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第702話~地下墳墓への旅 その3 地下墳墓へ行く前に…… 家族での楽しい一時~

 途中魔物と戦ったりなどのトラブルもあったが、俺たちは順調に『大王の台地』へと近づいて行った。


 それで、翌日には『大王の台地』へと入るという所まで行き、その前日はヴァルトという町で宿泊することになった。

 明日には『大王の台地』へ足を踏み入れるわけだから、しばらくはまともにベッドで寝られなくなると思うので、今日はゆっくり休んで行こうと思う。


★★★


「露天風呂?ここの宿にはそんなのがあるのか?」

「はい。ここの宿には露天風呂付きの部屋があるそうですよ」


 宿屋に入り、宿泊の申し込みをしようとしたところ、ヴィクトリアがそんなことを言って来た。

 どうやら宿屋の入口のポスターに露天風呂付きの部屋のことが書いてあったらしい。


「お値段は少し高いみたいですが、露天風呂に入れば疲れも取れると思います。どうしますか?」

「そうだな。よし!入って行くとするか!」


 ということで、俺たちは露天風呂付きの部屋に宿泊することにしたのだった。


★★★


「うわー、おいしそうですね」


 部屋に運ばれてきた夕食を見て、ヴィクトリアが目を輝かせている。

 夕食には新鮮な鳥の鍋や焼き魚、野菜の煮物などのこの土地の特産品で作られたとても美味そうな料理が並べられている。

 実際、ヴィクトリアの言うように。


「旦那様。この鳥の肉、脂がのっていておいしいです」

「今日の料理はお酒によく合うよね」

「魚の塩加減が良くて、ちょうどよい味付けですね」

「銀姉ちゃん。デザートのブドウのゼリー。おいしいね」

「そうだね。おいしいね」


 と皆におおむね好評だった。

 こんな感じで俺たちは食事を楽しんだのであった。


★★★


「よし、そろそろ風呂に入るか」

「はい」


 食事の後はそうやって嫁たちと露天風呂に入った。

 ちなみに子供たちはというと。


「ホルスターに銀ちゃん。今日は昼間パトリックの操縦をたくさんしたから体が汚れたでしょ。ご飯の前にお風呂に入りなさい」

「「は~い」」

「銀ちゃん。ホルスターの体をしっかりと洗ってあげてね」

「はい!この銀に任せてください」

「二人が入るのなら、拙者も行きます」


 と、エリカがご飯の前に、ホルスター、銀、ネズ吉の三人を先に風呂に入らせているので、これからは俺と嫁たちの大人の時間という訳である。

 そんな訳でお風呂に入った俺たちなのであるが、最初にしたことはというと。


「これが噂の栗入りアイスですか。とってもおいしいです!」

「本当だね。栗の味が濃くて非常においしいね」

「この地酒もおいしいですね」

「そうですね。お酒をアイスにかけて一緒に食べると絶品ですね」


 湯船につかりながら、前にヴィクトリアが言っていた栗入りアイスを食べながらお酒を飲むことだった。

 ルームサービスでお酒とアイスを注文して、それを露天風呂に持ち込んで飲み食いしているのだ。


 ちょっと行儀が悪い気がしたが、従業員さんに確認したところ。


「そういうお客様は多いんですよ。ご自由にどうぞ」


 と、了承してもらえたので、こうやって飲み食いしているのだった。


 それにしても、この栗入りアイス、お酒に非常によく合うのだ。

 特にさっきエリカが言っていたようにアイスに少しお酒をかけて食べるのが非常においしく、他の全員がエリカの真似をしてお酒をかけると。


「「「これは最高です!」」」


 と、満足げな表情を見せるのだった。


 そんな嫁たちを見ると、思い切って露天風呂付きの部屋にして良かったと思うのだった。


★★★


 さて、お酒とアイスを食べて気分が盛り上がったところでいよいよ本番である。


「旦那様~」

「ホルストさ~ん」

「ホルスト君」

「ホルストさん」


 と、嫁たちが順番に俺に甘い声で囁いてくる。

 最初に行動を起こしたのはエリカだ。


「旦那様、頭を洗ってあげます」


 そう言いながら俺の頭を洗いに来た。

 シャンプーをして、丁寧にもみほぐすように汚れを落として、お湯で泡を流す。

 とても気持ちが良かった。


 その次はヴィクトリア、リネット、ネイアの三人で俺の体を洗った。


「ワタクシは背中を流しますね」

「それじゃあ、アタシは腕と前を洗うね」

「では、私は足を洗います」


 といった感じで、三人で一斉に俺の体を洗って来た。

 女の子に全身をくまなく洗われるのはくすぐったいけどとても気持ちが良く、俺は大満足だった。


 体を洗った後は全員でも一度湯船につかった。

 今度は先程と違って嫁たちが順番に俺にくっついてくる。


「旦那様、大好きです」

「ホルストさん、愛しています」

「ホルスト君、もっとくっついてもいいかな」

「ほら、ホルストさん。もっと私のことを触ってください」


 という風に甘えてきた。

 そんな嫁たちを俺は一人一人丁寧に撫でてやる。

 すると。


「最高です!」


 嫁たちもそうやって非常に満足してくれたのだった。


 こうしてゆっくりと湯船で心身の疲れを癒した俺は、さて地下墳墓攻略頑張るか、とやる気が沸いて来て、嫁たちともどもリフレッシュできたのだった。

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