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その後、王子とは1度ポピーを交えてフリージアの屋敷でお茶をした。
ポピーとは王子との会を除いて5回ほど遊んだ。
その最後の日。
「もうすぐ、夏休み終わっちゃうね。」
「そうだね。ポピーは魔獣討伐の授業は参加するの?」
「それが、私魔力が少ないからどうしようかと思って。剣とかはもっとダメだし。
動くのは得意だけど魔獣は怖いでしょ。物理は無理かなって。
フリージアは参加だよね?」
「特待で入っちゃったからね。」
「フリージアが行くなら私も行きたいんだけど。」
「ポピー。無理はダメだよ。魔力量を上げる訓練もあるけど、それは将来のことも
一緒に考えるべきことだから。魔力があれば貴族に嫁ぐ可能性も出るの。
それも一緒に考えて、将来何になりたいか目先の希望で動くと後悔するから。」
そう言って。ポピーの手を取った。
「何になりたいか…。フリージアは何になりたいの?」
「うーん。キャリアウーマン。」
「キャリ?馬?なあにそれ?」
「バリバリ働く女の人のこと。うちはほらパパがあんなだから、結婚は難しいだろうし
商会の仕事楽しいから仕事に生きていこうかなって。
いざとなれば、国を出ることもできるでしょ。商会の人なら」
「他国と貿易ってこと?」
「可能性の一つにすぎないけどね♪」
「フリージアカッコいい!」
「ふふふっ。ありがとう。だから私は戦えた方がいいんだ。
魔獣だけじゃなく、盗賊とか海賊とも出会うかもしれないもの!強い方が生き残れるでしょ」
「なるほど。フリージア。私も一緒に旅できるかな」
「ポピーも行きたいの?」
「フリージアとなら、きっと楽しいと思うの。」
「ポピー。これは、学園のみんなには内緒にして欲しいことなんだけどさ。
約束してくれる?」
「うん。もちろん」
「ポピーの家族にもだよ。」
「約束するわ。」
「私のギフトのこと。」
「え?人には言わない方がいいんじゃ?」
「だから、内緒。できる。できないなら、言わないでおくわ」
少しの間、見つめ合う二人。
「わかった。絶対内緒にする。そして、私のも教えるわ。これで平等よね」
「私もポピーのギフトは内緒にする。秘密よ。」
「ええ。」
「私のギフトには、鑑定があるの。」
「ギフトって一つじゃないの?」
「私は特別らしくて一つじゃないわ。」
「すごい…。」
「それでね。鑑定を使えばポピーの魔力量を計ることができるの。
ポピーの頑張り次第で魔力は上がるわ。」
「え…ホント?!」
「ただ、魔力を枯渇寸前まで使うから怠いし、辛いわよ。」
「でも、増えるんでしょ?」
「ええ。」
「お願いできる?」
「パジャマパーティーの時を覚えてる?あれを繰り返すの。鑑定でみれば伸びしろがここまでって言うのもみれるからたびたび鑑定するのがおすすめ。
やり方は前に説明した魔力の枯渇よ。 寝る前がベスト。使い切れば意識を失うから。昏睡から眠りに変わるって感じなんだけど。」
「そうなんだ。あのライト楽しかったよね。」
「だから、夏休み開けに2人部屋にしない?そうすればできる日は訓練ができるわ。」
「いいわね!素晴らしいわ。ありがとうフリージア!
あ、そうだ。私のギフトはね。かいけいし?計算が得意ってなってたわ。」
「ポピー!凄いわ!これは商売の要よ!あなたがいれば帳簿はばっちりね!
魔力も磨きつつ、計算を極めて欲しいわ!」
「わかった!てきざいてきしょ!ね!」
「そうよ、私は発想力と戦闘力を鍛えるわ!」
「二人で頑張りましょう!」
「ええ!あ、でも国外への貿易はもしもの時だからね。
一応この国一番の商会になってみんなのために色んなものを売るのが私の夢だから」
「そーなの?」
「そうよ。だから、私達どちらかが国を追われるようなことがあったら
2人で国外へ行くの。そこで商売をするのよ!」
「なるほど!わかったわ!」
想像力豊かな女の子2人
どんどん妄想を膨らませるのだった。
フリージアだけが、本気で国外への商売と追放された時のことを考えているのだった。
ポピーはフリージアが言っていたもしもは有り得ないと考えた。しかし、妄想でも旅をするということがワクワクしたのだった。
7歳になる2人の会話としてはどうなんだろう…と影で聞いていたクロムウェルだけが
心配するのだった。
(お嬢様、どこかへ行ってしまわれるのですか?)
パニカムの指示であちこち飛び回っているクロムウェルが嘆くのであった。
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ありがとうございます!ありがとうございます!




