ウィン・スーにお任せあれ
街道沿いにある町ガラハにやって来た二人・・・
場所はガラハの町 宿屋に滞在中のクロールとポトフは町に観光に行きました。 「うわーすごいすごーいポトフー!」 「わかってるよクロール」 「どれもこれもみんなおしゃれ!」 「はしゃぎすぎだよクロール、来たばかりで知らないと思うけど、この町は秘密を抱えているんだ、それも大きな・・・」 「クンクン、あっちからいい匂いがするー!」 一目散に走って行くクロール 「あっ待って!」 クロールを追いかけるポトフ ドスン 「あいた!」 「なんだよお前」 「ごっごめんなさ~い」 「ちっ」 「チャーハン以下だな」 「え、ナニソレ・・・」 「ちっ」 去って行く知らない誰か・・・ 「追いついた」 「もうクロール!」 「ポトフおねえさん」「なに?」 「チャーハン以下ってナニ?」 「・・・」 ∧**∧ 「チャーハン以下のやつと話しちまった・・・」 はあとため息をつく誰か ∧**∧ 「あったー!」 「ああ・・・」 煙を充満させる屋台にたどり着いた二人 そこで見たものは 「魔物の肉だよー!」屋台の主人が言ったとおり、魔物の肉がどどーんとまな板の上に乗っかっていた 「すごーい!」 「・・・」 げんなりして魔物の肉を見つめるポトフ 「ポトフおねえさん美味しそうだね」 歯をガタガタ震わせるポトフ 「おじさーん1つくださーい」 「あいよー」 ∧**∧ 「・・・」 自分の財布を見つめるポトフ 「クロール・ノトス」「ん」 クロールは魔物の肉にむしゃぶりつきながらポトフを見る 「その昔貧乏だった家族がガラハの町にいた。貧乏な家族はあまりの空腹に耐えきれず森に出掛けた、だが、そこにいたのは恐ろしい野性の魔物だった。家族は必死の思いで野性の魔物をやっつけたそして野性の魔物を火であぶってかじりついたするとどうだろう美味しいではないか家族は森に住み着き魔物の肉で生活するようになったある時は魔物の肉を売りさばきまたある時は魔物の肉で空腹をしのぎ・・・そうして家族はガラハの町で裕福になった・・・それが代々の町長だ」 「ムグ・・・」 「美味しいかい?」 「うん!」 「はは・・は・・・」二人は宿屋に帰ってきた するとそこにいたのは 「あっチャーハン以下の人!」 「へ」 「ちっまたか」 「おや魔物の肉かい?」 宿屋のおじさんが聞いてきた 「うん!」 クロールが頷くと 「魔物の肉・・・」 誰かは呟いたあと入り口に向かっていき去った クロールはそのあとを見つめてなにかに気付いた クロールは拾った ブレスレットだった 「ナニコレ?」 「ブレスレットですね」 「チャーハン以下のお兄さんの物かなあ」 「そうみたいですね」「届けてあげなきゃ!」 クロールは飛び出した ∧**∧ 森の中 「くそっどこにもねぇ」 ∧**∧ 「お兄さーん」 クロールは森の中で叫んだ 「およ、いない」 「お兄さーん」 がさがさ 「!」 草むらから出てきたのは 「クロール!」 ポトフだった 二人は森の中をあっちこっち動き回り ひがくれた 「お兄さーん」 クロールが叫ぶと がさがさ また草むらが動いた 「!」 二人は止まった がさっ 「ガオッ」 「わあっ!」 二人は驚いた 「ガオーッ!」 二人に向かって突進する魔物 ザシュ 「・・・」 「・・・」 「・・・」 辺りはシンとした 「・・・フン」 剣を納める誰か 「お兄さん」 「なんだよ」 「ブレスレット」 「はあっ!?」 「ぬすっ」 「盗んでません」 間にポトフが割り込む 「・・・・・」 「はい」 ブレスレットを手渡すクロール ブレスレットを受けとる誰か その様子を見守るポトフ 「・・・チャーハン以下じゃないってことがわかった・・・」 「えへへ、ところで・・・」 「チャーハンってナニ?」 ポトフは笑った ∧**∧ 宿屋前 「おい、お前名前は?」 「クロール・ノトス」「お前は?」 「ポトフ・アイエールです」 「・・・ウィン・スー」 「ウィン!いい名前だね」 「!・・・」 ぷいっとそっぽを向くウィン 「じゃあな」 宿屋の中に入るウィン 「僕達も入ろうか」 「うん」 「うわっ!大きな魔物!」 「ウィン・スーにお任せあれ」 二人は宿屋から聞こえてきた声に二人で顔を見合わせた 互いに笑いあった ∧**∧ 翌朝 宿屋から出た二人は 「ちょっと待て」 呼び止められた 二人が振り返ると ウィン・スーがいた 「あのさ」 「お兄さん一緒に行こう!」 クロールがウィンより先に言った 「・・・」 そしてポトフがトドメにこう言った 「言ったもんがちですからね」 「フン、わかったよ」こうして三人で旅立つことになりました
「どこにいるんだ?」 アルクと 「どこにいる?」 メイ 二人はいまだにクロールを見つけられずにいた・・・ あとがき クロールがんばれ~ ポトフいけるよ ウィンカッコいい! でした




