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異世界転生した底辺盗賊の俺、悪名を喰らって悪の帝王へ成り上がる  作者: タクト
番外編 受け継がれる黒鋼の短剣

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番外編-4 不穏な風



 若き天才、エイベル・クロウ。


 その名は、翌朝にはルヴェリア中を駆けていた。


 新聞売りの少年が、港へ向かう大通りを走る。


「号外! 号外だよ! 王立ルヴェリア魔導大学院の新理論!」

「誰もが英雄になれる時代、到来か!?」


 刷られたばかりの新聞は、飛ぶように売れていった。


 朝の市場で。

 水路沿いのカフェで。

 港の荷役場で。

 商会館の応接室で。

 王城へ向かう馬車の中で。


 人々は、その見出しを読んだ。


 若き天才エイベル・クロウ。

 魔力流体学による魔法構造の最適化。

 魔法を扱える者を二割から八割へ。

 魔石なしで鉱石を割った学生助手。

 誰もが英雄になれる時代、到来か。


 学会の会場にいた者たちは知っていた。


 あの日、注目をさらったのはハロルド・メイザーではない。

 魔石触媒工学でもない。

 予定通りに買い込まれた魔石でも、スポンサーたちの握手でもない。


 あの場の視線も、拍手も、記者のペンも、軍関係者の熱も、商会の鼻も。


 ほとんどすべてを、エイベル・クロウが持っていった。


 金が動く。

 注目が動く。

 軍が動く。

 商会が動く。

 学会の潮目が変わる。


 そういう空気だった。


 そして、空気が変われば、置いていかれる者が出る。




 商会館の一室。


 厚い扉の向こうで、緊急の会議が開かれていた。


 長い机の上には、昨日の新聞が何部も広げられている。

 どれも似たような見出しだった。


 若き天才。

 誰もが英雄に。

 魔法の常識を覆す。

 魔石不要の新理論。


 その紙面の中央に、エイベル・クロウの名がある。


「どういうことですか、ハロルド教授」


 商会の男が、低い声で言った。


 昨日まで笑顔で握手していた男だった。

 だが、今はその顔に笑みがない。


「魔石は既に買い込んであります」


 別の男が、机を指で叩く。


「発表してからでは遅い。そう判断したからです。あなたの研究が世に出れば、魔石需要は跳ねる。そういう話だったはずだ」


「それは……」


「ところが、会場の興味をさらったのは、魔石を使わない研究でした」


 紙面が、ハロルドの前へ滑らされる。


「見てください。どの新聞にも、あなたの名前は小さくしか出ていない」


 ハロルド・メイザーは、唇を引き結んでいた。


 上質な上着。

 整えられた髪。

 高価な杖。


 昨日まで勝利の装飾だったものが、今はひどく虚しい。


「スポンサーも動き始めています」


「エイベルへ?」


「ええ」


 商会の男は、苛立ちを隠さなかった。


「軍も、まずはクロウ教授の追加実験を見たいそうです」

「魔石触媒工学はその後だと」

「その後? ふざけるな。こちらは既に金を動かしているんだぞ」


 ハロルドの拳が、膝の上で固まった。


 違う。

 自分が間違えたわけではない。


 魔石触媒工学は実用的だった。

 現場に届く。

 商会に利益を生む。

 軍にも役立つ。

 確実に金になる。


 本来なら、昨日の学会は自分のものだった。


 なのに、あの若い教授が流れを変えた。


 金に興味がないと笑った男が。

 商会の意味も、スポンサーの重さも、世間の怖さも知らない男が。

 理想だけで壇上に立った男が。


 全部、持っていった。


「どうするんだ、ハロルド教授」


 商会の男が迫る。


「これからどうする」


「……私のせいではありません」


 ハロルドは、低く言った。


 室内が静まる。


「何?」


「私の研究は間違っていない。私の計画も、あなた方の動きも、間違ってはいなかった」


