学園探索(8)
こんにちは〜
夏だからといって冷房の使い過ぎにはご注意を!
この前まで夏なのに風邪をひいた狐野葉です
それでは早速校舎を探索です
どうぞ〜(^^♪
死が徘徊する第一ステージ『学園』…校舎内二階を歩く未来達。
初めはみけのトイレに行きたいという発言から一階に戻ろうとしていたが、今はこの場にいるラボメン全員がこの場所にいてはまずいと感じ始めていた。
廊下にはゾンビの姿も見えない、ゾンビの呻き声も聞こえない…しかし『血』の臭いだけはある。
廊下を進んでいくほど臭いは濃くなるのに、臭いの原因であろうゾンビの姿は一切見えない。
それはまるで“見えない『死』が自分達に静かに迫って来ている”と不気味な恐怖を感じさせるのに充分なシチュエーションだ。
最後尾を歩く多々羅は後ろから襲われる事に警戒し、後ろを見ながら歩いている。
もちろん、どんなことにも備えて離れないように多々羅の隣にいるニッコリが手を引っ張ってくれていた。
そうした事により、多々羅は後ろに果てしなく続く筈の廊下を何も考えず観察する。
多「(………頭がおかしくなりそうだ)」
多々羅が、ラボメン全員が困惑している事の一つが『見えないゾンビ』であるが、後ろから一定の距離で迫ってくる『壁』もその内の要因の一つだ。
多々羅が目を離さず壁を観察し続けるが、どんなに集中してもその壁は動いてないのだ。
動いてない筈なのに距離が一定のまま…よく見ればよく見る程普通の壁に思えて気持ち悪くなる。
多々羅は少し気分を休ませようと考え、窓の方を見る。
窓から向かいに見える二階の校舎にはちゃんと通路が存在し、壁の存在は無く、ゾンビが徘徊していた。
ここで多々羅は違和感を感じる。
多「(ん?一周したのになんでゾンビが……?)」
多々羅が何かの違和感を感じ向かいの校舎を確認しようとした瞬間、ラボメンの足は止まる。
急に止まったことにより、前を歩いてた龍にぶつかる。
多「っと、すまない」
龍「なんだよ、こりぁ…」
多々羅は龍の発言に嫌なものを感じ、ラボメンが見てるであろうものが何なのかを確かめるために廊下の奥の方を見てみると、そこにも『壁』があった。
多々羅は壁を見た瞬間にめまいを感じ、その場に伏せてしまう。
ニ「多々羅君!大丈夫!?」
突然伏せてしまった多々羅を心配するラボメン。
多「同じ光景を見てると気分がな…さんきゅ、だいじょ――」
顔を上げると目の前におぎゃるの壁…。
それを見た多々羅は何を思ったのか何かを考え始める。
そして――
多「おぎゃる、この断崖絶壁の状況…今後のお前に期待してるぞ」
おぎゃるはそれを聞いた瞬間は不思議な顔をしたが、すぐに「任せろ」というように胸を張る。
しかし、おぎゃるが胸を張ったその瞬間、多々羅は吹き出す。
そんな多々羅を見たおぎゃるはどうしたのかと疑問に思うが、さっきの言葉を思い出した瞬間、おぎゃるの顔が暗い笑みに変わっていく。
お「おい多々羅…覚悟はいいか?」
そう言っておぎゃるは自分の腰に下げていたトンカチを持ち出す。
多「え?俺は別に胸のこととは一言も言ってないよ♪被害妄想はやめろよ~♪」
お「『覚悟しろ』と言ったが、それは別に胸のことでとは一言も言ってないんだがな~♪」
多「(…あ)」
お「もう一度言うぞ…覚悟しろよ♪」
ラボメンは精神が弱いのかと心配したが、今の茶番からは精神面については心配はいらないなと各々の心にメモるのだった。
リュ「下がっても壁、進んでも壁…取りあえず壁を調べよう」
黒「ソル君なら壊せるんじゃない?」
リュ「壊せたとしても壁の向こうにゾンビの大群が待ち構えてるかもしれない、何事も今は慎重に行動すべきですよ」
リュカは壁を調べるために歩こうとした瞬間、背中に背負っていたみけに服を強く服を握られるのを感じる。
リュ「(もう限界か…もっと安心できるところでさせてあげたかったけど)私はみけちゃんとここの教室で―」
リュカがすぐ真横にあった教室に入ろうとして焦る。
教室のドアがわずかに振動していたのだ、誰かに叩かれているみたいに。
もちろん教室の中には何もいない。
ただの『映像が写し出された壁』だから。
その事にすぐに気付いたリュカはすぐに警告するために叫ぼうとする。
が、その前に自分の足元が揺れてラボメンがバランスを崩してしまう。
地面が揺れた原因、それは天井、壁が一斉に動きだしたからだ。
壁と天井が動いていく内に廊下だと思われた場所はどんどん広くなり、広くなっていく中でゾンビの呻き声も増えていく。
そして、完全に天井と壁がなくなると、そこはでかいホールとなっていた。
ラボメンは半径50メートルの丸いホールの真ん中にいた。
そしてその周りを取り囲むゾンビが部屋いっぱいに徘徊している。
ソ「俺達は今迄このホールをぐるぐる回ってたのか」
リュ「まずい、全方位がゾンビだらけの上にこのホールの出口が見つからない」
紅「ど、どうするの!」
多「この量は流石に守り切れる自信がないんだが」
そんな短いやり取りをしてる中でゾンビは次々とラボメンを発見し迫ってきていた。
周りのどこを見渡してもゾンビだらけ…そんな中で全員が助かるかもしれない方法は脱出しかない。
しかし、脱出しようにもどこにも扉が見当たらず退路を完全に断たれていた。
そんな危機的状況の中で何かに気付く者がいた。
お「(あれは……)」
主人公達が歩いてたのはホールの中、更にはゲームの中だから何でもありの絡繰り!
次回はこの危機的状況をどう切り抜けるのか!
(狐)ふ~…次回は戦闘シーンですねぇ~(夏なのに更に熱い戦闘!)
(??)…お前さ、後ろ見てみ
(狐)は?(くるり)
(お)お前…今回は『壁』『壁』としつこかったな…私を侮辱してるだろ
(狐)ん?…あ〜、胸のゴホ!?( ゜д゜)・∵;、バタン
(??)という事で、今回の後書きはおぎゃるの被害妄そ( ゜д゜)・∵;、バタン
(お)今回も読んで下さりありがとうございます!
私はまだ16歳なので全然希望がありますから!
それでは、今後ともごひいきに!




