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異世界転生した底辺盗賊の俺、悪名を喰らって悪の帝王へ成り上がる  作者: タクト
第四章 白煙と新しい牙

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第2話 補佐見習い試験



 館の外には、人の列ができていた。


 下部組織の若い連中。

 腕自慢らしい大男。

 商家の息子らしい真面目そうな少年。

 目つきの悪いゴロツキ。

 白煙に憧れているのか、こちらを見て目を輝かせる者。


 それから、どう見ても俺目当ての若い女たち。


 合わせて、百人以上。


「……帰っていいか?」


「駄目です」


 セリカは即答した。


 昨日より機嫌が悪い。

 いや、正確には、窓の外から聞こえた「白煙様、思ったより顔いい」という声を聞いてから、明らかに機嫌が悪い。


 俺は悪くない。


 たぶん。


「これ、全員面接するのか?」


「不可能です」


「だよな」


「ですので、予定通り試験で振り落とします」


 セリカは手元の板に、試験内容を書きつけていた。


 一次試験、身体能力。

 二次試験、観察と報告。

 三次試験、実務。

 最後に面接。


 元々、面接で見る予定だったらしいが、この人数ではやっていられない。


 百人以上の志望動機を聞いていたら、それだけで日が暮れる。

 しかも、その中には「白煙様に凍らされたいです」みたいな危険思想の持ち主も混ざっている。


 黒牙の人材難は、思ったより深刻かもしれない。


「では、始めます」


 セリカが言うと、館の庭に集められた応募者たちが一斉にざわついた。


 庭と言っても、普通の屋敷の庭ではない。

 黒牙第六席の館だ。

 訓練用の空き地もあれば、壁もある。

 倉庫も、簡易の訓練場も、処刑場ほどではないが物騒な空気もある。


 その一角に、十メートルほどの壁があった。


 完全な垂直ではない。

 壁というより、岩場に近い。

 ところどころに突き出た岩や足場があり、身体能力があれば登れないこともない。


 ただし、普通の一般人が気軽に登るものではない。


 応募者たちは、その壁を見上げて固まった。


「の、登れねぇよ、こんなとこ……」


「十メートルはあるぞ……?」


「足場って言っても、あんなの岩じゃねぇか」


「落ちたら死ぬだろ……」


 憧れや勢いで来た者たちが、現実を見て怯み始める。


 俺はそれを見て、少しだけ納得した。


 補佐見習いといっても、机に座って書類を書く者だけが欲しいわけじゃない。


 第六席直属として動く以上、危険な場所へ行くこともある。

 外縁区の屋根を走ることもあるだろう。

 倉庫街や水路、銀翼残党の潜伏場所へ行くこともある。


 壁を見ただけで足が止まるなら、使えない。


「第一試験は壁登りです」


 セリカが淡々と告げる。


「一斉に登っていただきます。先に上まで到達した五十名を残します。登れない者、落ちた者、途中で諦めた者は失格です」


 ざわめきが大きくなる。


「跳んで登るのはありですか?」


 誰かが聞いた。


 セリカは少しだけ考え、それから答えた。


「ありです。ただし、飛行魔法は禁止です。足場を使って登ってください」


 その言葉で、力自慢らしい男たちが笑った。


「へっ、ただの壁登りかよ」


「俺なら余裕だ」


「白煙の補佐になるには、これくらい当然ってことだな」


