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少尉ですが何か?改修  作者: 背徳の魔王
国王ですが何か?
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宮廷魔導師達



━━━オーダイ准将が持ち込んだ、魔物のとは様子の違った死骸は、



即日。宮廷魔導師筆頭ケイタに届けられ、調べられることになった。



港側にあった漁協所有の大きな小屋に、ケイタ筆頭含め。戦士養成学校と学園長を兼任する。エドナ・カルメン・オードリー、学院長リリア・カーベン、副院長バレンタイン。エルが前線にいるため。主な宮廷魔導師達が一同に会する中。遺骸が運び込まれていた。



さらに医療に詳しく。司祭に返り咲いたララ・ハウチューデン、来春義娘になる。リーラ・エスベリア侍司祭が同席しての解剖が行われた。


「臓器は、殆ど退化してますが……、人間に比較的近い。生物だったようですね」


義娘リーラの判断に、追従して、ララ司祭は、一部を指していた、


「心臓とは違う、特殊な器官があります。恐らく。此を傷付けなくば、死なない魔物だと思われます」


絶命した魔物だが、普通のメスでは傷一つ付けることが出来なかった、



そこで……、

以前オーラルが持っていた聖剣に魔力を流して、用いたことがあると話を聞いたケイタは、

独自の理論で魔力を剣に付属させる。魔力剣を試作品を幾つか作っていたのだが、オーラルに試すよう渡していた。ケイタは護身用に残してた魔力剣を使って、ようやく解剖出来たのであった。


「頑強な肉体は、通常の武器は、通じないか……」


強力な魔法。あるいは魔力剣、オーラルが持つ聖なる武器か……、厄介なことになったと。そう結論を出した。


「それはそうと、オーダイ殿が見たこれらの存在は、形式的に魔人と名付けよう。話ではこの魔人は、7体も見たのだな?」


ケイタはバレンタインに聞くと、戦士と言えば、納得したくなる体躯である。バレンタインは長身であるため、やや上に視線を向けると、皺を刻んだ目元を細めていた。


「はい、そのように聞いております」


見た目から頑固そうな印象を受けるが、生徒から好かれる公平な先生でもあった。


傍らの同僚で、伴侶リリア・カーベンは、眼鏡を外して、身重の身体を、気だるそうに、鼻を鳴らしていた。


「厄介ね~、これだけじゃ解らないけど。うちの国で、まともにこいつ等と戦える者は、限られてくるわね」


身重でなければ、国内屈指の魔法の使い手である。リリア、エドナ、ケイタの三人。少なくても魔導師クラスでは、この三人だろうか?、


「兄は、オーラルから、試作品の魔力剣をもらっていました」


フロスト騎士団内では、戦士長クラスか、


「土竜騎士団がいないのは痛いわね」



……ララの呟きに、ケイタは仕方ないな。嘆息しながら。


「国王一家の護衛にいる。あの二人と街のお菓子職人してますが、ブルー・ファミイユ少佐を戻すとオーラルが言ってましたわ」


「流石オーラルね、最悪の事態を考えてたかな?」


ケイタが、苦笑気味に、答えるとリーラは曖昧に笑い。ララは呆れた顔をしていた。フッとリリアが微笑して、


「如才無さすぎるのも問題ですが、あの子がこの国にいること、私は感謝してるわ」


恩師の言葉に。二人は誇らしい気持ちになった。


「お母さん、お疲れでは無いですか?」


連日の解剖作業を。気にしての事だ。


「ありがとう、まだ大丈夫よ。これだけは皆の為にも。調べ尽くさないとね」


優しく微笑む義母に。リーラは然り気無く寄り添う。控え目で頑固な所もあるが、可愛らしい性格のリーラをララはとても気に入っていた。



本来エレーナ大司教の代役は、ララだけで、行うつもりだったのだが……、



我が子オーラルの身を案じてる。リーラを連れて。王都から離れ、沿岸の街まで連れてきていた。何かしてれば、気が紛れるとの配慮からだ。



それに……、

自分に何かあったとしても。この人たちならと打算もあった。オーラルを見守って来てくれた人達………、



言わばオーラルの恩人で、ララとしては、感謝すら感じていた。



最近体調優れないエレーナ大司教の代役を頼まれた時。2つ返事で、受けたのは言うまでもない。検死を終えた魔物の遺骸は、魔法の高炉で、燃やし灰する。さらに壷に封印して、神殿に保管していた。



ケイタの分析では、魔人の遺骸はそのまま放置すると、人間に害を及ぼす。猛毒の魔気を放つようになる。厄介な存在であるとのこと。しかも明らかな知能まであった。



それは今まで検死した結果。魔物には何者かが、弄っていた痕跡を見付けていた。


「これが赤の民なの所業なのでしょうか?」


オーラルが危惧した存在。様々な文献を漁ったが、王家の文献に僅かに残されていた程度。しかも数行だけである。


ケイタの呟きに、答えられる者はいない……、








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