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あの後、ちょろ竜…ではなくスナップは学園長の所に説明と謝罪に行った。
フリージアにも召集がかかったので同席だけした。
一応、フリージアとスナップにその気はなくても獣魔登録をしているので主の責任があるらしい
今回は、王都が大騒ぎにはなっただけで実害は出ていないと
元々スナップが襲われた経緯があるので
スナップやフリージアを責めるには値しないと国王様が判断してくれたらしい
裏でケンティフォリア殿下が動いてくれたことは間違いないだろうと
学園長から教えてもらった
今度美味しい物でも作って振舞うかと思案するフリージアだった。
ケンティフォリア殿下は3男このまま行けば第一王子が普通に国王になるだろう
ケンティフォリア殿下は公爵と領地を承って領地経営に携わるのだろう。
殿下ではあるが、第一王子ほど婚約関係も煩くないそうだ
最近ポピーといい関係を築いているらしい
全く興味のないフリージアはポピーが幸せならいいなぁと呑気に考えていた。
「あるじぃ、ポピーって子知ってる子?」とスナップが聞いてくる
「親友、とっても仲良しな子だよ」とフリージアが答える
「そっかぁ。幸せになるといいねぇ」スナップとフリージアが呑気な会話をする
「では、事情は今の内容で国に報告書を出すね。」
「お手数かけます。」とフリージアが一応頭を下げる
「よろしくね」とスナップが人族のことだろとニコニコ答える
「スナップ君、おやつ用意するからまたおいで」学園長が穏やかに答える
この人本当にドラゴンが好きなんだね。と思うフリージアだった
___________
その頃、生徒会室では
「お疲れ様です。殿下」と傍に立つポピー
「ああ、ポピー嬢。無事に終わって何よりだよ。」とポピーの髪にそっと触れる殿下
「国が滅びるところでしたから、フリージアが間に合って本当に良かったぁ
にしても、ドラゴンが一緒なんてびっくりしました。」ちょっと頬を赤らめながら早口で答えるポピー
「まったくだね、今度見せて貰おうか」と肩にそっと手を置く殿下
「ええ、楽しみです。」とポピーは顔が真っ赤だ。
穏やかな空気が流れている
見せつけられる周りは、砂を吐きそうな雰囲気だ
甘ーいと叫びたい衝動に駆られるのは何故だろう
「俺たちもドラゴン見に行こうぜ」とカルセ
「ただ、普段は学園長室に入り浸っているって噂だ。」とルリト
「ルイ、情報早いね」とオラリア
「情報を制する者がね…」とほほ笑むルイ
「何が言いたいんだ?」とベラード
他の役員もふふふっと穏やかにほほ笑んでいた
ポピーと殿下のやり取りは既にいつもの事、微笑ましいのだ。
他の子息たちには目もくれず殿下と向き合うポピーは好感が持てた
他の子息はフリーなのだから他の生徒もそこまで気にはしていなかった
「さ、皆さん。仕事仕事。フリージアには私から話して置きますから。」とポピーはそう言うと生徒会の仕事を進めた
こうして、皆で生徒会の仕事を終えて
ポピーは寮の部屋へ戻るついでにフリージアを訪ねる
コンコンコンとノックをする
「どうぞ、あらポピー様」とマリーが出る
「マリーさんこんばんは、私に様はやめてください。」とポピーは答える
「いえいえ、さ、どうぞポピー様なら大歓迎です。お嬢様、ポピー様ですよ~」とマリーが中へ招く
「はーい」と奥から声がする
部屋に入るとフリージアは料理中
テーブルの上に白っぽい小さなポチャッとしたトカゲ?のような生き物が居た
ポピーはドラゴンを見たことが無いのだ絵本の中でしか、トカゲとしか表現できなかったのも無理はないのだ
フ「ポピー、いらっしゃい。その子がドラゴン。スナップっていうの仲良くしてあげて」
ス「俺が仲良くしてやるんだー!」
フ「人族の言葉だもの、スナップが仲良くしてくれるのは当然よ。いちいち噛みつかないの。」と作っていたフライドポテトをスナップの口に1つ入れる
ス「ん!んまい!フリージアぁもっとちょうだい!」
やっと名前で呼ぶようになったスナップに笑顔をむけて
「全部できたら並べるからもう少しまってね~。ポピーも一緒に食べてく?」と取り合わないフリージア
「ケチ~」とグズグズいじけるスナップ
ポ「私は、いい。部屋に用意お願いしちゃったから。ありがとう、誘ってくれて。今度みんながドラゴン見せて欲しいって伝えに来たの」
フ「いいわよ。殿下にはお世話になったし、いつか予定は決まってる?」
ポ「フリージアから了承を得てからにしようって話になったから。まだなの。」
フ「あんまり先の予定だと、急な討伐とか入るとドタキャンするかもしれないから。7日以内の予定でお願いしたいわ。」
ポ「ドタキャン?」
フ「ごめん、ごめん、急なキャンセル。土壇場でキャンセルの略語。私の勝手な言葉だった。わからないよね。ふふっ」
ポ「ふふっ、フリージアったら相変わらずなんだから。なら、明日がいいと思うわ。フリージアならすぐ返事をくれるだろうって皆言っていたの。」
フ「ええ、明日なら大丈夫。研究室でいい?」
ポ「場所はどこでも大丈夫。皆を連れて研究室に放課後行くね」
フ「了解」
「待ってるね~」とスナップも答える
ポピーが帰ってからスナップが言う
ス「あの、人の子俺が喋っても驚かなかったね」
フ「ポピーはドラゴンを見たことがないもの、私は先入観。彼女は知らないからスナップが普通だと思ったのよ。」
ス「そっか、人によっても違うのだな」
フ「そうよ~。きっと明日来る連中も色が思ってたのと違うだの、大きさが違うだの。自分の中の先入観と現実との違いに驚くはずよ♪
おやつは何がいい?きっとストレスたまるから甘い物がいいかな~。苺のケーキにする?」
ス「ケーキってこの前のフワフワか?」
フ「そうね、フワフワだけどまたちょっと違うのよ~」
そう、先日学園長室に謝罪に行った時バタケーキを手土産に持って行き一緒に食べたのだ
スナップも学園長も大層気に入ってくれた
甘いのもしょっぱいのもスナップは好きなようだった
こうして、マリーと3人?で夕食にしたのだった
いつの間にか24000PVを超えていました!ありがとうございます。
まだ、不定期更新ですがよろしくお願いします。
今日どこまで書き溜めれるかな…




