「キャリはサバイバルゲームは初めてなんでしょう?もう少し技術を磨いてからじゃ無いとメンバーになれないよ」

凛のキツ目の返答、凛は空気を読むのが下手な人だった。

「分かりました。この後、ゲームに参加して、凛さん達、RAGDOLLを後ろから観させて勉強させて下さい。私、着替えて来ます。」

加奈子は返事を聞かず、走って着替えに行ってしまった。

凛も少し離れて付いて来るのは構わないと思い、他のメンバーもそれに同意した。

一度見ただけでは理解も出来ないし真似も出来ないだろうとRAGDOLLは考えていた。

午後のゲームが始まる時にフィールドマスターからアナウンスがあった。

「『ぱんぷきん』のキャリさんがゲームに参加します。皆さん楽しんじゃって下さい」

加奈子は陸上自衛隊迷彩のBDUを着てレシーライフルと1911ガバメントを持って立っていた。

全てフィールドからのレンタル品だが、容姿だけ見ればベテランゲーマーの様な雰囲気を出していた。

「凛さん、見ささせて頂きます。よろしくお願いします」

「キャリさん、こちらこそよろしくお願いします。それと私のことは凛でよ良いよ、敬語も使わなくても良い。私もキャリって呼ぶから」

その時、ゲーム開始のホーンが鳴った。

走って敵陣地の奥に入って行くプレイヤーが多く先の方では撃ち合いが始まってる。

RAGDOLL達はゆっくりフォーメーションを組んで進んでいる。

その後ろに加奈子が見様見真似でレシーライフルを構え中腰でついて行ってる。

凛が左手を挙げて座り込んだ。

それを見て他のメンバーもその場で座り込んだ。

加奈子も同じ様にその場で座り込む。

どうやら前方に敵が隠れている様だ。

加奈子は理由が分からず座って凛が構えてる方向を見ている。

パン! 凛が静かに1発撃った。

「ヒット」奥からヒットコールをして1人退場して行った。

凛が1発で相手を倒したのである。

加奈子は状況が分からない。

凛はエスパーなの?透視能力を持ってるの?と加奈子は考えてしまってる。

また、ゆっくりと敵陣地の側の方に進んで行く。

凛が同じ様に左手を挙げた。

さっきと同じで凛は前方に狙いを着けてる。

加奈子はレシーライフルに装着してるスコープを使って狙ってる方向を見た。

確かにプレイヤーが1人いる、しかも横を向いている。

こちらに気がついていないのだ。

凛が1発撃った。

弾は相手の側頭部に命中した。ヘッドショットである。

加奈子はこれを見て、全身が震えた。S属性が出て来たのである。

その時に奥にもう1人こちらを狙ってる敵が居た。スコープで覗いていた加奈子が気がついた。

直ぐにトリガーを引きバッバッバッ!と3発撃った。

そのうちの1発が敵に当たったのである

ゲーム初参加で初めて撃って初ヒットを取ったのである。

ちょっとレアなケース、初参加で初ヒット珍しい。

凛がこちらに戻って来た。

「キャリ、ありがとう私は気が付いて無かった。」

加奈子は少し照れて喜んだ。

「助ける事が出来て良かった。」

加奈子とRAGDOLLは密集状態で進み、フラッグの近くまで来た。

凛が加奈子に「キャリ良い? 旗の周りに人がいるの見えるでしょう?それをフルオートで撃って。私達はその間に回り込んでフラッグを取りに行くから」

「凛!待って、さっきのは偶然で当てただけで当てれる自信がない」

「大丈夫、キャリなら出来るから、別に当てなくても良いの」

「分かった、凛、やってみる」

加奈子は目視出来る敵に対してフルオートで乱射した。

相手は腰を屈めたが数人で撃ち返してきた。

加奈子は盲撃ちで応戦した。

弾の勢いが緩くなった。凛達が横から攻撃を仕掛け始めたのである。

その時にゲーム終了のホーンが鳴った。

鳴った後に林の中から何人もの敵が立ち上がった。

加奈子が思った以上に敵が隠れていたのである。

凛が加奈子に近づいて来て「フラッグを取られちゃったね私達の負け」笑顔で話しかけて来た。

加奈子は自分はまだRAGDOLLに入る資格がない持っと経験を積んで強くならないとと考えた。

「凛、私はRAGDOLLに入る力が無い。簡単に入れて下さいと言って、ごめんなさい」

加奈子は深く頭を下げた。

「加奈子が力をつけた時に声を掛けると思う。それまでお互いに強くなろう」

凛は加奈子に期待を持たせる言い方をした。

加奈子にはそれなりのポテンシャルを持っているから、凛は期待を込めて言ったのである。

加奈子はその後ゲームには参加せず展望台からゲームの様子を観察して動きの勉強をし始め、出た答えは誰かに基本を教えてもらわないと無理と判断した。

先生となり得る人物を1人思い浮かべた。

「ショップ ウミオー」の店長ある


早速、翌日にショップ ウミオーを訪ねた。

加奈子はショップ ウミオーの前でどう言うかもう一度考へ、深呼吸をして扉を開けた。

「すいません、店長さんはいますか?」

店員が笑顔で「あぁキャリさん、いらっしゃい、店長はもう来ると思いますので、店の中で待ってて下さい」

待つ事、10分、店長がやって来た。

「おはよう! おゃキャリさん、いらっしゃい、今日は何か? 誠一はこの時間は来ないぞ」

「えっ?成川はそんなにウミオーに来てるんですか?」

店長はまずい事を言ったと顔に影が入った。

「店長、今日はお願いがあって来ました」

「キャリさんがお願いなんて珍しい、ここじゃ何だから場所を変えましょう。 ちょっとフライングスコッツマンに行って来る」


店長と加奈子はホットケーキ専門店で話ている。

「店長、私にサバイバルゲームを教えて下さい。

「キャリさんがサバイバルゲーム?私が教えられるのは実戦でサバイバルゲーム無理だよ」

「何でですか?」

「実戦は腕が撃たれようとも動ければ戦うが、サバイバルゲームは銃に当たっても死亡扱い。似て非なる物なんだ」

「そうなんですか?知りませんでした。」

「私がキャリさんに教えられるとしたら構え方や狙い方、室内戦闘の初歩的な事だね。それなら出来るが」

「それで良いです。ご指導をお願いします。」

「分かった、だが何故そこまで? 普通は遊びなのでしてれば分かるでよいとおもうのだが?」

「この前、仕事でサバイバルゲームフィールドに行ったんですが、その時に知り合った人に負けたく無いんです。早く追いつきたくて。」

「キャリさんをそこまで熱くさせた人か。分かった協力しよう。私の指導は辛いぞ、その辛い指導にしっかりついて来い!」

店長は加奈子の真剣な目を見て教える事を決意した。

「店長!ありがとうございます」

ここから店長と加奈子の師弟関係が産まれたのである

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