八歳になりました!―3
「お誕生日おめでとうございます、ルルシーナ殿下。」
「ありがとうございます。」
お茶会が始まりました。招待客の皆様は上辺だけでもきちんと私にお祝いの言葉をくださいます。プレゼントの目録と共にです。貰ったものは使うつもりはありません。もちろん、親しい方からもらったものは使いますがそれ以外は使うつもりがありません。置物とかで気に入ったのがあれば私室に置くかもしれませんがアクセサリーの類のものを使うと面倒なことになってしまいます。私がそのプレゼントしてくださった方の事を気に入っていると思われてしまう可能性もありますから。最悪な場合は最愛として認知されてしまいますし。それは絶対に阻止、です。
「ルシー、挨拶が終わったのでしたらこちらでわたくしたちと3人で過ごしましょう?」
「はい、是非。」
そう、シアが声をかけてきたのはお茶会が始まって一時間ほどたった時でした。
「主役は大変ですね。」
「本当に、主役って大変というよりも面倒ですわよ。」
「シア、言い過ぎですよ。」
「スーデパロ・シールドをしてますわよ。」
「まったく、もう。」
魔法を使っているのには気づいてましたけど、大半の方がこちらを気にしているのです。少し不用心な気もします。
「ふふふっ。」
「アナ?一体、どうなさったのですか?」
「いえ、お二人は本当に仲がよろしいのですね。」
「それを言うのならアナベラ様もレティと仲がよろしいですわよね。」
「本当ですか!アレナ殿下にそう仰っていただけるとは嬉しいです。」
「だってレティったら、アナベラ様との文通でこんな事が書かれていたとか書いたとかとよく話すんですのよ。」
「たまに会えるとなるととっても嬉しそうですしね。」
「あぁ、二年ほど前の時の。」
「私の八歳の時の誕生日祝いにレティが来てくれた時の事ですよね。」
「ふふっ、えぇ。それはそれはもうはしゃいでいらっしゃっいましたよ。」
そうしてしばらくの間、3人で仲良く話していくのでした。
1月27日 リアがお茶会に参加していない事にしました。




