運命ではなく必然です。―2
アナベラ様やリアーネ様がいらっしゃったのは実はリズとリアーネ様が顔を合わせるためなのです。リアーネ様はアナベラ様が学園に入学される年ぐらいに我が家に養子に来られることに決まっています。リアーネ様やアナベラ様はまだ知らないみたいですが。私がアナベラ様に頼んだ伝言はエレナ叔母様にきちんと意図が伝わったようです。未来の王弟の妻に相応しい教育がなされているみたいです。勉強では厳しくしていてもそれ以外では節度をもって甘やかしているみたいで少し安心しました。私にはよく分からないのですが精霊さんによると勉強を難しくしていくうちにできて当然だと思い甘やかさなくなり、ちょっとしたミスでも厳しく怒ってしまう場合や逆に勉強のところ以外で甘やかしすぎて我儘になってしまう場合などがあるらしいので。
「アナベラ様、リアーネ様、エレナ叔母様、叔父様お久しぶりです。」
「ルルシーナ様、お久しぶりです。」
「お、お久しぶりです。」
リアーネ様は私達とあった記憶が無いのかも知れませんね。まぁ、3歳の時ですし仕方のないことです。
そしてそのまま、アナベラ様とリアーネ様とはお庭でお茶会をすることになりました。
「ルルシーナ様とこうしてお茶を飲むのも久しぶりですね。」
「そうですね。こうしてまたお茶を飲めて嬉しいです。次はアナベラ様が学園に入学する時にでも会えるでしょうか?」
「きっと会えますよ。リアだってルルシーナ様と会うのを楽しみにしていましたもの。」
「そうなんですか?ありがとうございます、リアーネ様。」
この時私はきっと自然に笑っていたのでしょう。だって遠くから少し見えるリズやシアがすごく驚いている様子でしたから。
そして、そのシアとリズがそのまま乱入(?)してきました。
「ずるいですわ。わたくしもルクアイン様方と一緒にお話したいですわ。」
「え、えぇとアレクシア王太女殿下?!」
どうしてここにと驚いたような顔をしながらアナベラ様が縋るように私を見てきます。そして、リアーネ様とリズはというと
「ねぇ、君なんて言うの?ここ出逢えたのは運命かな?」
リアーネ様にどんどんリズが話しかけ、しかもその内容はいろいろと偽ってました。