 ハロルドは新聞を見下ろした。


 そこにあるエイベルの名を見るだけで、胸の奥が焼ける。


「原因は、エイベルです」


「クロウ教授が?」


「彼が流れを変えた。彼さえいなければ、魔石触媒工学は予定通り評価された。軍も、商会も、学会も、こちらを見ていた」


 ハロルドの声は、少しずつ熱を帯びていく。


「彼の研究がなければいい。彼の研究が進まなければいい。彼が壇上に立てなくなれば、流れは戻る」


「……人一人を消せと言っているのですか」


 商会の男が顔をしかめた。


「我々は商会です。裏との繋がりがないとは言いませんが、今のクロウ教授は有名になりすぎている。昨日の今日で消えれば、さすがに騒ぎになる」


「黒牙に頼むか?」


 別の男が言う。


 すぐに首が振られた。


「黒牙はそんな仕事は受けない。特に今のクロウ教授は、王立大学院の人間だ。金だけで動く連中ではない」


「では、どうする気ですか」


 ハロルドは、ゆっくりと息を吐いた。


「誰もが触れたくない組織に、動いてもらうしかありません」


 その言葉で、何人かの顔色が変わる。


「まさか」


「ええ」


 ハロルドは、笑みを浮かべた。


「神教会です」


 室内の空気が、明らかに冷えた。


 神教会。


 聖教会とは違う。

 原初の神クロノスのみを信仰する一神教。


 多くの国で邪教とされる異端組織。

 過激な行動。

 異常な執着。

 常軌を逸した儀式。

 魔法至上主義。


 その本部がどこにあるのか、正確には誰も知らない。

 ルヴェリアに深く根を張っているという噂もあれば、遠い国の王族や貴族に信徒がいるという噂もある。


 多くの者は、なるべく関わらない。

 名を出すだけでも、面倒を呼ぶとされる組織だった。


「奴らは金では動かない」


 商会の男が言った。


「どうする気です」


「考え方次第です」


 ハロルドは、指先で新聞の見出しを叩いた。


 誰もが英雄になれる時代。


「彼は、自分が何を言ったのか分かっていない」


「何を?」


「原初の魔法を書き換える。魔法を持たぬ者にも、魔法を届かせる。選ばれなかった者に、選ばれた者の力を与える」


 ハロルドの笑みが、薄くなる。


「神教会が、これをどう見ると思いますか」


 誰も答えなかった。


「純粋なのは美徳です。ですが、甘い汁を吸うには、彼は世間を知らなすぎる」


 ハロルドは、新聞を折り畳んだ。


「十分、夢を見たでしょう」


 その声は、ひどく静かだった。




 それから数日、ルヴェリアはエイベル・クロウの名で騒がしかった。


 新聞は連日、魔力流体学の可能性を報じた。

 商会は出資窓口を探り、軍関係者は追加実験の日程を求め、学会関係者はエイベルの研究室へ次々と使いを寄こした。


 エイベル自身は、浮かれていなかった。


 届いた資料に目を通し、実験記録を整理し、次の検証に必要な条件を洗い出す。

 やることは増えた。

 責任も増えた。

 それでも、研究が前へ進んでいる実感があった。


 その日の午後。


 王立ルヴェリア魔導大学院の研究室で、エイベルはリディア・フォルムと、その友人を前にしていた。


「お二人とも、改めてありがとうございました」


 エイベルは丁寧に頭を下げた。


「急に学会へ来てもらい、緊張もさせてしまいました。ですが、あの実演はあなた方のおかげで成功しました」


「しました」


 友人が即答する。


「死ぬほど緊張しました。リディアなんて、成功した後もしばらく魂が抜けてました」


「抜けてない!」


「抜けてたよ。記者に踏まれそうになってたし」


 リディアは赤くなって俯いた。


 エイベルは少し笑う。


「それで、正式にお願いがあります」


「正式に……?」


 リディアの背筋が伸びた。


「はい。今後、私の研究は追加実験に入ります。スポンサーからの支援も、ある程度見込めそうです。ですから、助手として正式に手伝っていただけませんか。もちろん、給料も出します」


