お茶会です。―2
今日はお茶会です。青色のドレスを着ます。グラデーションになっていて下に行くほど色が濃いです。髪型は複雑に髪を編み込んでまとめます。紫のリボンを一緒に編み込んでもらいました。金の刺繡があるリボンです。
うぅ、気が重いです。なんで社交なんてしなければならないのでしょうか?取り合えずお母様にもお父様にもそこまで社交はしなくて良いと言われたので挨拶など必要最低限にいたしましょう。
「お初にお目にかかります。ベルダーナ公爵が息子エベスレトと申します。よろしくお願いいたします。」
「ルルシーナ・メラ・ルクナティアと申します。ルクナティア公爵家長女にございます。」
よろしくとは返しません。ベルダーナ公爵家は元は王族の人がいたみたいでそろそろ王族の人を取り込んでおいたほうが良い家です。前公爵は銀髪だったのですが現公爵はどこにも王族の特徴が表れていません。三公以外の公爵家はある程度王族の血が薄まったら侯爵になってしまいます。だから私を取り込みたいのでしょう。現在、女で未婚の王族は私とシアのみです。シアは時期女王で嫁入りできないので必然的に私を取り込みたいのでしょう。分かりやすい愛想笑いです。
「どうか私に貴方の素敵な笑みを見せていただけませんか?ルルシーナ殿下。」
王族だから殿下ですか。まぁ、そこはどうでもいいです。
「気安く名前で呼ばないでくださる?不愉快ですわ。わたくしに近づかないでくださいな、ベルダーナ公爵子息様。」
仲良くしたいのかもしれませんが私は絶対に嫌です。風の魔法で周りにも聞こえるようにしておきましたし大丈夫でしょう。
「我が愚息が申し訳ない、ルクナティア嬢。
お初にお目にかかります。リアン・フォン・ベルダーナと申します。ベルダーナ公爵にございます。」
彼の独断と見せたいのでしょうか?まあ、どちらでも良いです。
「ルルシーナ・メラ・ルクナティナと申します。ルクナティナ公爵家長女にございます。
謝るのであればきちんと教育なさったらどうなのですか?ベルダーナ公爵様。それでは、わたくしは失礼しますわ。」
関わるのは面倒なので言うだけ言ってさっさと立ち去りました。それに、猫かぶりも疲れますし。




