意外な事実です。―3
エンシェントドラゴン。
それは、エンシェント《古代》の名の通りのものです。
古代種族の一つで、ドラゴンの獣人―竜人族みたいな感じですがちょっと違います。そして、最大の特徴は
永久に等しい時間を生きる
という事です。ですが、本当に永久に等しい時間を生きるドラゴンがいるのか?という疑問からエンシェントドラゴンの存在はネブラと同じく、幻のものとされています。
ちなみに、竜人族やドラゴンは一番数の多い人族よりも寿命がとても長く、300年から500年生きると言われています。だから、私達《アルメラの王族》が200年300年生きる事に誰も疑問に思う事はありませんでした。
「ふむ、驚かせてしまったのかの?フィリップや、どうなのじゃ。」
「これは、驚かないほうがおかしいかと。初めは余やレオン達も驚いたのですから。」
……フィル伯父様が敬語を使っています。まあ、話しているのは守護竜様なのですから、当然かもしれませんが凄く新鮮です。
「そうなんじゃな。
ところで、フィリップ。もう、無理はしないほうが良いぞ。妾が特別に加護を強めておこう。これで、もう少しは持つじゃろう。」
…無理?フィル伯父様の無理とはどういうことなのでしょう?気になります。気になりますけど、何となく聞けません。
「……ありがとう、ございます。」
「あぁ、そうじゃ。もう一つあった。ルル。お主、最近一人拾ったじゃろ。」
「は、はい。」
どうしてご存じなのでしょう?でも、フィル伯父様の無理?も分かっていらっしゃるみたいですし、透視みないな能力でも持っているのかもしれませんね。
「そやつを保護してくれたこと、感謝する。いいように扱ってやれ。」
「……お知り合い、何ですか?アンナと守護竜様が?」
「うむ。そうじゃ。それと、妾の名前はもう忘れたのか?」
「い、いえ。忘れてませんよ、ジョヴァンナ様。」
シアだけでなく、私もですか。そうですか。
そう思っていたら、何だか大きな魔力を感じて、何だろうと思う暇もなくアンナが登場しました。
……えぇっと、これはどう反応したら良いんでしょうか?取り敢えず、驚いたほうが良いんですかね?それとも、褒めたほうが良いんですかね?
ジョヴァンナ様が凄くドヤ顔をされているのですが……




