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SinceNowReStart  作者: 東風陽炎
第2章 覚醒するnewcolors篇
22/26

19話 暴かれしTruth

用語解説

量産型聖獣鎧 量産機

文字通り聖獣鎧の至る所を簡略化し数を揃えた機体。

個々の能力は神霊花装と比較しても圧倒的に低いがとにかく数を多く並べて人海戦術を取られると非常に驚異的である。

因みに無人操縦である。

それは、なんの前触れもなく起こった。


AM4:00 日本国領海内 暁星島近海

「王撃司令官、全ミサイル暁星島を捕捉!いつでも撃てます」

王撃日向が個人的かつ秘密裏に保有している航空戦艦「日向」の艦橋で配下の者が報告する。

「これより、我が父の残した聖地【暁星島】を奪還する!」

日向の宣言により「日向」から巡航ミサイルが無数に放たれ必滅の意思を持ち暁星島に向かう。




AM4:03 暁星島防衛省本部 NCB司令室

「ん?これは!」

「どったの?そんなに焦った顔して」

いつにも増して緊迫した顔をしている睦月に夜桜は問う。

暁星島(ここ)に向かって巡航ミサイルが多数接近!」

「何だって?」

最初こそ耳を疑い虚を突かれた夜桜ではあったがそこからの対応は流石はプロ、とても迅速かつ効率的だった。

まず島民に避難勧告を出し地下シェルターに避難させ本土防空システムを起動し迎撃体制を整え自らを含む神霊花装部隊を二部隊に分け防空と索敵に振り分けた。




AM4:15 暁星島近海

「こちら姫斬、ミサイルを撃ってきたと思しき敵艦を発見」

まずは敵の出方を伺い一気に畳み掛ける。




「神霊花装接近、固有周波数ではNCB所属のDarkcherry-Phoenix、blue-roseMk.IIα、red-camelliaMk.IIΔです」

たったの3機でこの航空戦艦「日向」を落としに来たのか、流石は夜桜である。

「聖獣鎧を出せ!俺も出る」

さぁ夜桜、ここでいい加減決着を付けようではないか!兄弟。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

AM5:00 暁星島沿岸部

「見えました、あれは聖獣鎧の量産型?」

「あんなに面倒臭いのを量産とか普通に引くわ」

「ボヤいても仕方ありません、夜桜さんの為にも絶対暁星島を護りましょう!」

「そうだね!」

女達はボヤきつつも決意を固め敵と相対する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



AM4:20 暁星島近海 航空戦艦「日向」周辺

「あれは!」

「いい加減その金も銀も見飽きたぞ!散れ!」

「五月蝿ぇ!お前らこそ見栄えのしねぇ単色で見飽きてんだよ!」

「ゴル、五月蝿いのは貴方!でもあいつらを潰すのは賛同する」

緋奈、鳳姫、ゴル、シル、それぞれが口論しつつも距離を離しつつ臨戦態勢に移っていく。

そして最後の1機同士が対面し静止する。

「夜桜ァ!返してもらうぞ!暁星島は」

「その声、日向さん?でも、何で貴方が聖獣鎧(そこ)に!?それに返してもらうって?」

日向()夜桜()は互いに得物を構え信念を持って相手と斬り合う。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

AM6:00 暁星島沿岸部

「敵量産型は全機撃滅を確認、そちらは?」

「こちらも全ミサイルの地対空迎撃に成功、島への被害は最小限です」

藍は睦月と通信し互いの状況を確認するがどうやら一難は去ったようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




AM5:00 暁星島近海 航空戦艦「日向」周辺

緋奈は第二色(セカンドカラー)装甲(アーマー)を用いて、鳳姫は修練と長年に渡る戦闘経験により聖獣鎧を圧倒し見事倒した、そして最愛の人(夜桜)の元へ来たのだが突如crystal-crowから王撃日向の声で語られ始めた。

夜桜の真実(Truth)を。

「姫斬夜桜ァ!お前は疑問に思わなかったか?」

「突如として部下を原因不明の攻撃で失い職も失った、しかしタイミング良く新たな地で職を得た、

何故あの時俺が居なかったか、

攻撃したのは俺だよ、暁星島(ここ)に導いたのも俺だよ、そしてお前の真実を暴くのも俺なんだよ、兄弟!」

そうだ、言われてみれば一連の事に関しては日向が関与している。

「兄弟ってどういうことですか?」

「俺の本名は伊勢日向、そしてお前の本名も伊勢夜桜だ!全ては我らが父伊勢八重桜が計画し俺が実行した計画なんだよ!お前は俺の掌で踊らされていたんだよ!」

伊勢八重桜・・・何故か聞き覚えのある名だ。

しかし思い出せない、日向さんが俺の兄?ありえない!

「まだ思い出さないか、これを見ても!」

crystal-crowから空中に投影された映像は嘗て鳳姫にも見せたあの映像である。

老人と若干老けた日向と夜桜を少し老けさせたような見た目の男が何かを作っている。

後に神霊花装と呼ばれ世界の裏で必須兵器となった物の核である。

「全て思い出した、そう・・・だったのか」

「やっと思い出したか兄弟、さぁ!役目を終えた駒は死ねぇぇぇぇ!」

「「夜桜ァァァァァァァ!」」

Darkcherry-Phoenixはcrystal-crowに斬られ血とオイルと鉄の破片を撒き散らし堕ちていく、そしてそれを青い薔薇と赤い椿が追いかける。

そして、その光景を見下ろし一息つく水晶の様な鴉。



こうして、姫斬夜桜改めて伊勢夜桜は消えていく。










SinceNowReStart第二章 覚醒するnewcolors編はこれにて終了です。

終わり方、完全にバットエンドですが読者の皆様ならお分かりだと思います、ここからなんだかんだ言って死んでなくて復活するのだろうと。

その通りです!まぁ実際まだ死んでませんし復活はかなり後ですが。

そして王撃・・・改めて伊勢日向のなんかやたら都合よく動くキャラであった理由はこういう事でした。

一応補足すると伊勢八重桜と言うのが2人の父で日向が八重桜の遺志を継ぎ計画を遂行、夜桜はその計画の駒でした。

計画の内容とかは第三章にて!

完全に日向と夜桜がMGSのリキッドとスネークの様ですがまぁ気にしないでください。

それではまた次の更新で!

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