ショッピング前編♫
颯斗は大分から戻った翌日、息抜きにショッ
ピングに行こうと考えていた。
久しぶりに洋服でも買おうとしていた。
ついでに、映画でも見るというようなプラン
を颯斗は立てていた。
しかし一つ問題があった。
「それは映画は一人で見ると寂しい!」
ということだ。そこまで深刻な問題ではない
かもしれないが、映画にボッチはないと考え
ていた颯斗にとっては深刻なことだった。
そこで颯斗は考えた。
そして思いついた。
そうだあいつらを誘おう!
そして颯斗は連絡をした。
LINEで「明日ショッピングして映画でも見な
いか?」と聞くと、すぐに既読もついた。
返事もきた。
明日行けるとあったのは五人だった。
浩二と由美は勿論含まれていた。
後の3人は中学から仲の良い友達だった。
なんの映画を見るかはLINEで五人と相談した。
そして見ようという話になったのは、丁度公
開されたばかりの、アニメ映画だった。
公開された当初こそ誰も知らなかったが瞬く
間に爆発的な大ヒットとなった。
そんな映画だった。
どうせならと言って六本木とか渋谷に行こう
という話になった。
でもそれ以外にも埼玉や千葉も捨てがたかっ
た。
6人いて綺麗に意見が分かれた。
3人は東京残りの3人は千葉県にある大型ショ
ッピングモール。
そこまでいくのにかかる時間とお金は同じく
らいだった。
電車の本数とかも考えたが最終的には、ゲー
センのある大型ショッピングモールに行くこ
とになった。
結構普通に決まったのでびっくりした。
集合時間を決めてLINEでの会話を打ち切った。
集合時間は翌日の朝8時で場所は最寄りの駅
だった。
みんな家が近いのですぐに集まってきた。
しかも時間より20分位早く。
6人とも時間より早か集まったので一本早い
電車で行くことにした。
30分位でそのショッピングモールにはついた
。
映画の座席はもう予約を入れていた。
そこでポップコーンや飲み物を買ってもうス
クリーンに入ることにした。
スクリーンに入るとまだ少し早いからなのか
、客はあまりいなかった。
しかし5分くらい経つとゾロゾロと人が入り
始めた。
そしてあっという間に満員になった。
流石世界的大ヒットを、出した映画だと6人
で話していた。
上映が終わった。
結構長い映画で、もう十一時半になっていた
ので颯斗たちは昼飯にしようという話になっ
た。
場所は適当に探すことになった。




