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ポピーの住んでいるアイスランド商店は王都の隣にあるモーブ領にある
冬は雪が降り、夏は過ごしやすい程度に温かい別荘などが多い領地だった。
王都が近いこともあり、物流には問題もなく
プリシラ商会が引っ越してきても問題もなさそうな土地だった。
領主にそこまで力が無いのだ。
あんまり力が強い土地だと、税収が上がりますます領地に力が付き
領地同士のパワーバランスが崩れるので
領主の力が強い辺境伯領や王都、公爵家の息がかかった領地などにはパニカムは
引っ越しをしないのだ。
仲が良くなったポピーの実家の土地は第一候補に挙げられ、調べた結果問題なしと判断され
使用人により引っ越しが開始された。
その結果はマリーにだけ教えられ、夏休みに帰る時お友達と一緒に帰ってくるようにとだけ
指示がされたのだった。
テスト休みを料理したり、王都に出たりして楽しんだフリージアとポピー2人の絆は増々深まった。
そんな中、物語と一切関係ない処で何かが動き出していた。
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(やったわ!私がヒロインなのね!最高じゃない!絶対王子を攻略してみせるわ!)
なぞのヒロインが王立学園に下見をしに来たのだった。
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週末にかけてのテスト休暇このフローラル王国の第3王子であるケンティフォリア・ダマスク
連休は王都の城へ戻るのだった
「ケンティフォリア、学園はどうだ?」
「ブルー兄様、テストをしただけでまだ、本当のクラス分けもまだですし」
「それもそうだな、で例の平民はどうだ?」
「イングリット兄様、僕自身は特に接触してません。」
「「なんだって…?」」
「えっ…とっ…その…」
「あのギフトがどれだけ貴重な物か父上から直々に話たよな?」
「そうです。あの娘に唯一接触できるのは、同じ学園に同じ年に入学できるケンティフォリアお前だけなのだよ。
そのことがどれだけ、この王国の未来がかかっているのかまさか理解してなかったなんて言う訳はない・で・す・よ・ね?」
「ご、ごめんなさい…。で、でも!」
「何かはあったと」
「貴族と平民の毎年恒例のいざこざは、ぼくが出る幕なくあの娘が諫めました。
しかもノブレスオブリュージュを盾に生徒を納得させたのです。
とても王族でもなんでもない6歳の娘には見えませんでした。」
「それは、関わらない理由にはならないですよね?」
「彼女は平民クラスです。接触できる機会もあまりなくて…。しかも、ちょっと恐し…。」
「恐いのか?」
「恐いです。」
「ケンティフォリア、恐いのはなぜかわかりましたか?」
「え?」
「恐い原因です。」
「なぜでしょう…」
「すごく、嫌味な感じが…でもこれはその辺のお茶会でもよくあること
怒ってた…けどこれも周りの令嬢なら普通にある…ぐうの音もない…正しい」
「理解できたのかい?」
「はい、ブルー兄様。 彼女は彼女の正義を貫いているんです。ぼくは自分が負けている気がして…。」
「王族が劣等感なんてな…でも、上には上がいるんだぜ。ケンティフォリア」
「イングリット兄様」
「そうだよケンティフォリア。こうして成長するんだよ。
そして、理解したケンティフォリアは彼女と関わることができるよね?」
こうしてよしよしと頭を撫でられるケンティフォリア王子だった。
「見た目はどうなんだ?」
「イングリット兄様!…うーん。…見た目、見た目そこまで見目秀麗ってわけじゃないです。
でも、醜いわけではありません。普通ですかね。」
「体形は?」
「貴族の令嬢よりはふっくらしているかもしれません。」
「貴族の令嬢は枝みたいのばっかりだもんな」
「イングリット、口を慎みなさい」
「あー、悪かったよブルー兄上。」
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週明け
「同じクラスだといいな~」
「そうですわね」
フリージアとポピーは願いを込めつつクラスの名簿の張り紙を見る
魔法があるのだからもう少し派手に張り出しかと思ったのに
ここは原始的なのね。などとフリージアが呑気に名簿を確認中
「あっ、ありましたわ!」
「どこどこ?」
「同じクラスです!」
「やったー!」
二人で手握り合い喜んだ
小学部のクラス分けは完全なる実力順だった。
なので何か協力して実習などは違うクラス同士が組まされる
普段から協力すべきと思うかもしれないが普段の授業に差があるから
同じでは落ちこぼれが出てしまうのだ、レベルに合わせて基礎からがホワイティア学園の教育理念だった。
なので、テストの度成績をどんどん上げる者がいれば学期途中でもクラス編成はちょこちょこ行われるのだった。
皆様、呼んでくださりありがとうございます。
評価くださった方、ブクマ登録してくださったかた大変嬉しく思っております。
ありがとうございます!ありがとうございます!




