学園探索(7)
こんにちわ~
暑くなってきた時期は『ホラー』、寒くなってきた時期も『ホラー』をやり続ける狐野葉です
そんな私でも、毎日をせっせ(ダラダラ)と頑張ってます
では今回は「校舎2階」を探索です
どうぞ~(^^♪
未来達は2階に続く階段を上ると再び長い廊下が広がっていた。
ソルが一番先頭でゾンビが徘徊してないのを確認すると静かに探索を始める。
ー数分後ー
未来達は今も静かに廊下を徘徊していた。途中、何度か普通教室も確認したが、やはり何も得られなかった。
そのため未来達は何かを得るには普通教室以外の部屋でなければ役立つ物は手に入らないと考定し、βから貰った校内情報にある教室だけを探すようになっていた。
ゾンビとの遭遇も無いため順調に進めている。
しかし、2階を探索していく内に全員の足取りが重くなっていく。
足取りは重くなるがそれでもゾンビとの遭遇もなく、黙々と歩き続ける。
全員が薄々気付いていてきていた…これ以上歩いても無駄な行為だと。
しかし、ただ1人―ソルはラボメンを置いていかないように、元気づけながら先導する。
そして数分後、遂にソルの足も止まる。
理由はー
ソ「おい、なんかおかしくねぇか?」
多「ああ、おかしいな…お前の頭が」
ソ「いや、そうじゃなくて………………後で一緒にトイレ行こうぜ」
み「あ……あのー、トイr」
ソルはさすがに多々羅に馬鹿にされたことは分かったらしく、怒った時にする下手くそな笑顔を浮かべる。
そして、みけはソルの言葉に反応し何かを小さな声で言い掛けるが、みけの声は多々羅の声で掻き消される。
多「おいおいおいおい、トイレするのに誘うとか…お前は小学生か?」
ソ「あっはっは…誰かの汚物にまみれた心を洗い流しに行くだけだからすぐ終わるよ」
リュ「ソルも多々羅もそろそろやめて…それでソル、何か分かった?」
危ない雰囲気が漂い始めたところでリュカはいつものように2人を諫める。そして理解していたが、敢えてソルに質問する。
ラボメン全員がすでに気付いていた事を、ソルは遅れてやっと理解したのか知りたくて。
ソ「ん?…ああ、全員が気付かないのも無理ないか……スーハースーハー」
お「………(深呼吸してないで早よ言え)」
ソ「実はさっきから皆の足が遅くなってるんだ…気付かなかったろ?」
リュ「……」
ソ「だからな…皆はどこかでトラップに引っ掛かって体力奪われてるんだ!」
ソルの堂々とした発言にラボメン全員は目を丸くし、固まる。
ラボメンが固まっている中、ソルは「いや~、自分の状態って案外気付かないもんだよな~。こんな世界じゃ尚更だよな~」と呟いている。
更に、「お前は気付かなかっただろ」といった顔で多々羅に何回も視線を送っていた。因みに、多々羅は片手で自分の頭を押さえている。
そんな姿を見たラボメン一同(みけを除く)の思考は完璧なまでに一致する。
一同((こいつ、鈍感だ!?))
