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SinceNowReStart  作者: 東風陽炎
第1章 華々しき虹の花達篇
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4話 強き赤い椿

赤椿鳳姫 15歳 【人物】

暁星島を襲撃する赤き神霊花装を身に纏った少女

戦闘能力は恐ろしく高く他者を弱者と見なし見下している

だが唯一自分を超えた夜桜には何か特別な他者とは違う感情を抱いており・・・

対応する花と色は赤と椿



redcamellia 【兵装】

赤椿鳳姫専用神霊花装

全体的に赤い配色で装備は共通装備の遠近両用型マルチウェポン〈ブラスタックス〉左肩から伸びる初速すら音速を超える高熱光線砲〈赤椿〉などを搭載している。


「何なんだよこれ」

俺は今NCBの司令官席に備え付けられた端末で現在暁星等に侵攻しようとしている(筈の)赤椿という敵に関するデータを閲覧している。

それはまるでアニメの戦闘シーンを切り抜いたかのような構図である。

赤い長髪を靡かせながら四肢に纏った兵器をまるで侍が刀を扱うように、作家がペンを扱うように、自分の四肢の一部のように扱い数多のミサイルを避け緋奈や茜の剣戟を避ける。

ーーーなのになんであんな悲しそうな顔をしているんだーーー

と言うかこの記録を見る限りだと緋奈と茜、それにNCBのかなりの戦力を投入しても勝てない。

ならば少なくとも弱点らしい弱点の一つでも見つけてあいつらを助けるか。

「五月雨、赤椿のより詳細な能力値や性能をわかる範囲で分析し俺の端末に送れ」

「椎名、緋奈達の能力値や神霊花装のスペックをまとめて俺の予備端末に転送しろ」

「中津、機銃掃射準備及びミサイル発射管3番から9番を自動照準でセットしとけ」

「川越、飛行隊を全隊出撃準備状態で待機、スタンバっとけ」

「幹也、緋奈達に回線繋げ」

1度に司令室の当直職員全員に指示を出し緋奈達に作戦の旨を伝える。

「どうしたの夜桜?」

「どうしたんですかお兄ちゃん?」

1度に大量の命令を部下達に出した俺を不思議に思う2人は言い方や俺の呼び方こそ違うが何やら心配している様だ。

「赤椿を討つためにまずはデータをとるから指示通りに動いてくれ」

俺は命令を出した理由を言い2人に同意を求める。

2人「了解!」

元気な少女達の返事が聞こえた。



「赤椿の詳細データを送ったよ、見てくれ」

「司令、各神霊花装のスペックデータなど送りました」

五月雨と椎名からデータが転送される。

「さすが仕事早いな、ならこの情報から推定できる赤椿の弱点や隙を見つけるか」

そうして俺は緋奈と茜に逐一指示を出し赤椿を誘導して一筋の光明を見出した。

だがそれはかなりリスクが大きいからやるタイミングを見極める必要がある。

「緋奈はミサイルと射撃で援護、茜は今出撃した藍と一緒に同時に近接攻撃を速攻で仕掛けろ」

「睦月、ここは任せたから俺にも予備の神霊花装で出撃させろ」

俺はこっそり覗き見たデータ内の現在使われていない神霊花装を使わせるように懇願する。

「了解しましたが・・・なぜ知っているのですか?」

「当然でしょ、夜桜の権限はあなたの副司令よりも上よ」

「失礼致しました、ですが”アレ”はまだ未完成で〈ブラスタックス〉以外の兵装は使えないのでは?」

「それで十分、これよりNCBは全戦力を行使し因縁の敵である赤椿を攻略する!」

「オー!」

NCBの全メンバーが口を揃えて叫んだ!


「理論上は適正値もかなり高いので領主様や白百合少尉にも勝るとも劣らない性能を出せると思います」

「分かった、姫斬夜桜、〈night-cherryblossom〉出撃する!」


「生身で空飛ぶのは初めてだが気持ちいもんだな」

「また私を超えられぬ弱者が増えたか、消え失せろ」

「消えてたまるか!俺達はお前を攻略するんだよ今から」

「いい加減堕ちなさい!私の島にはもうこれ以上傷一つ付けさせはしない!」

「戯言を抜かせ、次は(ころ)す気で行くぞ」

刹那、茜と藍による黒白の百合による連携攻撃が左右から繰り出されるが赤椿は華麗に回避し2人を蹴散らす。

「藍、茜!」

「男を嘗めるなぁ!」

2人の連携攻撃を囮にして渾身の一撃を喰らわす、あの2人には後で甘い物の一つでも奢った方がいいかもしれない。

「ぐはっ、まさかこの私と〈red-camellia〉を本当に倒すとは・・・」

そうして俺が〈ブラスタックス〉で斬りつけた箇所から神霊花装、〈red-camellia〉が機能を停止し光粒子化していく。

当然揚力も無くなるので落ちていく。

「おい、赤椿!」

俺は先程まで殺し合いをしていた口の悪い美少女を迷いも無く助ける。

「とりあえずNCBの隔離部屋に連れていくわよ」

そう言って通信をすると青薔薇の紋章の入ったヘリが飛んでくる。

「緋奈、スマンが2人の回収任せていいか?今俺が動くとこいつが起きてしまう」

俺の腕の中では今赤椿が無防備な格好で安心しきった顔で寝ている。

「分かったわよ、任せなさい」

そう言って緋奈は2人の落下予測地点に向かう。

「・・・貴様、名をなんと言う?」

いきなり聞かれて俺は少し戸惑う。

「夜桜、姫斬夜桜だ」

「姫斬夜桜・・・いい名だな、私は赤椿鳳姫だから鳳姫と呼んでくれ」

「分かった」

「あまり痛くしないでくれよ?」

「はい?」

誤解を受けそうな絵面と発言司令室は凍り付いた。


最強の存在と言われた赤椿を奇策により攻略する夜桜。

だが回収した赤椿は自らを鳳姫と名乗り妙に弱々しく非常に純粋な女の子らしい。

果たしてどうなるのか?

次回 初々しき赤い椿

ご覧頂き誠にありがとうございます

次回予告のタイトルでお分かりのように遂に新キャララッシュに終止符が打たれ同じヒロインのターンが続く初の試みです。

鳳姫ちゃん夜桜に落とされたあと可愛いですね←自分で書いておいて結構気に入っているんですよ(笑)

それとここで補足

赤椿=red-camellia

神霊花装の名は装着者の名前に対応しています。

下記のように

青薔薇=blue-rose

白百合=white-lily

黒百合=black-lily

こんな感じに

夜桜の使った未完成の神霊花装は

night-chellyblossomです

あとこの間リアルで親交のある読者さんに言われて気づいたのですがみんな名前読めないですね(常識的に考えて)

ここで書いときます

青薔薇緋奈(あおばらひな)メインヒロイン

白百合茜(しろゆりあかね)サブヒロイン←しらゆりではなくしろゆりです

黒百合藍(くろゆりらん)サブヒロイン

赤椿鳳姫(あかつばきほうき)サブヒロイン

王撃日向(おううちひゅうが)もしかしてモブ?w

これからも多分読みにくい名前が増えると思いますがよろしくお願いします!


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