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影武者一号二号の予兆

どうも、。と。どう思っとう。ネタ切れ。仕入れ。バイト。アパートの階段を上り、支離滅裂な俺とあいつを知る。このままじゃ、終われない。スマホの中にはダウンタウン。ハッタリ一号。クレイジーなボケとツッコミ。怖いんだろう。怯えているのだろう。この世の全員が、すべて、神の台本通りにしか、言葉を選べないのか。ネタ帳に「嘘」と書く。この世は嘘の塊か。そうじゃないだろう。スーツに着替える。ネクタイを締める。メイクをする。不条理だ。極めて。あいつの五つ子騒動。俺は、美由紀の瞳にキスをして祈るような想いで、アパートの階段を降りた。十円、拾った。満足だ。煙草、消し忘れてないよな。すると、スマホが鳴る。

「もしもし」

「ごしごし」

また、あいつだった。ボケはいいから。助けて、ピエロ。あいつがタクシーに乗って、やって来た。まさかまさかの展開。劇場に着くまでに、何かを考えてくれと、二号が言う。自力、他力。どっちでもええやん。関西弁に変化。

「あんたら、ハッタリさん」

タクシーの運転手さんは言う。あいつは自慢げに調子に乗る。やっぱり。

「そうや。ハッタリや。急いで」

「がんばってや」

「おおきに、運転手さん」

もう、終わりにしないか。こんな、笑えない臆病者が二人。ハッタリ。俺等はマフィアじゃない。操られ、考え、試行錯誤して、舞台に立つ。また、電話かよ。

「もしもし」

「お疲れ様です」

「ああ、どうも支配人」

「ちょっと、急いでもらえませんか」

「はあ」

「今、劇場が凄いことに」

「はあ」

急いでどうする。もう、辞めないか。解散の予兆に影あり。

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