 威勢だけはいい。


 だが、実際に登れるかどうかは別だ。


 セリカが俺に目を向けた。


「ハルト様、開始の合図を」


「ああ」


 俺は壁の前に並んだ応募者たちを見渡した。


「落ちたら失格だ。死にたくなけりゃ、無理はするな」


 そう言うと、何人かが青ざめた。


 俺は片手を上げた。


「始め」


 合図と同時に、応募者たちが壁へ向かった。


 力自慢たちが勢いよく岩場に手をかける。

 下部組織の連中は、普段の身軽さを活かして低い足場へ飛びつく。

 一般人枠は最初の一歩で躊躇する。


 その中で、一人だけ動きが違う女がいた。


 褐色肌の猫目の女。


 開始直後、そいつは地面を蹴った。


 壁に飛びつく。

 せり出た岩場に指をかける。

 つま先で小さな足場を踏む。

 膝で壁を押さえ、肩をひねり、次の岩へ跳ぶ。


 バババッ、と音が聞こえそうな速度だった。


 登っているというより、壁を駆けている。


「早いな。名前は?」


「シャノンです」


 セリカが手元の板を確認する。


「ユニークスキルは、猫又(ねこまた)と記載されています」


「獣人じゃねぇのか?」


「登録上は人間です。少なくとも、獣人ではないようです」


「……どおりで」


「何が、どおりで、なのですか」


「いや、動きが猫すぎるだろ」


 人間の動きではない。


 シャノンは壁を走るように上がり、あっという間に中腹を越えた。


 その後ろを、黒髪眼鏡の男が追う。


 シャノンほど派手ではない。

 だが速い。


 壁全体を見て、危険な岩を避け、足場を選び、最短のルートを作っている。


 一歩一歩に無駄がない。

 速さより、安定感。

 落ちない動きだ。


「あっちも早いな」


「ベルノです。オルガン様からの推薦枠ですね」


「あれがベルノか」


「はい」


「なるほどな。いかにもオルガンが選びそうだ」


「偏見では?」


「褒めてる」


 真面目。

 堅実。

 隙が少ない。

 たぶん書類も綺麗に書く。


 俺とは違う生き物だ。


 その間にも、壁の下では脱落者が出始めていた。


「無理だ! 無理無理!」


「足が滑る!」


「おい、押すな!」


「誰だよ補佐見習いって言ったの! これ兵士の試験だろ!」


 叫び声が飛び交う。


 だが、上位組はどんどん登っていく。


 シャノンがほぼ先頭。

 その少し後ろにベルノ。

 他にも下部組織の身軽な者たちが続く。


 そして、例のぼーっとした少年だけが、まだ壁の下に立っていた。


「……あいつ、動いてなくないか?」


「動いていませんね」


 セリカが言う。


 試験官役の黒牙構成員が、ルーカスに声をかけた。


「おい、君。行かないのか? 失格になるぞ」


 ルーカスは、ゆっくりとそちらを見た。


「登ればいいんですか?」


「そうだが……厳しいか?」


「分かりました」


 ルーカスはそう言って、壁を見上げた。


 何かを考えているようには見えない。


 ただ、ぼーっと壁を見ている。


 次の瞬間。


 ルーカスが、跳んだ。


「……は?」


 誰かが間抜けな声を出した。


 一跳び目。


 ルーカスの体が、壁の中腹まで届いた。


 踏み込みの音は大きくない。

 魔力の気配も、ほとんどない。

 なのに、その長い体は当たり前みたいに宙を抜け、突き出た岩場へ届いた。


 着地するように、壁の中腹へ足を置く。


