第47話 スキルの秘密
皆が寝静まり一時間ほどが過ぎた。
周囲から聞こえるのは虫の音色と火の音のみ。
そんな中、カインは口にした。
「ウイ、居るか?」
すると木の影から徒歩でいつものウイが現れた。
普段はデスゲームの終了時にしか現れなかったのでこっちの世界で姿を表せるのか気になっていたところではあった。
そんなカインの事を気にすることもなくウイはいつもの無表情な白い仮面をしたまま前に立つ。
『呼んだかい?』
「あぁ、幾つか聞きたいこともあるし暇だから話し相手になってくれよ」
『仕方無いなぁカイン君』
その声は嬉しそうでカインという名前を受け取った事を喜んでいるようでもあった。
「やっぱり知ってたか」
『うん、見てたからね』
見てた…つまりはそう言うことなのだろう。
質問の幾つかはその返答で納得し本題に入る。
「それはそうと、聞きたいことは3つある」
『随分欲張りだね』
「まぁそう言うな、まず一つ目はこの力…スキルは『デスゲームメーカー』って名前なんだよな?」
『今更かい?正式にその名前であってるよ』
「二つ目だ、これで得たポイントを使って願いは何でも叶うのか?」
『願いの内容によって必要ポイントは変動するけど何でも叶うよ』
「そうか…なら3つめだ…」
ウイの顔を正面に見詰めながらカインは口にする…
「デスゲーム、メーカー、なぁウイよ。デスゲームの内容を作るのに何ポイント必要だ?」




