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20人ほどのフリージアのクラスはA
成績上位のクラスだった
第3王子のケンティフォリアも同じクラス
もちろんポピーも同じクラスだ
伊達に一緒に勉強に励んではいない。
基礎期の勉強は商家の子供は得意分野が多く
魔力のテストさえ、そこそこなら最下位のクラスに行くことはまずなかった
ほとんどの子がABに振り分けられた
元々王都の学園に入れる自体魔力が多少あるからと考える親がほとんどなのだ
今年Dクラス2つに分けるそうだ、片方は魔力が全く無いギフトの子ばかり集められていた
もう片方は基礎期の勉強についていけない子ばかりだった。
しかも、貴族の子ばかりになったという。
家庭教師はどうしたのだろうかと
先生達が頭を悩ませたのは言うまでもない事だった
こうして、色々なことを学びつつ
王子からの接触はなく
月日は経ち
最初の夏休みになろうとしていた
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「夏休みの宿題はありませんがそれぞれ勉強を怠らないように、それでは皆さん休み開けに元気に会えること楽しみにしていますね。
良い夏休みを!」
「先生さようなら」
帰りのホームルームを終えて寮へと戻る
フリージアとポピー
「夏休み中会えないの、寂しいね」
「手紙書くから」
「私も」
こんな会話をするほど仲良くなっていたのだった
ポピーは最初、親に言われてフリージアに取り要らなければと近づいた
しかし、話せば話すほどフリージアの真っ直ぐな性格と相手への思い遣りに惹かれ友達として大好きになったのだった
「では、準備ができたら門まで一緒にいこうね」
「嬉しい!もちろん!」
部屋ではマリーがニヤニヤと準備を済ませて立っていた
「マリー、もう出られるの?」
「ええ、お嬢様。きっと楽しい旅路になりますからね。」
「そうね、ポピーと離れるのは寂しいけれど
みんなに会えるのだものね」
「ふふふっ」
「? マリー、何か隠してる?」
「馬車までいけばわかりますから、それまでのお楽しみです」
「そう。」
そして、部屋を出て
ポピーと手を繋ぎ
別れを惜しみつつ馬車乗り場へ向かう
後ろからついて行く侍女二人だけが
ニコニコニヤニヤしていた。
馬車乗り場で
「ポピーの馬車はまだ来てないみたいね」
「本当だ、もう少しなのかしら?」
「さ、二人ともお乗りください。」
マリーが声をかけポピーの侍女が頷く
「どういうこと?」
「途中まで一緒に帰るということですよ」
「でもポピーの住んでいる所と家は方向が違うじゃないの」
「お嬢様、お忘れですか?お引越しの質問を」
「じゃあ、引っ越ししたのね!どこどこ?」
「着くまでのお楽しみです。」
「ポピー、ご一緒しましょう!」
「帰り道が一緒なんてなんて素晴らしい帰路なのかしら!」
「本当ね。寂しいお別れをしなくて済んだわ」
コツコツと扉のノックが聞こえた
「家の馬車に何か?」
とマリーが答える
王国兵士の制服を着た人とコソコソと話をしていた
「かしこまりました。これは、旦那様へ
こちらはお嬢様にお渡しします。
返答は屋敷に戻ってから旦那様の返答とともにお返事させていただきますので」
「ええ、それで構いません。お邪魔いたしました。それでは、帰路お気を付けて!」
「ありがとうございます。失礼いたします。」
馬車に乗り込むと御者に進むように伝えて
馬車は動き出す
「マリー、大丈夫?」
「ええ、お嬢様
王子様からの手紙です。今読まれます?」
「ええー? 私、どーでもいいからマリー、とりあえず読んで〜」
「お嬢様!」
「じゃ、ポピー 一緒に読もう!」
「ええ〜!フリージア宛でしょ?ダメよ〜」
「いいじゃない。なんか嫌な予感しかしないんだもん」
こうして、二人は眉間に皺をよせつつ手紙を読むのだった
内容は
夏休み中、別荘に行くから
お茶をご一緒しませんか?
だった
「これって有り得ない話じゃない?」
とマリーを見るフリージア
「そうでございますね。聞いたことがありません。非公式ということでは?相手は王族ですから。
学園内ならかろうじてお断り可能でしたが」
「うえ〜」
「お嬢様、なんて言葉遣いですか!最近は少しまともになって来たと喜んでいましたのに!」
「ご、ごめんなさい。
でも、すごーく嫌だったのよ」
「尚更ダメです!」
「やっぱり?」
くすくすくすっと笑うポピーとフリージア
「あーもうだめ、我慢できない。
あーもう、可笑しくって ふふふっ!
流石、フリージアね。王子様からのお誘いに…ふふふっ!」
「だって〜!ふふふっ!」
「全く!お嬢様ったら」
マリーとポピーの侍女もくすりと笑い合うのだった
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