↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平凡なメイドの私が王子様に求婚されました  作者: つきはな ゆめ
本編
7/23

7話 噂話

私は今お城の敷地でロアンとお茶会をしています。


「どうだマリー。オレンジフラワーとクッキーの相性は抜群だろ?」

「うん。凄く美味しいー!」

「喜んでくれて良かったよ」


時間ある時はこうして、お茶会を開いては他愛のない話をしています。


ゆっくりと二人で寛いでいると、急にロアンが慌ただしく立ち上がりました。


「あ、やべ! 」

「どうしたの?」

「ひとつだけ仕事を忘れていた!? すまん! ティーセットを片付けといてくれ!」


そう言ってロアンは帰ってしまいました。


「もー仕方がないなー・・・」


まぁ、ハーブティーとクッキーを用意してくれたのでこれくらいはしましょうか。

ハーブティーセットの片付けを済ませた私は、部屋に戻る事にしました。


「ただいまーリズ」

「おっ、おっかえりー」


リズも今日は仕事がお休みのなので、ゆっくりと二人で身体を休めていました。


んー・・・ちょっとだけ暇かもー。

リズは新しいマニキュアの練習をドレッサーの前でしているので、

私は小説を読んで時間を潰しています。


ソファの上で本を読んでいると、リズが大声を出して私を呼びました。


「やっと上手く出来たー!!

マリーもマニキュアしてみる?

良かったらやってあげるよ!」


と、目をキラキラとしていたので断る事が出来ず、

リズにマニキュアを塗って貰いました。


「どうかしら?」


両手に桜色のマニキュアを塗って貰うと、とても明るい気持ちになりました。


「か、可愛いー・・・」

「ふふー、気に入って貰えて良かったー」

「ありがとうね。リズ」

「いいってことよー」


マニキュアを塗り終えると、いつの間にか外は暗くなっていました。


「あ、もうこんな時間なのね」

『本当だ。お腹空いてきたし、そろそろ食堂に行こうー」

『うん、行きましょうか!」


リズと二人で部屋を出て食堂に向かいました。


食堂に向かうと今日も混んでいて、

空いてるテーブルを探すのに一苦労でしたが何とか触れることができて私はテーブルをキープし、

リズは頼んだシチューを持って来てくれました。


「持ってきたよー」

「ありがとう、リズ」


シチューを乗せているプレートを持って椅子に座り、

向かい合うようにして食べました。


「「いただきまーす!!」」


リズと楽しくお食事をしながら話していると、

隣の席にいたメイドのララとカリナが何かを話して盛り上がっていました。


「ねえねえ、聞いた? 来週ロアン様が隣の国の王女、

シャルティア様と結婚するみたいなんだよ」


「あー、それ知ってるー! お城中その話題で盛り上がっているよね!」


私はその噂を聞いた時、知らなくてつい耳を疑ってしまいました。


「えっ! ロアン様結婚するの!?」


つい驚いて、首を突っ込んでしまいました。


「そうだよー。マリーは知らなかったの?」

「う、うん・・・」

「結婚羨ましいわー。私も結婚したい!!」

「誰と? あんた彼氏いたっけ?」

「うっ・・・い、今はいないけど絶対に運命の人見つけるもん!!」


本来ならみんなのように喜んだ方が良いですが、

私は少しだけショックを受けて素直に受け入れられなかったです。


どうしてだろう・・・私、ロアンの事が好きだったのかな?

落ち込んでいるのを見たリズに心配をされました。


「どうしたのマリー? 具合でも悪い?」

「え、ううん・・・何でもないよ」

「本当? なら良いけど・・・」


うん、本当に何でもないよ・・・。

そもそも王子と平凡なメイドの関係だったんだもん・・・

私が勝手にショックを受ける理由なんてないよね。

ロアンが結婚!? 次回の展開はどうなるのでしょうか?お楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。