登城します。―3
エリザベス、レオンハルト視点。
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まだ、ルルに内緒にしていた三人目の子供。クリスにしてやられてしまいましたわ。でも、アレナちゃんとお揃いのお姉様だからなのでしょうか?立派なお姉様になると帰りの馬車の中で宣言なさいましたわ。とっても嬉しいことですわね。レイとチーズケーキを作れるようになると話されていましたけどこれは料理長に伝えておきましょうか。
家に帰ったらもっと勉強をしたいです。って言われていまいましたわねぇ。もう少し大きくなったら自由な時間を作りたいからです。とも仰っていましたし…
レイからは魔法ももう使えるらしいと聞いておりますしルルも魔法に興味があるみたいですわ。ルルの周りには精霊がいるかもしれないとも言われています。魔法を習うには早いかもしれませんが、魔法も少し学ばしてみましょうか。勉強は全てアレナちゃんも一緒にいたしましょう。その方がお二人とも早く習得できるでしょうからね。フィル達に伝えましょうか。
ルル、あなたは私の私とレオンの大事な大切な子供です。大人になるのが早い子だけれどもまだ私達の子供でいてくださいね。
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今日は僕の愛しい妻と娘が王宮にお茶会に行った。王宮はいろんな所で見られている。というよりかは、人の目がないところなんて無いと思う。そして、元々住んでいた場所だからこそその怖さがわかる。
せめて、エリーにくっついてお茶会に行くまでは王宮に行ってほしくなかったけどルルは好奇心旺盛だから、王宮にも興味があり行ってみたくなったみたいだ。レイも怖さを分かっているからせめてもの抗いとしてルルのエスコートを申し出て通ったからよかったけど。レイがいたら大丈夫だろう。それに開催する場所もクリスの庭みたいだし。―あそこに近寄るのは庭師とクリス、その侍女くらいだ。
フィル、陛下に早めに上がって良いと言われてレイと一緒に庭に行く。僕が身内や友人以外に笑わないことは有名だけどレイは僕たちにまで笑わないと思われていたようだ。だからルルにニコニコと笑っているレイを見て皆が驚いている。
ルルは僕たちが知らない人に話しかけられたら急に警戒する。子猫みたいで可愛い。そんなところはきっと僕に似たのだろう。ルルも将来氷が使えるようになるだろうし氷華姫なんて呼ばれるかもしれないな。無表情とまではいかないし、むしろいつも以上に完璧な笑みを浮かべているけど、多分、対応は冷たくなるだろうし。今回は僕たちがそんな事をさせなかったけどね。だけど、そんなルルもありだ。うん、絶対に良い。見て見たいな。
でも、僕にまでされたら落ち込むかも……
エリーというのはエリザベスの愛称です。
エリザベス達もルル達みたく幼馴染です。




