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シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~  作者: ユウタ
序章【奴隷解放の章】
10/95

とある青年ととある商会総括本部―その①

※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。

「む?その話は(まこと)か?」


執務を取っていたとある一人の男は騎士の報告を受けた。


「えぇ、部下からの報告ですと[フルメタル]を持っていたと・・・」

「うむ・・・、となれはデラ殿が認めた方か・・・」


騎士から話を聞いたその男は椅子の背凭れに寄りかかり


「確か、デラ殿からは『自分が認めた相手でなければこのカードは渡せない』と言っていたな・・・」


男がそう言うと騎士が


「もしかしたらあのお方かもしれません。アビス様」

「うむ・・・精霊魔導皇様しか居ないよなぁ・・・やっぱり・・・」


その男はエルデスタズ=アビス、アビス王国の若き国王陛下である。

アビスは騎士達に向き直し


「精霊魔導皇様は人間以外の種族達を迫害する事に憤慨して大陸ごと消滅する力さえ持っている。・・・きっと私の所にも直接来るかもしれん・・・今すぐに各国の代表に連絡を繋げろ!緊急会議を行う!!」

「はっ!」


一方その頃俺は


「奴隷商ですか?それならあそこの大きい建物が商会の本部なのでそこの近くに行けば―――」

「いや、本来なら本部への場所を知りたかったから奴隷商に行きたかったが場所が分かったから大丈夫、有り難う」

「そうですか!まいど~」


奴隷商の館を探していたが偶然本部のある建物を教えて貰ったので早速行ってみることにした。

徒歩でそんなに時間掛からずに着いた。


「すまん、ここが商会の総括本部で間違いないか?」


近くに居た警備兵たちにそう聞くと


「えぇ、そうですが・・・何か御用が?」


俺は首にぶら下げている[フルメタルカード]を入れたカード入れをその警備兵に見せて


「デラに会いたい。彼女は手が空いているか?」

「?!い、現在職務中ですが今お取次ぎいたします!その場でお待ちください!」


警備兵は慌て建物の中に入って行った。

俺とアイシャは暇になってしまった為、異空間の所持している物を確認する事にした。


「(以前向こうが訪問してきた際に買取査定して貰って所持金は得たけど・・・念の為に全部入れておいてよかった・・・)」

「あっ、警備兵が戻ってきましたよ」


建物から出て来た警備兵が急ぎ足で戻って来た。


「も、申し訳ありません。デラ様は今急ぎの仕事が在る為、御迎えできないので私がご案内いたします」

今回の話はここまで。

当作品以外にも

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」

の2作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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