レイお兄様の学園生活開始です。―2
パーティーの時間になりました。レイお兄様のエスコートで会場に入ります。シアはフィル伯父様のエスコートでジルさんはレティシア・フォン・フィビナティアという、私と同じ時期ナイトの方をエスコートなさっています。婚約者らしいです。
「今日は余の娘、アレクシアの誕生日だ。そして、若き者の学園への旅立ちの日でもある。それでは、アレクシアの誕生日と若き者の旅立ちに乾杯!」
「乾杯!」
こういったパーティーは身内だけのものでも初めてです。なんだか緊張します。
「お初にお目にかかります。フィビナティア公爵家が長女レティシアと申します。どうぞよろしくお願い致します。」
彼女がナイト候補のお一人です。仲良くなれたらいいんですけど。
「こちらこそよろしくお願いします。ルルシーナ・メラ・ルクナティアと申します。ルクナティア公爵家長女にございます。」
「貴女も時期ナイトの方よね。」
「えぇ、そうですよ。レティシア様もですよね。」
「レティでいいわよ。」
「では、私のこともルルとお呼びください、レティ。」
「えぇ。よろしくね、ルル。」
レティとは仲良くなることができそうです。
「ルシー、仲良くなられたんですの?不安がられておりましたわよね。」
「シア⁈余計なことは仰らなくていいんですよ。」
「あら、ルルにも子供らしい一面があったのね。
お初にお目にかかります。フィビナティア公爵家が長女レティシアと申します。どうぞよろしくお願い致します。」
「こちらこそよろしくお願いします。アレクシア・メラ・アルナティアと申します。
レティシア、特別にアレナと呼んでもよろしくてよ。」
最近気が付いたのですが照れている時、シアは上からものを言うんですよね。可愛いです。
「では、アレナと呼ばせていただくわ。私の事はレティと呼んでください。」
「えぇ。よろしくお願いします、レティ。将来は楽しみにしておりますわ。」
シアとレティとお話をたくさんしている時にふと、気が付きました。
「あのシア、レティ。男の子とあいさつしていませんけどだいじょうぶでしょうか?」
「そういえば、そうだったわね。挨拶しに行きましょうか。」
そうして、忘れていた男の子との挨拶に行くことになりました。




