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テスト当日は緊張しましたわ。


空気が張り詰めていましたもの


そして、テストが終わるとその週は自由登校になりますの


なんでも、丸付けとクラスを決めるのに先生方が大変だかららしいですわ。


そして、なんとアザレアさんがテストからクラスへ戻ったそうですわ。


風の噂がそうおっしゃっていました。



____そんなこんなで、学習レベルごとの基本クラスを決めるテストが始まったのだった。




「そこまで!時間です。皆さんテストを回収しますからテスト用紙から手を離してくださいね。」


すると、フワリとみんなのテストが教壇へ魔法で回収された。


「すげー。」

どこからかぶつぶつと聞こえる感嘆の声


「さぁ、皆さん。テストは終了です。次の時間は実技のテストですわ。

着替えが必要な子は着替えを済ませて運動場へ集合ですわ。」


フリージアとポピーは実技テストの為元々動きやすい服装のためそのまま

男の子たちと移動開始


フリフリのお洋服の方々は着替えるのだった。



運動場に来た平民クラスはウンザリしていた。


この実技テスト

全員参加なのだ。


クラスごとにテストを済ませてくれればすぐ終わるのに


現在は貴族クラスの全員が揃うのをひたすら待っていた。


「待ち時間が長すぎですわ。」


「時は金なりですものね。」


「ああ、まったくだ」


フリージアとポピーとクラスの男の子が待ち時間を持て余して話し込む


平民クラスは商家の出が多い、時間には煩い家で育っているのだ

貴族のように、走らない優雅になんて常識は無いのだ


「先生、質問ですわ。」


「はい、フリージアさん」


「これから行われるテストは全員参加なのは知っているのですが

最後の方が終わるまで全員が見学ですか?

それと、貴族クラスと平民クラスどちらから先に行われるつもりかお聞きしてもいいですか?」


「テストは終わった人から解散です。

貴族クラスから行われるのが通例です。」


「なぜですか?」


「終わった方から解散ですか?それとも貴族クラスから行うことですか?」


「貴族クラスから行うことを疑問に思っております。」


「決まりという訳ではありませんが、毎年その」


「今すぐ、平民クラスから始めるべきだと提案いたします。」


「それはなぜか聞かせていただいても?」


「平民クラスは全員揃っております。貴族クラスの方は数名。いつまで待たせるおつもりですか?


しかも、その後決まりも無いのに通例だからと準備の遅かったクラスから行い、しかも終わったら戻っていいなど


どこまで平民を馬鹿にすれば気がすむのでしょうか?


先ほども話していましたが、時は金なり。時間は有限なのです。それを学園では皆平等だと謳っていながら


可笑しくって、笑ってしまいますわ。矛盾していることにお気づきですか?」


フリージアはイライラしていたので嫌味タップリに先生に食って掛かった。


「少しお待ちください。」


先生達が協議している横で

「だから、充分待ちましたわ。」

ぼそりとフリージアは1人愚痴るのだった。


「それでは、平民クラスからテストを開始します!」


貴族クラス生徒は多少ざわついたが、テストが開始された。


実技テストと言っても今現在、自分の誇れる専門分野への行動をするという簡単なものだった。

薬草や錬金を学びたい者はその知っている知識とそこへ向けての決意表明をすればいいのだ。

教師がそれを見て、簡単な入り口部分のこれはできるかとかこれは知っているかなど簡単な質問をすることもあった。


フリージアの番が来た。


「37番フリージアでございます。

私はまだ、目標の専門分野などは決めておりませんので魔法を披露したいと思います。」


そう言って、簡単な生活魔法

程よいお湯を出したり、ライトで回りを照らしたり、バリアを張ったりした。


お湯を出した時なんかは、貴族生徒が

「あんなちょろちょろ、水出して何ができるんだ?モンスターにはなんの意味もないぜ!」

と馬鹿にしていた。


その瞬間

「ふふふっ」

と嫌味な笑顔のフリージアはその生徒へ魔法を発動


声を封じた。封じたと言っても音を遮断しただけ、周りの人に彼の声が届かい

一生懸命叫ぶ生徒を見てくすっっと笑うフリージアだった。


「フリージアさん、あれは。」


「下品な外野がうるさかったので静かにしました。以上でございます。

ありがとうございました。」


「いえ、そうではなく。どういったことを、まさか声を封印とか」


「先生はご存知ないのですね?声を音を遮断しただけですわ。軽くかけただけですから時期に解けますわ。


あと、王立の学園を謳うなら人の発表中に野次を飛ばすなど下品な事はなさらないように教育すべきだと思いますわ。


品位を問われます!」


と言ってギラリと貴族生徒を睨みつけたフリージアだった


そして、ポピーの発表を見て一緒に部屋へ帰っていくのだった


部屋へ戻る時、マリーが走って来た。


「どうしたの?マリー何かあった?」


「お、お嬢様ひとつお聞きしたことが、はぁはぁ」


「マリー落ち着いて、テストは終わったし部屋に戻るだけよ。はいお水」


「あ、ありがとうございます。お嬢様にこんなことをさせてしまって申し訳ございません。」


「気にしないで、私はマリーが大事だわ。そんなことより聞きたいことってなあに?」


「ええ、お嬢様は自宅のお屋敷はお好きですか?」


「もちろん」


「なら、お引越しは嫌ですよね?」


「?中の皆が居てくれて、使用人皆いるなら別に場所はこだわらないわよ。

木や庭園がある方がいいかな?くらいは思うけど」


「左様でございますか?実は、旦那様から連絡がありまして


ビリジアン領から引っ越す予定だがフリージアが嫌がるならやめるから聞いてくれと言われまして。」


「なら、いいわよ別に。皆いるのよね?」


「使用人に変更はないそうですよ。」


「ならいいわ。」


「かしこまりました。」


これを、たまたま近くで聞いていたビリジアン領の領主の娘リリーは真っ青だった。


領主である父親から、フリージアとは仲良くしろとプリシラ商会の納める税は領の一番の収益だからと


どうにか長く住んでもらえるようにするのだ!と指令を受けていたのに


入学式に先制攻撃を繰り出し、その後接触もしていない今の状態は絶対にお仕置きお間違いなしだった。


実際のところはフリージアは全く気にしていないが、怒ったクロムウェルがパニカムに報告引っ越しとなったのだが


フリージアは、商会の為引っ越した方が利便性があがるのだろうくらいにしか思っていなかったのだから。


「ポピーの家の近くの領地なら嬉しいですわね」


「まぁ、そうだったら嬉しいです!」


ニコニコと穏やかな空気を出しながら歩いて行く平民2人だった



皆様、呼んでくださりありがとうございます。

評価くださった方、ブクマ登録してくださったかた大変嬉しく思っております。

ありがとうございます!ありがとうございます!

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