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こうして、1月ちょっとの夏休みは終わり

フリージアはポピーと一緒に学園へ戻るのだった。

フリージアの家からも、ポピーとの2人部屋希望を出したのだった。


元々大きめの寮を備えた学園はもちろんそれを受け入れた。


パニカムは断れば娘は学園を辞めるだろうという一言も忘れなかったのだ


1回の転移門の移動で学園へ到着できるので話に花咲くこの子達には短い旅路になったのだった


学園に到着後、寮への道を歩いていると


「お待ちなさい!」


その場に歩いている人皆が振り返った


リリー嬢だった

ビリジアン領の領主の娘だったはずだ。

プリシラ商会のお客様でもあったはず


「フリージアさん!お話がありますわ!」


「リリー様、申し訳ありません。

今戻ってきたばかりですので、部屋に荷物を置いてからではいけませんか?」


ちょっと喧嘩をふっかけている感じのリリーの話を荷物を持ちながら聞く気にはなれなかったのだ。


「この私の話を後回しにするおつもりですの?」


「んー、じゃあ。いいや。手短に、どーぞ」

軽く面倒になったフリージア。

部屋は2人部屋。楽しい時間に、水を差されるのも嫌だなと思った結果だった


「な!なんて口の聞き方ですの?失礼ではありませんこと?!」


「用ってさ、口の聞き方のことですか?」


「違うに決まっているでしょ!!もーなんなんですのー!!」


「寮への帰路の途中で呼び止めて、後じゃダメか聞いたらダメだって言うから聞いてるんだから早く用件を言ってって言ってるんですよ。何か変な事言ってますか?平民が何をとか言うクレームはお断りですよ。ここ、学園の敷地なんで。

用がないならもう行きますね」


「お待ちなさい!」


面倒くさそうに振り返るフリージア


「あ、あなた なぜ引っ越しましたの?」


「は?」


「お嬢様!」


「だって〜!」

マリーに怒られ仕方なく普通に話す事にしたフリージア


「引っ越しの件が何か?」


「どーして引っ越したか聞いていますの!」


「お父様が決められたので知りません。うちは商会なので、たまに引っ越しますよ。仕事の都合です。」


「私が原因ではないんですの?」


「なんでリリーさんが原因なんですか?」

どんだけ自意識過剰だよという言葉は飲み込んだフリージアだった。


「わ、わたくしが…その…入寮の日に」


「引っ越しは娘の私が決めることではありません。これ以上答えられることが無いのですが」


「そ、そうですか。お時間いただきまして、ありがとうございました。ごきげんよう」


「あ、そうですか。はい、ごきげんよう。」  


こうして、また歩き出したフリージア達だった。


「なんだったんだろ?」


「早く寮へ参りましょう」


「そーね。楽しみだわ2人部屋」


「フリージア、大丈夫?」


「ポピーったら心配してるわね。なんともないわよ。さ、行こ行こ!」


「うん!」

こうして、気を取り直して寮の部屋の引っ越しまで済ませるフリージア達だった。


夜はもちろん、フリージアによる魔力量増加のメニューをこなすポピーだった。




フリージア達が引っ越し作業中、その頃

ケンティフォリアだけが部屋でそわそわしているのだった


第3王子付の使用人が

「殿下、今日は誘いには来ないと思いますよ。帰って来たばかりですし、あのお2人寮の部屋引っ越しされますし。今日は忙しいと思いますよ。

明日からは通常授業ですから、来て下さると思いますが。」


「そうか…。そうだね。ありがとう。」

とっても残念そうなケンティフォリアだった。


今日はちょっと短めでした。

読んでいただきありがとうございました。

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