街にお出かけです!―2
街には色んな物が沢山ありました。屋台や雑貨屋、カフェ等があります。後はギルドというものがあり、商業ギルド、テイマーギルド、後は冒険者ギルドなどがあります。冒険者ギルドが凄く気になります。10歳になったら登録できるみたいなので早く10歳になりたいです。
「アレナッ。10歳になったら二人で冒険者になりましょう!」
「それはいいですわね。ルル、約束ですわよ。」
「はいっ。」
嬉しくてニコニコしてしまいます。
「ヴィンセントは冒険者になるのか?」
「特には考えていなかったのですがルルがなるなら僕もなりますよ、レイさん。僕は絶対にルルの忠臣になりますから。」
ヴィンスが忠臣になるのは嬉しいですね。でも私の忠臣になるのなら勉強をもっと頑張ってもらわないといけませんね。いくら乳兄弟とはいえ妥協は許しません。ですから私は待っておきましょう。あぁ、ですがヴィンスの忠誠を受け取るのに相応しくはなれるよう私も精進していきましょうか。
「見て下さい、皆さんっ。」
と言って後ろを振り返るとレイお兄様とヴィンスがいません。はぐれてしまいました。
「どうしましょう……はぐれてしまいましたわね。」
「取り合えず端のほうに行きますか?」
「そうですわね。わたくし達まではぐれては大変ですから手をつなぎましょう。」
「そうですね。」
シアと手をつないで端のほうによります。人ごみの中では魔法を使ってレイお兄様達を探すのは無理です。通り行く人達の中にレイお兄様達がいないか目視で探します。私はまだ念話や伝達を習得できていません。念話は伝える相手も習得している必要があります。レイお兄様は習得しているのですが私とシアは使えません。伝達はとても難しい魔法で上位魔法を使える程の技術がある人でないと使えません。私は一応上位属性の氷が使えるのですけどね。それでもまだ伝達は使えません。
打開策がないまま端のほうでシアと二人で縮こまっていると攫われてしました。逃げようと思えば逃げれたんですよ、私の空間属性で。ですがその場合、逃げれるのは私だけです。そして逃げれたとしてもどこか分からない場所に行くとしか思えません。空間属性の転移は現在地と移動先の場所をしっかりと分かっていないと使えないのです。移動先を思い浮かべれても現在地がわからないので逃げるのを諦めました。
あぁ、これからどうしましょう……