 そして、二跳び目。


 ふわりと、また体が浮いた。


 次の瞬間、ルーカスは壁の上に立っていた。


 シャノンより早く。

 ベルノより早く。

 全員より早く。


「……できました」


 訓練場が静まり返った。


 シャノンが少し遅れて壁の上へ着き、ルーカスを見て目を見開いた。


「にゃっ……!?」


 ルーカスは首を傾げる。


「早いですね」


「お前が言うな!」


 シャノンが叫んだ。


 その声に、壁の下の応募者たちがざわつく。


「今の何だ?」


「跳んだよな?」


「人ってあんな跳ぶか?」


「魔法か?」


「魔力、見えなかったぞ……」


 俺はセリカを見た。


 セリカも、珍しく少し困った顔をしていた。


「……あれ、何?」


「分かりません」


「分からないのかよ」


「少なくとも、普通の身体能力ではありません」


 それは見れば分かる。


 あれは登ったというより、試験を壊した。


 やがてベルノも上に到達する。


 息は乱れていない。

 だが、ルーカスとシャノンを見て、わずかに眼鏡の奥の目が細くなった。


 何か言いたそうだったが、何も言わない。


 たぶん、まともな人間ほど、今の結果を処理できない。


 その後も試験は続いた。


 上までたどり着ける者は少なくない。

 下部組織や冒険者崩れ、腕自慢の中には、それなりに動ける者もいる。


 だが、問題は降りる時だった。


「……降りられねぇ」


 壁の上から、情けない声が聞こえた。


 登った時は勢いで行けたらしい。

 だが、上から下を見ると足がすくむ。


「無理だ……」

「誰か、縄を……」

「落ちたら死ぬだろ、これ……」


 何人かが、壁の上で固まっていた。


 俺はそれを見上げた。


「登ったなら降りろよ」


「ハルト様。降りる方が怖い者もいます」


「めんどくせぇな……」


 とはいえ、放っておくわけにもいかない。


 試験で怪我人を出すのは仕方ない。

 だが、降りられないやつを放置して落とすのは違う。


「大丈夫だって。こっち来い」


 下から声をかける。


 だが、誰も動かない。


 壁の上で震えている。


「……来ねぇな」


「恐怖で足が止まっていますね」


「仕方ねぇ」


 俺は息を吐いた。


 足元に風を纏う。


 空纏衝(エアバースト)


 地面を蹴った瞬間、体が浮く。


 壁へ向かい、途中の岩場に一度触れる。

 風の反動で跳ねる。

 さらに壁を蹴り、もう一度上へ。


 数回、壁に触れただけで頂上へ届いた。


 昔なら、もっと雑だった。

 今は違う。

 風を纏う感覚が、前よりずっと細かく分かる。


 エイベルに教わった基礎が、体に残っている。


 壁の上で震えていた応募者が、俺を見て青ざめた。


「ひっ……白煙……!」


 俺は、なるべく笑った。


 怖がらせないためだ。


「大丈夫だって。落とさねぇよ」


 応募者の顔がさらに青くなった。


「お、落とすんですか……?」


「落とさねぇって言ってんだろ」


「じゃ、じゃあ何を……」


「一緒に降りる」


「もっと怖い!」


「大丈夫だ。空緩衝(エアクッション)で受ける」


「えあ……?」


「説明しても分かんねぇだろ。行くぞ」


「待っ、心の準備が――」


 俺は応募者の腕を掴み、一緒に飛び降りた。


 悲鳴が落ちる。


 その下に、空気の層を作る。


 空緩衝(エアクッション)


