意外な事実です。―2
「初めまして、じゃな。アレクシアにルルシーナ。妾の名前はジョヴァンナ。一応、この国の守護竜じゃ。」
やっぱりです。この国の王族は守護竜様の子孫だって聞いてますから。守護竜様の色やフィル伯父様達の様子的にそんな気がしたんですよね。
でも、どうしてお父様もフィル伯父様驚いたような顔をしているのでしょう?謎です。
ですが、ここってどこなんでしょう?周りは見たこともない木々で覆われていますし、足元には見たこともない草花があります。しかも、よーく見て見ると、図鑑で見た珍しい物ばっかりなんですよね。それに、あの幻の聖地・ネブラ特有の植物らしき物も…
「ルル?どうしたんだい?」
「お父様‼ここって、幻の聖地・ネブラですか?というか、ネブラ以外にあり得ませんよね?」
「あぁ、そうだよ。よく気付いたね。」
「レオン叔父様…。クリスタルフラワーだなんて、分かりやすすぎますわよ。」
「アレクシアもルルシーナもよくぞ分かったな。ふむ、人族の視点だと分かりやすいのか?」
そう言って守護竜様は人型になって、辺りを見渡しています。
そう、人型になって、です。
守護竜様って竜人族なのですかね?人型になるとしたら、それくらいしか思い浮かびませんし。ですが、建国以来アルメラ王国を守護してくださっているんですよね?それなら竜人族の寿命と結びつきません。一応、魔力が多ければ多いほど寿命は延びますが、それでも1000年2000年も生きるだなんて聞いたことがありません。
「あの、しゅごりゅ……」
「妾はジョヴァンナじゃ、アレクシア。」
「ジョヴァンナ様。とても失礼ですが、ご年齢は…」
……シア。
勇気がありますね。せめて、種族にしましょうよ。ほら、お父様もフィル伯父様も顔を青ざめちゃってますよ。
「おぉ。本当に失礼じゃな。妾の年齢は秘密じゃ。」
ですが、そういう守護竜様も守護竜様な気もしますね。
「まあ、妾が途中で自分の年齢を数えるのが面倒になっただけなのじゃがな。多分、3000歳は超えているとおもうぞ。」
……これは、どう反応したらいいのでしょう。難しいですね。
「アレクシアが気にしているのは妾の種族か?妾はエンシェントドラゴンじゃ。」
へぇ、守護竜様はエンシェントドラゴンだったんですね。
………え。嘘、ですよね。誰か嘘だって言ってください‼




