二歳になりました!―5
アレクシア、レイモンド視点。
*⑅︎୨୧┈︎┈︎アレクシア視点┈︎┈︎୨୧⑅︎*
わたくしのいとこ、ルルシーナがたんじょうびということでおいわいにいってさしあげましたの。
はじめてあった、ルルシーナはとってもかわいくてきれいでしたのよ。ですから、わたくしはルルシーナとなかよくなりたいとおもいましたの。はじめに、ルルっておとうさまがよんでいらっしゃるからわたくしもルルってよびたくなりましたの。そしたら、よんでもいいといってもらえましたわ。ルルはルルでわたくしのことをシアってよびたいんですって。もちろんいいといってさしあげましたわ。わたくしのことをおとうさまたちはアレナとよぶんですの。シアってわたくしのことをよぶのはルルだけですわ。わたくしもルルをわたくしだけよぶなまえでよびたいですわ。ですので、こんどおしろにいらしたときにはこうききますの。
「ルル、わたくしだけのよびなをしんゆうのあかしとして、ルシーとよんでもよろしいかしら?」
って。とってもたのしみですわ。
*⑅︎୨୧┈︎┈︎レイモンド視点┈︎┈︎୨୧⑅︎*
今日は僕の愛しのルルの誕生日。僕はルルが生まれた日の事をよく覚えている。母上と話しているときに急に母上が苦しみだしたんだ。でもね、赤ちゃんと初めて会うときはこうなるみたいで陣痛って言うらしい。その時8歳の僕はそんなこと知らなくて母上が死んじゃうんじゃないかって慌ててしまった。それから1時間ほどしたら、ルルが生まれてきたんだ。初めてルルをこの腕に抱いたときルルはキャッキャッて喜んでいるみたいに笑ったんだ。この腕の中にある小さな命、絶対に僕が守るって決めた。それからは剣も魔法の腕も磨いた。少しやったらまあまあは出来ていたからこれまでは真剣にしていなかったけど先生の話をよく聞くようにして勉強も頑張って学園で習う範囲はすべて学習した。ルルを守るためには当主の座なんていらないから母上にお願いして次子供が生まれてきたらその子に譲るようにした。
ルルは今も成長している。絵本もたくさん読んで文字を覚えているし、魔法だって使えるみたいだ。なんと、周りに精霊がいるみたい。好奇心旺盛で今度王宮に行きたいとも思っているみたい。王宮はどこにでもいろんな人の目がある。そんな所にルルを行かせるのは反対だったけど叔母上がお茶会を提案した。それならまだ妥協できるから今度、ルルを王宮に連れていく。
だからお願いだ、ルル。無事に帰っておいで。