 落下の衝撃が、ふわりと殺される。

 地面に触れた瞬間、体重が柔らかく逃げた。


 完全に無傷。


 応募者は地面に座り込んで震えていた。


「ほらな。大丈夫だったろ?」


「し、死ぬかと……」


「死んでねぇから大丈夫だ」


 俺は壁の上を見上げた。


「他のやつも降りていいぞ。受け止めてやる」


 誰も飛ばなかった。


「……」


 俺はもう一度エアバーストで壁を駆け上がった。


 結局、降りられないやつらを一人ずつ降ろすことになった。


 なんだこの仕事。


 補佐を増やす試験で、俺の仕事が増えている。


 セリカが下で記録を取りながら、こちらを見ていた。


 その目が、少しだけ柔らかかった気がした。


 エイベルに教わった空緩衝(エアクッション)は、最初は生き残るための技だった。


 金剛の攻撃を完全には防げなかった。

 ただ、死を少しだけずらした。


 今は違う。


 人を落としても、無傷で受けられるくらいにはなった。


 そう考えると、少しだけ悪くない気分だった。


 その後、壁登り試験は終わった。


 本来は先着五十人を残す予定だった。


 だが、ルーカスのふた飛び。

 シャノンの猫じみた登り方。

 ベルノの堅実すぎる登坂。

 そして、降りられなくなった者たちの情けない姿。


 それらを見た一般人枠の何人かが、自主的に辞退した。


「やっぱ人間には無理だって……」


「白煙の補佐って、ああいうやつらの集まりなのかよ……」


「命が惜しい……」


 結果、残ったのは三十人ほどだった。


 この時点で、憧れだけで来た者はほとんど消えた。


 次の試験へ進む者たちの目つきは、さっきより少しだけ真剣になっていた。


   ◇


 第二試験は、観察と報告。


 セリカが用意したのは、簡単なようで面倒な試験だった。


 幕の向こうに、人や物を配置する。


 応募者は、幕が上がっている数秒だけそれを見る。

 その後、幕が降りる。


 見えたものを、できるだけ正確に書く。


 対象は人間。

 部屋。

 道具。

 武器。

 服装。

 傷。

 紋章。

 隠し武器。


 補佐見習いとして、任務中に必要になる力を見るらしい。


 尾行対象の特徴を覚えられるか。

 敵の装備を見抜けるか。

 隠し武器や違和感に気づけるか。

 服装、紋章、傷、癖を記憶できるか。

 それを報告として使える形にできるか。


 レヴィン事件でも、護衛たちは侵入者を長く見ていたわけではない。


 一瞬。

 ほんの数秒。


 そのわずかな記憶が、後から重要になることもある。


「ハルト様は苦手そうですね」


「まだ何も言ってねぇだろ」


「顔に出ています」


 セリカは容赦がない。


 三十人ほどが試験を受けた。


 ほとんどは、普通だった。


 赤い服。

 短剣を持っていた。

 右目に傷があった。

 机の上に紙があった。


 間違いではない。

 だが、足りない。


 そんな中で、また三人が目立った。


 まず、ルーカス。


 こいつは、書き方が変だった。


『右から二番目の人は、左足がいたそうでした。

 くつの外がへっていました。

 たぶん、ひざが悪いです。


 机の上の紙は、はしっこが少しぬれていました。

 水じゃなくて、たぶんお茶です。


 奥の人は笑っていました。

 でも、目は笑っていませんでした。

 こわい人だと思います。


 窓の近くの人のそでに、白い粉がついていました。

 石の粉っぽかったです。

 かべをさわったのかもしれません。』


 俺は、その紙を見て黙った。


「……作文か?」


「報告書ではありませんね」


 セリカが採点して、微妙な顔をした。


「ですが、内容は合っています」


「合ってんのかよ」


「はい。要点は全て押さえています」


「なんでこんな小学生みたいな文章で合ってるんだよ」


「私にも分かりません」


 本人はぼーっとしているのに、見るべき場所は見ている。


 ただし、書き方が壊滅的に柔らかい。

 報告書というより、今日の見学の感想だった。


 次に、シャノン。


 こいつも百点に近かった。


 数秒しか見ていないはずなのに、異常な量を覚えている。


 ただし、答え方がさらに雑だった。


『右のやつ、腰に隠しナイフ。

 左のやつ、袖に匂い袋。

 奥の箱、下に小さい穴。

 青い服のやつ、ルヴァン商会の香水つけてた。臭いんだよ、あれ。

