第24話 一世一代的な勇気
若菜「あ゛、、、」
吾妻「 この前、、遊園地のガイドブック買ってたよね。役に立った?。、、 遊園地、楽しめた、?」
若菜 ( はっ!私が遊園地のガイドブックを買ったこと覚えててくれてる!! そんでもって、私はお客なのに、吾妻君、タメ口で私に話しかけてる。
タメ口で私なんかに、私なんかに、話しかけてくれて、グッと距離が縮まった感じ ........嬉しい。(嬉涙) なんか、少し緊張解けたかも.. )
若菜「 あ゛....... はい。 .......遊園地行きたいなぁって、お、お、思ってるんですけど、なかなか行けなくて.....」
吾妻「そっか、 いつか行けるといいね。」
若菜「 はい。 ...........
.
..............あ、あ、あ、あのぉ、、、あのぉ、、、、、(汗)
わ、わ、わたし、、、、、、
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、
あ、あ、あ、吾妻さんの事
が、、、
す、す、好きです!!! (汗)
その.. で、で、で、で、で、で....
できましたら、、、、
つ、つ、つ、つ、つ、つ.. つ.. つ..
つつ、つつつ..
つつつつつつつつつつつつつつ.......
つぅぅー......
付き合ってくれませんか?!!(汗) 」
言っちゃったぁ...
......なんの脈絡もなく唐突に告白してしまった。
勢いに任せて。
.........任せすぎた。汗
茶色い瞳の素敵な男子は、
驚いた表情を見せた。
そしてその後、
微笑みながらこう私に言った。
「いいよ」
若菜「 ........... (汗) ですよねぇ。ですよねぇ。そうですよねぇ、無理ですよねぇ、いや、わかってます。分かってました。いいんです、いいんです。(汗) 自分の気持ちを伝えられてよかった。な、涙? 私、出ちゃってます? あっこれは、慢性の花粉症です。心配しないでください。あっ、心配してないか。大丈夫です。ごめんなさい。
あーーー、なんか、突然、ビックリしちゃいますよね。。 そんなぁー、、そんなぁー、、よく面識もない女が、急に現れて、、、付き合ってって言われても、、、そりゃぁ、、、驚くし、困りますよねぇ。。。そりゃぁ、『いいよ』って、言いますよ。。。。 ぃやぁ、 私ったら、ごめんなさい、ほんと.. 突然.. 」
若菜は、初めから、振られると予想していた。それでも自分の気持ちを伝えたかった。それで、振られた時用に、練習してあった謝りの言葉を、作り笑いをしながらベラベラと喋っていた。
が、
若菜の表情が固まった。
若菜「 、、、、『いいよ』?」
、、、、?????
固まったままの若菜
若菜「ちょっとすみません 汗、
今.....いいよと、言いましたか? ....」
吾妻「 うん。」
若菜「 んえっ! えっ! えっ! えっ!
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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うっげぇええええぇぇええぇぇえええぇええええええええぇぇええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええ
ええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
若菜は腰を抜かし、レジ前にそのまま座り込んでしまった。。
若菜のそばに来て、座り込んで若菜を覗き込む吾妻。
吾妻「 大丈夫?」
若菜「 あっ ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょっとぉ、、、(汗) た、立てなくなっちゃったみたいです(涙)
........あのぉ、ほんとに良いんですか?汗 」
吾妻「うん。」
若菜「ほんとに?! ほんとに?!」
吾妻「...........しつこいな。笑」
若菜「ンアーッ。だって、信じられなくて...............」
わたし..... まさかの...... 告白成功......
まだ... 手の震え止まんない.....
若菜「 あっ、、、そう言えば、下のお名前は、、、?」
吾妻「結翔」
若菜「 ..........ゆ、ゆ・い・と・くん♡ 」
ふわぁあああーーーーーー~ーーーーーん♡♡♡
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
下の名前知れちゃった.... かわいい名前だなぁ..
若菜は口を半開きにしたまま、瞬きも忘れ、ぼーっとして、フリーズしている。
吾妻は思わず吹き出しそうになりながら、その様子を眺めた。
吾妻「 おもしれぇな 」
吾妻は、《《モノトーン森》》で、珍しい生き物を見つけたようで、興味深く観察していた───
こんな感じで、若菜と吾妻の交際は始まった。
───ちなみに、「あの、職場はこの近くで、いつも本屋さんの前通るんですけど、吾妻くんが ( 若菜は、緊張しちゃうから、吾妻の事を『結翔くん』とは呼べない。まだまだそんな呼び方は、時期尚早だ。と思っている。)、働いてる姿がいつも見えて、私も頑張ろうって気持ちになれてたんです。」
若菜が、そう落ち着いて、吾妻に自分の気持ちを言えたのは、この日から三日後の事だった───
吾妻「立ち上がれそう? 手貸すよ」
若菜「んあっ! あっ!そんな!
私の脇腹ぅをぉ..
触っちゃって、支えてくれちゃって、汗
いや、いや、そんなぁ、ぁああ............
大丈夫です......
あっ、.........ありがとう汗 」
吾妻「名前なんて言うの?」
若菜「ま、ま、前田若菜です」
吾妻「若菜ちゃん。」
若菜「は、はい。」
若菜は夢ならもう覚めないでくれと思った。
続く




