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意外な事実です。―4

*⑅︎୨୧┈︎┈︎アンナ視点┈︎┈︎୨୧⑅︎*




ルルに忠誠を誓ったあたしはルルの近くにいるために、侍女になることにした。その特訓をルルの唯一の専属侍女であるマリン様について回って教わることとなった。

ルルは普段は王都に住んでいるらしい。そして、ルルの専属侍女であるマリン様も。だからあたしは初めて王都に来た。マリン様は今は他のところにいるみたいだけど、先に王都のルクナティアの屋敷に慣れておくために私はルルと一緒にマリン様より先に王都に来たんだよね。

ふんふふ〜ん、王都の街の探索もしてみたいな〜。前は大変な目にあったけど、今回はルルもいるし大丈夫だよね。前起きたことに懲りてない私はそう気楽に思っていた。

だって、これまではずっと森の中に住んでいたから、ルクナティア領の領都でさえ凄いと思ったのだけど、王都はもっと凄いみたいでとても楽しみだな〜とあたしはすごく浮かれていたから。馬車に乗るのも初めてで楽しかったっていうのもあるけど。



でも、王都についたらルルとアレナはどこかに行ってしまって急に不安になった。そのままあたしとルルの母様だっていうエリザベート様達は屋敷に行ったからなおさら心細い。エリザベート様はとても素敵な方ではあるのだけどあまり関わらないし、あたし達の間でも有名なあのアルメラの王族の親しい者だからなのかちょっと怖い。他の人も同じようなものだ。特にアリーシェは初めは敵対視されていたからちょっと苦手……今、アリーシェはいないけどね。




そう思っていたら急に長様にあたし達の群れに戻された。どうしてなんだろう?父様かもと思ったけど、父様は長様にあたしを連れ戻してほしいと頼めるほどの地位はない。

けど、その場を見てみると、ルルとアレナがいてあとは知らない男の人が2人いた。多分、ルルとアレナに似ているし、二人の父様だと思う。


「アンナよ。」


流石長様。もうあたしの名前を知ってるんだ。


「はい。」


「今回はルルがそなたを助けたから良かったものの、最悪の場合、そなたは永遠にあの強欲な人間どもの奴隷となって追ったぞ。

これに、懲りて今後は無茶なことはせんようにな。

それから、オスカーに会いに行ってやれ。そなたの事をとても心配しておったぞ。」


オスカーとはあたしの父様の事だ。

それにしても長様にそう言ってもらえるとありがたいな。いつか、ルルに認められるほどの一人前になったら父様のところにも行こうとは思っていたけどそれよりも前にできるなんて!


それじゃあ、父様に伝えるべきことは伝えてあとは宣言をしに行こうか。


あたしは、ルルの忠臣になったから家を出るね。

そして、母様みたいな強くて綺麗で優しいドラゴンになってみせる!


って。

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