 真ん中のやつ、嘘つく匂いがした。』


 セリカがこめかみを押さえる。


「シャノン」


「なんだ」


「香水の種類まで分かるのですか?」


「分かる。ルヴァン商会の安いやつだ。臭い」


「それは……まあ、情報としては使えます」


「だろ」


「ですが、『嘘つく匂い』ではなく、具体的な根拠を書いてください」


「臭かった」


「それは根拠ではありません」


「でも臭かった」


「……」


 セリカの沈黙が深くなった。


 シャノンは真面目そうな顔をしているが、どうも中身が怪しい。


 猫のような目は確かに良い。

 匂いも、音も、普通の人間より拾えている。

 一瞬しか見えない幕の向こうから、かなりの情報を持ち帰っている。


 だが、報告書に向いているかは別問題だった。


 最後に、ベルノ。


 こいつは一番まともだった。


『対象A。

 右腰に短剣。

 左手の指にインク。

 書類仕事に慣れている可能性。


 対象B。

 靴底に港湾区の泥。

 水路沿いから来た可能性。


 対象C。

 視線が常に出口へ向いていた。

 逃走を意識している可能性。


 机上の封筒には、黒牙刻印なし。

 ただし封蝋の色はオルディン商会のものに近い。』


 読みやすい。


 整理されている。


 報告書として使える。


「報告書としてはベルノが一番読みやすいな」


「はい」


 セリカは頷いた。


「短時間で必要な情報を拾い、優先順位をつけて書けています。実戦でも即使えるレベルです」


「じゃあ百点か?」


「いいえ。今回は幕が上がっていたのが数秒だけです。その一瞬で拾えた情報量では、ルーカスとシャノンが上でした」


「ベルノは劣ってるのか?」


「いいえ。見る時間を与えれば、ベルノが最も正確で、最も使いやすい報告書を作るはずです」


「一瞬だと九十点。でも、ちゃんと見ればもっと上か」


「はい。むしろ普通の人間としては異常に優秀です」


「普通の人間って言い方、だいぶ失礼じゃねぇか?」


「上二人が普通ではありませんので」


 ベルノは少し離れた場所で、その評価を聞いていた。


 眼鏡を直し、静かに頭を下げる。


「次は、もう少し拾います」


「今ので十分すげぇよ」


「ですが、二名に劣りました」


「そこ気にするんだな」


「当然です。三席で終わるつもりはありませんので」


 こいつもこいつで、かなり面倒くさそうだ。


 特徴記憶テストの結果、さらに人数は減った。


 残ったのは十人ほど。


 ルーカス。

 シャノン。

 ベルノ。


 それから、元冒険者らしい男。

 下部組織の力自慢。

 商家出身の真面目そうな青年。

 黒牙入りを狙っているらしいゴロツキ。

 妙に目つきの悪い男。

 その他数名。


 最初の百人以上から考えると、随分と減った。


 だが、ここまではまだ前座だ。


 身体能力。

 観察力。

 記憶力。


 それらは必要だ。


 だが、第六席の補佐見習いとして本当に必要なものは、まだ見ていない。


 白煙の隣に立てるか。


 俺の近くで、膝をつかずにいられるか。


 セリカが、残った候補者たちを見た。


「次の試験に移ります」


 応募者たちが息を呑む。


 俺は右目の奥で、眠る深淵をほんの少しだけ意識した。


 まだ、出さない。


 だが、次で分かる。


 この中で、誰が白煙の下に立てるのか。


 白煙の新しい牙になれるのか。

あとがき


第4章「白煙と新しい牙」第2話でした。


今回は補佐見習い試験の前半です。


第六席の補佐見習いと言いつつ、やっていることはほぼ特殊部隊の採用試験みたいになっています。


ただ、ハルトのそばで働く以上、ただ書類ができるだけでは足りません。


危険な場所に行けるか。

一瞬で情報を拾えるか。

そして、白煙の近くに立てるか。


そのあたりが重要になってきます。


今回、ルーカス、シャノン、ベルノの三人が本格的に登場しました。


ルーカスは、何も考えていなさそうなのに身体能力と観察力がおかしい少年。


シャノンは、猫のような身体能力と感覚を持つ猫目の少女。


ベルノは、実務面では一番まともで優秀な常識人です。


次回は実務試験、面接、そして最後の恐怖耐性試験です。


果たして誰が、白煙の下に立てるのか。


よろしくお願いします。

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