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平凡なメイドの私が王子様に求婚されました  作者: つきはな ゆめ
ショートストーリー
23/23

かき氷を食べていたら

最近とても暑いので外の仕事は減り、お裁縫や城の中のお掃除を良くしています。


今日はお洋服の整理をしている時に先輩メイドのサラさんとヒリナさん達と仕事をしていたので、仕事終わりに食堂でかき氷をご馳走してくれました。とても優しいです。


『かき氷。食べてね』


言葉数の少ないサラさんがリズと私にそう言うと、ヒリナさんが訳してくれました。


『マリーちゃんとリズちゃん。今日はお疲れ。遠慮なくかき氷を食べてね』


『ありがとうございます!』

『やったあ! いただきまーす』


苺のシロップとストロベリーが乗ってるかき氷をスプーンですくって口の中に入れると、冷たくてとても美味しいです。生き返ります。


先輩達も私と同じ物を食べる中、リズだけがメロンのかき氷を食べてました。うん、1番高いです。


みんなでテーブルを囲んで話していると、スプーンですくったはずのかき氷を誰かにパクリと食べられました。


ふと横を見てみると、犯人はロアン王子でした。


『うん。やはり夏はかき氷だよな。美味しかったよ。御馳走様』


そう言って直ぐに食堂から出ていかれたので、ビックリする前にきょとんとしちゃいました。


なんだったんだろう? まぁ、いいや。

気にしないでかき氷をパクリと食べると、リズに言われました。


『あ、マリー。いま間接キスしたよ』

『ぶふっ!?』


むせました。

ロアン王子のせいで恥ずかしくなり、顔が真っ赤になってしまいました。

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