3.3 温泉宿オープン
もうすぐ、温泉宿もオープンです。
宿屋で働く人の面接をするらしいので、こっそり覗いて見ました。
幾人かは、下位貴族家の息子、娘から選ぶそうです。
特に宿長となる女将について、品位を下げないよう、下位貴族の夫人を選ぶらしい。
給金も大目で募集したのが良かったのか、とても綺麗な人たちが沢山集まりました。
女将は、30前後の落ち着いた雰囲気の女性を採用。
会計兼任の執事は、女将の旦那。
それともう1人、コックも男性2人が雇えました。
仲居は、集まった綺麗何処の若い女性から10人ほど雇っていました。
仲居は、そのうち貴族子女が2人ほど。
8名は平民から選んでました。
最初から、そんなに沢山雇って大丈夫なのだろうかと不安になりましたが、
領地の珍しい食事に、温泉なら口コミですぐに客が集まるので、
かなり強気の商売で行っても大丈夫らしいです。
おかあさまの見立てで間違いはないのでしょうから、お任せするしかありません。
そんなこんなでオープンしてから暫く、本当に非常に順調にお客が増えました。
目論見どおり。
珍しいご飯、それらがとてもおいしいと評判になり、宿はいつも満員御礼。
半年先まで予約でいっぱい。
最近、領地に人が沢山訪れるようになりました。
そのまま領地に移住して来る人も出てきました。
人が増えて店もできる、工房もできる。
良いサイクルです。
母は忙しいと言っていますが、
人が増える事で開墾も行われ、場所に応じた様々な種類の食物が植えられ食料の増産も順調、
思っているよりも順調に人口が増えていきます。
我が家にも温泉を引いていたので、お風呂を改造し、温泉を楽しんでいます。
これに気をよくした私は、出かけるたびに井戸や温泉を探します。
近くの湖の少し上にあるひらけた平地の近くでも温泉が出ました。
そこは、冬は寒くて住めないのですが、夏の避暑地として大きな温泉ホテルと
貴族向けの別荘を建てる計画が始まりました。
ホテルは2棟立て、1棟は少し高級。
3階建ての最上階はロイヤルスイート4部屋、2階、8部屋、1階が10部屋。
もう1棟は3階が8部屋、残りの1、2階が10部屋。合計50部屋。
ここは、夏しか工事ができず、周りに魔物よけの結界も張り巡らせる必要があり、
完成まで2年ほどかかります。
出来上がりをのんびりと待つ必要があります。
貴族向けの別荘は、貴族向けとしては小型ですが4LDK一軒家を少しづつ建てて、
販売を開始する予定です。
数年かけて少しづつ拡張する予定ですが、職人の集まりも良く、
想定よりは早く大きくなっています。




