感謝×感謝=愛と友情
沢山家族からお祝いをしてもらっていた。
颯斗はそれを満喫すると部屋に戻った。
ちょうどその頃、浩二は何をしていたかとい
うと、浩二も家族からお祝いということで、
ご馳走を食べていた。
浩二もご馳走を食べながら颯斗そして由美が
何をしているのかを考えていた。
颯斗はその時には由美のことは考えていなか
った。
もし浩二がそれを知ったら颯斗に一発かまし
に行くだろう。
でも今は時間がない。
いつ告白するか、そんなことは颯斗は決める
ことはできなかった。
それに颯斗は今日は疲れていた。
夏休みの途中で本当に良かったと颯斗は思っ
ていた。
そうでないと疲れも抜けないし、心に余裕が
なくなるかもしれなかったから。
颯斗は考える前に今日はもう寝ようと思った
。
10時半だった。
浩二はその時間、自分の大好きなアニメやバ
ラエティの録画を見ていた。
毎週欠かさず見ている番組だった。
浩二なこれを見終えたら1時間勉強して寝よ
うと思っていた。
一方由美は何事もなく、いつものように勉強
をしていた。
もう必死で。
由美は「颯斗と浩二二人ともすごい。
なんであんなに速く走れるんだろう?」とい
う疑問を全国の結果を聞いてから考えていた。
そして考え抜いて至った結論は「きっと二人
とも誰にも負けないくらい努力をした。練習
をした。
日本一努力をした、だから日本一になった。
これが理由だな」と思っていた。
そしてそこから「あの二人に努力ができて私
にできないはずがない。
私だってあの二人に勉強も置いていかれるわ
けにはいかない。」と励みにしていた。
そしてそれはここ最近成績が振るわなくて悩
んでいた由美にとってた「目から鱗の出るの
とだった。
「何でこんな当たり前のことを見逃していた
のか!?」と。
そしてそれは感謝を生み出した。
無論颯斗と浩二も由美に精神的な支えになっ
たことに感謝をしていた。




