13話 婚約しました~その2~
後書きにお知らせを書きました。
ママとパパに婚約の報告を済ませた後は、
ロアンの仕事先を見つけるために出掛けました。
いちよ本人のやりたい事も聞いていますが、
贅沢は言ってられませんで何でもやらせます。
「ロアンは書類整理が得意だったかな?」
「得意じゃねーよ!? 嫌々やってたわ!!」
「なるほど。それなら郵便局が向いているかもね! そこに行きましょう!」
「え? 俺の話を聞いていたか?」
「うん。聞いてるよー」
そんなやり取りを笑いながらし、
ロアンと一緒にカナリア村にある唯一の郵便局に尋ねてみました。
初めは郵便局の皆さんがロアン王子と気が付き、
『王子様を働かせるなんてとんでもない!』と言われましたが、
なんとかロアンを雇ってくれる事が出来ました。
明日からロアンが働いてくれます。うん、これで一安心だわ。
仕事先も決まったので両親のお店に戻り、
お手伝いしようと思いましたがママに『お二人でゆっくりとデートでも行きなさい』
と言われたので、デートをする事にしました。
二人で村を歩るきながら、行きたい場所を相談しました。
「ロアンは何処に行きたい?」
「んーそうだな・・・この村に来たのは初めてだから良く分からんな」
「あー、そうだったね。どんなお店があるか分からないと決めようがないわね」
これは私の質問ミスですね。
えーと、どうしましょうか・・・頭の中で考えていると、ロアンに話しかけられました。
「マリーがいつも行っているお店でいいぞ」
「そう?」
「ああ。案内してくれ」
「うん、分かったわ。それじゃあ案内してあげる!」
私は自分が好きな衣類屋や雑貨屋、
喫茶店にロアンを連れ回すと、とても楽しそうにしていました。
お気に入りの喫茶店でコーヒーを飲んで嗜んでいたら、
ロアンにくすりと笑われてしまいました。
「楽しそうだな。マリー」
「うん! ロアンと一緒だといつも通っているお店なのに、凄く新鮮な気持ちになるんだ」
「マリーよ。嬉しい事を言ってくれるな」
「ふふっ、だって本当の事だもん」
ロアンとのデートは無事に終わり、本当に楽しい時間を過ごせました。
外が暗くなってきたのでお花屋にはママとパパがいないと思い、
実家に帰宅したらママが豪華な料理を用意してくれていました。
「すっごーい! 美味しそう!!」
「おかえりなさい、二人とも!!」
「今日は二人の結婚祝いだ! ロアンさんも遠慮せずに食べてくれよ!」
「こんなに沢山の料理を作ってくれて、ありがとうごさいます。 心から感謝します」
ロアンが王子オーラを出してましたが、
まぁ気にしない方向でいきましょう。うん。
ママとパパが準備をしてくれたテーブルの上にはピザやシチュー、
チキンナゲットにフルーツやサラダもあってそれだけではなく、
パパがケーキ屋で苺のデコレーションケーキを買ってくれていました。
みんなで乾杯をしてからお祝いパーティを始めて楽しく盛り上がっていたら、
ロアンが葡萄ジュースが入っているグラスを持ちながらこちらに来ました。
「マリーのご両親はとても優しくて良いな」
「そう?」
「ああ、いい家族に囲まれて幸せそうだ」
私はロアンに言われ、口元が緩みました。
「ふふっ、確かに幸せかも!」
楽しい時間はあっという間にすぎてパーティが終わり、
今日は言い事だらけで一日が終わると思いましたが、
寝るときに大変な出来事が起きました。
「おやすみ、マリー」
「うん・・・おやすみ。ロアン」
そう、ベッドが一つしかないのでロアンと一緒に寝る事になりました。
無理無理無理無理!!恥ずかしくて無理です!!
なんでロアンはぐっすり寝れるのよー!!
と、心の中で叫びました。
ロアンに心臓の音が聞こえるんじゃないかと言うほど。
ドキドキしていたらロアンが不意に抱き着いてきました。
「マリー。期待しているのかい? やっぱりすー・・・」
「この変態ー!?」
「ぐばっ!!」
暴れてたらロアンの顔面に頭突きをしてしまいました。
結局ロアンにはリビングのソファで寝かせることにしました。
うー・・・だって、恥ずかしいですもん・・・。
こうして一日があっという間に終わりました。
これからはロアンとこうして暮らすのもいいと思いましたが、
一週間後に思いもしなかった出来事が起きました。
いよいよ、次回で最終回になります!
書き終えましたので今日の24:00を過ぎたら投稿しますのでよろしくお願いします!