「給料……」


 友人の目が少し真剣になる。


「リディア、これは倒れてる場合じゃないよ」


「倒れないってば!」


 リディアはそう言ったが、顔はすでに真っ赤だった。


「助手……正式に……クロウ教授の……」


「リディア?」


 友人が横から支える準備をする。


「だ、大丈夫」


「本当に?」


「大丈夫。ちょっと、一生分の幸せが来ただけだから」


「重いんだよ」


 エイベルは困ったように微笑む。


「無理はしないでください」


「無理じゃありません! やります! ぜひ、やらせてください!」


「ありがとうございます」


 エイベルは頷いた。


「では、明日から本格的に実験計画を詰めましょう」


「明日……!」


 リディアは、また魂が抜けかけた。


 友人がその襟元を掴む。


「ほら、帰るよ。一生分の幸せさん」


「変な呼び方しないでよ!」


「その顔で言う?」


 リディアは頬を押さえながら、エイベルへ深々と頭を下げた。


「よろしくお願いします、クロウ教授!」


「こちらこそ、よろしくお願いします」


 エイベルは穏やかに微笑んだ。


 その日、リディアは研究室を出るまでずっとふわふわしていた。

 友人に何度も袖を引かれ、何度も段差につまずきかけ、それでも幸せそうだった。


 研究室に残ったエイベルは、机の上に積まれた資料へ視線を落とした。


 新しい実験。

 新しい助手。

 新しい研究の道。


 少しずつ、前へ進んでいる。


 そう思えた。




 その夜。


 エイベルは家に帰ると、研究資料をすべて書斎の金庫へ入れた。


 学会用の草稿。

 実験記録。

 リディアたちの魔力量測定。

 鉱石の割れ方を記録した紙。

 スポンサー候補の名簿。

 追加実験に必要な条件を書き出した資料。


 どれも大切なものだった。


 金庫を閉め、鍵をかける。


 その時、廊下から小さな足音が聞こえた。


「パパ」


 振り返ると、ミアが立っていた。


 眠る前の薄い寝間着姿で、両手を後ろに隠している。


「どうしました、ミア」


「これ、あげる」


 ミアが差し出したのは、小さな折り紙だった。


 前の猫より、少しだけ折り目が増えている。

 耳のようなものが二つ。

 尻尾のようなものが一つ。

 それでも、やはり何か別の生き物に見えなくもない。


「これは?」


「狼!」


「狼ですか」


「パパのお守り!」


 エイベルは、折り紙を両手で受け取った。


「私に?」


「うん! パパ、いっぱい頑張るから」


 ミアは少し得意げに胸を張った。


「ミアは猫。パパは狼。これでお揃いだね!」


 エイベルは目を細める。


「そうですね。お揃いです」


 その言葉が嬉しかったのか、ミアは満足そうに笑った。


「でもね、猫を外に置いてたら、ママに怒られた」


「外に?」


「うん。お庭にいた猫に見せようと思って」


 エイベルは膝をつき、ミアの目線に合わせる。


「ミア。宝物は、なるべく外に置かない方がいいですよ」


「どうして?」


「風で飛んでいったら、ゴミになってしまいます」


「ゴミ……」


 ミアが少しだけしょんぼりする。


 エイベルは、狼の折り紙をそっと撫でた。


「でも、家にあれば宝物です」


「お家にあれば?」


「はい。大事にしまっておけば、いつまでも宝物です」


 ミアは真剣に考え、それから大きく頷いた。


「じゃあ、猫はお外に持っていかない」


「約束できますか?」


「うん。宝物だから、外には持っていかない」


 ミアは小指を差し出した。


「ゆびきり!」


 エイベルは笑い、小指を絡める。


「約束です」


「約束!」


 ミアは嬉しそうに笑った。


 エイベルは狼の折り紙を胸ポケットにしまう。


「これは、パパのお守りとして大切にします」


「うん!」


 その声を聞きつけたクラリスが、廊下の向こうから顔を出す。


「ミア、そろそろ寝る時間よ」


「はーい!」


 ミアは走り出し、途中で振り返った。


「パパ、お仕事がんばってね!」


「はい。お守りがありますから」


 エイベルが胸元を軽く叩くと、ミアは満足そうに笑って寝室へ消えた。


 その夜、エイベルは胸ポケットの小さな狼を何度も確かめながら、遅くまで資料に目を通した。




 翌日。


 エイベルが研究室へ入ると、教卓の端に一通の手紙が置かれていた。


 封は白い。

 宛名はエイベル・クロウ。


 差出人はない。


「……先を越された」


 後ろから聞こえた声に、エイベルは振り返った。


 リディアが、悔しそうに手紙を見ていた。


 友人が横目で見る。


「あんた、何に負けたと思ってるの」


「だって、手紙……」


「妻子持ちだから。あんた、そもそも周回遅れだから」


「わかってる!」


「わかってない顔してるけど」


 リディアは唇を尖らせる。


 エイベルは二人のやり取りの意味をよく分からないまま、手紙を手に取った。


「私宛ですね」


 封を開ける。

 中の紙を広げる。


 その瞬間、エイベルの表情が変わった。


「クロウ教授?」


 リディアが、不安そうに声をかける。


 エイベルは返事をしなかった。


 紙面には、整った文字でこう書かれていた。


 偉大なる原初の魔法を書き換える暴挙。

 選ばれざる者に魔法を与えようとする冒涜。

 神の理を、人の手で汚す愚行。


 魔法は、選ばれし者だけが扱えばいい。

 クロノスの一瞥を受けぬ者は、受けぬまま死ぬべきである。


 誰もが魔法を使える世界など、神への反逆に他ならない。


