八歳になりました!―4
*⑅︎୨୧┈︎┈︎アレクシア視点┈︎┈︎୨୧⑅︎*
今日はわたくしの親友のルシーの誕生日ですの。その誕生祝いのお茶会にわたくしは参加していますわ。アルメラの高位貴族は子供が成人までの半分である8歳になるとお披露目を兼ねたお茶会を開きますわ。わたくしの時も開きました。そうして、学園入学までに子供に人脈を作らせますの。ただし、例外的にわたくし達(王家の人間)は一番下が人前に出せると判断されるとお茶会を開きます。そのお茶会は例外的に8歳になってなくとも参加できますのでその時に王族の最愛を探すのですわ。最愛が婚約してないとは限りませんもの。滅多にありませんがありえない話ではないのです。それに、最悪の場合はそのままその最愛が結婚してしまうという事もありますわ。これも過去に1度だけだがあったらしいですわ。そんなことが起こるなんてわたくしは絶対に嫌ですわね。ハルが他の知らないような令嬢と結婚してしまうなんて。それを防ぐために例外的に許されているのですわ。
「初めまして、アレクシア王太女殿下。私は……」
「お久しぶりです、アレクシア王太女殿下。よろしければ……」
お茶会が始まりましたが、ルシーがお茶会が嫌だと仰るのも良く分かりますわ。わたくし達に気に入られようと皆様、挨拶に来られます。その時の媚び諂うような態度の者や表面上は敬っておきながら目は子供だからとわたくしを侮っている者などが大半ですもの。当り前ですわね。わたくしは王太女なんですもの。それでいてまだ学園に通うような年でもありませんわ。わたくしに媚び諂うのも嘗めるのも仕方のないことですわ。それに、彼らの対応で少しふるいにかける事も出来ますし憂鬱ではありますけど、気にしない事にしましょう。
お茶会が始まってから一時間ほど経つと挨拶に来る方々がひと段落して落ち着きますわ。ルシーの従姉のアナベラ様と合流してルシーの方がひと段落つくのを待ってからルシーと三人で話します。これで足止めをしたら、準備は完了ですわ。
ふふふっ。ルシー?サプライズはわたくしがルクナティア領に来たことだけではありませんのよ?あと、二つほどありますから楽しみに待っていてくださいまし。