ラボメン全員は少しだけ自分を落ち着かせた後、付け足して質問する。
ニ「そうだとしたら、何でソル君は平気なの?」
ソ「そりゃー…俺が凄いからだろう?」
黒「へー、凄い凄い、凄すぎるね~」
一同「……」
リュ「ソル、そうじゃなくてですね…私達は、ずっと同じ場所を歩いているの」
ソルはリュカの言葉を聞いた瞬間、今迄気付かなかったといった顔で驚愕していた。
そして何故かこうゆう時の勘は鋭いらしく、瞬時にラボメンの視線に気づき、気付いていたといった雰囲気を出し始める。
ソ「んー…まあ、それも言おうとしてたんだが…んん!どうしてもっと早く…それを言わなかったんだ?うん」
未「いや…何度も言おうとしたけど…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――—
ー数分前ー
未「(やっぱり、同じところをずっと回ってる…どういう仕掛けだ?…それよりも、どんどん歩いてるソルにも伝えた方がいいな)…ソル、実は―」
未来が言おうとした瞬間にソルの声が返ってくる
ソ「安心しろ。俺が全員の『盾』として絶対に守ってやるからよ!」
未「お、おう。頼りにしてるよ…あー、それと―」
ソ「未来、心配なのは分かるが少しだけ俺には話さないでくれ。ゾンビの声、音を聞き逃す訳にはいかないんだ」
未「あ、ああ…すまない(あ、えーと………気付けーーーーーーー!!)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
未「…っていう感じで言えなかったんだ」
未来の話を聞き終えた後も白を切るのではないかとソル・ガレンの顔をラボメンが確認すると、案の定全然気にしてないといった顔をしてい―
余裕の表情を繕ってはいたが、目の端からは水が流れ落ち、笑ってはいるが白目をむいていた。
ラボメン全員は少し苦笑いしつつも気絶しているソル・ガレンを放っておく。
み「あ、あのー―」
う「みけ、心配しなくていいよ、いつもの事だから」
み「ち、違くて…」
龍「なんで体は頑丈なのによく分からんところでメンタルが弱いんだ?」
みけが何かを言おうとしても声が小さいせいでラボメンは気付かない。
そしてラボメンが他愛ない話していると、遂に我慢ができなくなったのか、みけが顔を真っ赤にして叫ぶ。
み「漏れちゃうーーーーーーー!!!」
みけの大声にラボメンはびっくりし、みけに視線が集まる。
みけの顔は真っ赤になっており、目には水が浮かんできていた。それでもずっとこらえていたのか、口をへの字に曲げ、スカートを固く握り、体をわずかに震わせていた。
う「みけ―――!!やばい!可愛い妹の醜態が下賤の目に!」
一同「おい(怒)」
み「お兄、トイレ、早く…ひっく、ひっく」
う「ちょ、ちょっと待ってろ!トイレトイレ…ってどこだーーーー!?」
みけの発言にうけはかなり動揺しその場で走り回る。
ラボメンはそんなうけを落ち着かせようとするが、
う「どべばー!?」
どうやら自分の足に躓いたらしく、盛大に廊下で吹っ飛ぶ。
ラボメンはみけを今のうけに任せられないと判断し、リュカがみけを背負い他のメンバーはソルとうけを起こしにいく。
リュ「2階の探索は後にして1階のトイレに向かい向かいましょう。ファルク達が書いた地図だと階段のすぐ近くある筈」
ラボメン全員はリュカの案に賛成し、来た道を戻る事になった。
が、ラボメン全員は後ろを振り向いた瞬間に足が止まる。
今迄歩いてきていた筈の廊下に壁ができていたのだ。
お「あれ?壁なんてさっきまで無かった筈…」
ニ「一周する?」
リュ「…そうだね、みけ、もう少し我慢してね」
み「う、うん」
そうして、ラボメンは少し急いで廊下を進んでいく。
だが進んでいくうちに、ラボメン全員は嫌な臭いを感じ取る。
『血生臭い』
この臭いはゾンビと出くわすたびに嗅いだ臭いだ。
ラボメンは小走りで進みながらも周りを警戒する。
当たり前の事だが道具を持っていたとしても数が多ければ対処に追い付かなくなる。
もしそうなった場合、映画でもあるように生きたまま食われるのだ。
そしたことを思い浮かべて恐怖してしまうのは仕方ないこと。
それでも幾人かは苦笑していた。
生きてる内に自分の人生というチップをトイレのために使うのだ。笑ってでもいないと前に進めないのだろう。
だがラボメンが近づいていってる場所は、そんな者達だけでなく全員が最悪の状況に陥ってしまうだろうものが待ち構えていた。
(狐)今回は戦闘シーンは入れてませんでしたが面白いと思うネタを入れてみました~(滑ってないよね?)
(??)そもそもホラーに面白要素って必要か?(かなり滑っただろうな)
(狐)いやー、ホラーにも少しは笑いを入れたくて特徴的なキャラを作成したんですけどね(なんで心の声が聞こえてんの!?)
(??)テレパシーだ(…あっそ)
(狐)おいー!?心の声と現実の声が逆転してるからーー!?(ネタが滑ってないか心配してるなんて、読者にばれたくないよ!?)
(??)………乙
(狐)『乙』ってなにーーーー!?
という事で、わ、私は全然心配してないのでごごご安心下さい(汗)
それでは、今後ともごひいきに!