 天罰は下る。


 必ず。


 リディアの友人が、横から覗き込み、顔を青くした。


「なに、これ……」


 リディアも遅れて読み、息を呑む。


「神教会……?」


 その名が出た瞬間、研究室の空気が凍った。


 神教会。


 聖教会とは違う。

 原初の神クロノスのみを信仰する異端組織。

 魔法至上主義を掲げ、選ばれた者だけが魔法を扱うべきだと説く者たち。


 過激な儀式。

 危険な襲撃。

 常識の通じない信徒たち。


 学生であるリディアたちですら、その名が危険であることくらいは知っていた。


 エイベルは、手紙を静かに畳んだ。


「リディアさん」


「は、はい」


「昨日の話は、なかったことにしてください」


 リディアの顔から血の気が引いた。


「昨日の話って……」


「助手の話です」


「え……」


 リディアは言葉を失う。


 友人が前に出た。


「クロウ教授、それは」


「いたずらなら、それでいい」


 エイベルの声は、静かだった。


「ですが、本物なら危険が伴います。あなたたちを、これ以上私の研究に関わらせるわけにはいきません」


「でも、私たちは……!」


「いけません」


 リディアの言葉を、エイベルは初めて強く遮った。


 その声に、リディアの肩が震える。


 エイベルはすぐに目を伏せた。


「すみません。ですが、これは決定です」


「……教授」


「二人とも、しばらく研究室には近づかないでください。資料にも触れないように。帰り道も、できるだけ人通りの多い道を選んでください」


「そんな……」


「お願いします」


 エイベルは頭を下げた。


 リディアは、何も言えなかった。


 本当は言いたかった。

 嫌だと。

 手伝いたいと。

 危なくても構わないと。


 昨日、正式な助手になれると言われたばかりだった。

 夢みたいな一日だった。


 けれど、エイベルの顔を見たら言えなかった。


 彼は怖がっていた。

 自分のためではなく、リディアたちのために。


 だから、リディアは唇を噛んだ。


「……分かりました」


 声は震えていた。


「今まで、ありがとうございました」


 エイベルは静かに言った。


「あなたたちがいたから、あの実験は成功しました」


 リディアは頷いた。


 泣かなかった。

 エイベルの前では。


 友人がリディアの肩を抱く。


「行こう、リディア」


「……うん」


 二人は研究室を出た。


 廊下を歩く間、リディアは一度も泣かなかった。

 背筋を伸ばしていた。

 何度も息を詰まらせながら、それでも歩いた。


 だが、研究室の扉が閉まった瞬間。


 リディアの膝が崩れた。


「……やだ」


 小さな声だった。


「やだよ……」


 友人は何も言わずに、リディアを抱きしめた。


「よく我慢したね」


 その言葉で、リディアは声を殺して泣いた。


 その日、エイベル・クロウの研究室から、二人の助手がいなくなった。




 夕方。


 エイベルは、いつもより少しだけ早く大学を出た。


 リディアたちの泣きそうな顔が、頭から離れなかった。

 あれで良かったのだと、自分に言い聞かせる。


 巻き込まないためだ。

 守るためだ。

 神教会が本物なら、あの二人を近づけてはいけない。


 そう考えながらも、胸の奥には重たいものが残っていた。


 早く帰ろう。


 クラリスに話せば、きっと少し楽になる。

 ミアの顔を見れば、きっと自分は間違っていないと思える。


 ルヴェリアの夕暮れは、いつも通りだった。


 水路を行く小舟。

 店じまいを始める露店。

 港の方から響く鐘の音。

 遠くで笑う子供の声。


 けれど、住宅街へ近づくにつれて、空気が変わった。


 人が、同じ方向へ走っている。


 誰かが叫んでいた。

 誰かが水桶を抱えていた。

 誰かが子供を抱きしめ、口元を押さえている。


 エイベルは足を止めた。


 黒い煙が見えた。


 屋根の向こう。

 自分の家の方角。


 心臓が、嫌な音を立てた。


「……まさか」


 呟いた声は、自分のものではないように掠れていた。


 エイベルは走り出した。


 鞄が肩からずり落ちる。

 資料が中で音を立てる。

 それでも構わず、石畳を蹴った。


 角を曲がる。


 煙が濃くなる。


 次の角を曲がる。


 熱が頬を撫でた。


 誰かが叫ぶ。


「近づくな!」

「まだ中に人がいるかもしれない!」

「水を持ってこい!」


 エイベルは、人垣を押し分けた。


 見慣れた塀。

 見慣れた門。

 朝、クラリスが見送ってくれた玄関。

 ミアが何度も駆け出してきた庭。


 そのすべてが、炎の中にあった。


 窓から火が噴き出している。

 屋根が軋み、黒い煙が空へ伸びていく。

 春の夕暮れが、赤く歪んでいた。


 エイベルの中で、何かが止まった。


 次の瞬間、喉が裂けた。


「クラリス!!」


 返事はなかった。


 エイベルは走った。

 燃える門へ向かって。


「ミア!!」


 誰かが腕を掴む。


「駄目だ! 入るな!」


「離せ!!」


 エイベルは振り払おうとした。


 目の前には、燃えている家がある。

 その中に、クラリスがいる。

 ミアがいる。


 いるはずだった。


「クラリス!! ミア!!」


 炎が答えるように、窓を割って吹き上がった。


 その日、エイベル・クロウの世界は、音を立てずに燃え落ちた。

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