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異世界転生で理想の生活を  作者: かおりん@
5章

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シャイバスのダンジョン調査

 ◆シャイバスのダンジョン調査


「ざっくり見て回ったときは、トロール、サイクロプス、ハーピーだったか?

 ハーピーだけ見劣りするような…」


 などと言っていたら、トロールが単体で現れた。


「あーまず鑑定を…」


 そう言った傍から、ラージャが突撃。


 双剣を一閃するとトロールが魔石とドロップ品になった。


 トロールの皮か…。


【トロールの皮】

 頑丈で対候性に優れた皮。

 防具などに使われる他、武具の握りに巻くことで悪天候時の滑り止めにもよい。


 という効果があるらしい。


 トロールのレベルがわからなかったから、皮のランクもわからんな。


 トロールのランクがわかられば、皮から作られる防具もランク相当のものになるのだろうが。


「この剣すごいよっ! いままでのより軽いし、なんかさっくり斬れる!」


 いままでのがランクCだったからな。


 3ランクアップしてるんだから、そら切れ味抜群だろうよ。


 それに最初にオレが言ったのか。


 装備が新しくなってるから、慣れるとこからはじめるって。


 うん、ラージャは悪くないね。


 見敵必殺は従来通りのスタイルでもあるし、ここに調査がーとか言っても方針が混乱するだろう。


 まずは装備に慣れる方が先か。


「よくやったラージャ。鎧の方はどうだ?」


「軽いね。付けてないみたいだ!」


 避妊具の宣伝にそんな文句があったかもしれない。


 さすがはガガンさんの仕事ということか。


 サイズなんかも調整すら要らなかったしな。


「次はエミリアな」


「はいです」


 次はサイクロプスが3体。


 今度は鑑定の隙があるかな、と思ったんだが。


 エミリアがオレの横からミサイルのように飛び出すと、サイクロプスの首が3つ同時に飛び、そのまま魔石とドロップ品に変わった。


【サイクロプスの目】

 巨人の目。

 目薬の素材として貴重。

 加工することで高精度のレンズを作成できる。


 また微妙なドロップ品が。


 目薬ね。失明でも治るのかね。


【目薬(上級)】

 後天的な失明を回復可能。

 先天的なものは不可能。


 目薬を詳細鑑定したら詳細出てきたよ。


 それだけの効果が得られるなら、欲しがるひともいるかもなあ。


 修復(リジェネレーション)は安くないしな。


 しかし。ラージャにしてもエミリアにしても、素早さが上がってるような…。


 あー装備品の効果か。


 敏捷に追加効果って、これ加算なんだ。90%も上がるって、ほとんど倍じゃん。


 そら目に見えて速くなってるわけだわ。


 おかげで詳細鑑定できないけどな。


「エミリアはどんな感じ?」


「剣は軽いです。ただ斬撃が剣より先まで届いた気がするです。

 鎧はいいです。身体が軽く感じるです」


 鎧は、というか剣と盾まで含めた追加効果のせいだろうね。


 斬撃が剣より先まで?


 エミリアの剣術レベルが上がってました。剣術Lv6秘伝級です。


 空斬(くうざん)、空突(くうとつ)、空払い(くうはらい)。


 それぞれ常時発動。目視した範囲を剣術の範囲とすることが可能。


 剣術も秘伝になると遠距離攻撃が可能になるのね。


 もう魔法要らずですね。


 とはいえ、これはラージャには覚えられない。限界突破してないからな。


 いや、ラージャも最上位職まで解放されてるから可能性はあるな。


 次に現れたのはハーピーだった。10匹くらい。


「これはオレがやる」


 杖の威力に新魔法を試したいと思ったわけだ。


 蛇火炎強嵐《スネイクフレアテンペスト》。最初こそ、火球と大差ないけれども。


 火球系が着弾してから爆発するのに対し、これも爆発はするのだが、白蛇がハーピーを喰い尽くすような動きをする。


 …もしかして、これ味方がいるところにぶち込んでも、敵だけを認識してダメージを与えるんだろうか?


 戦術級の威力でそれってかなり便利なのでは?


 威力はー…確認のしようがないな。火魔法Lv6だとハーピーくらいは一撃でも不思議はないし。


 んでドロップ品か。これは確認しとかないと。


【ハーピーの羽根】

 一羽分。

 長いものは矢羽として優秀。

 羽毛は枕・クッション・布団などに。

 超高級品。


【ハーピーの卵】

 食材として超高級品。

 滋養強壮・精力剤としても。


 …優秀なドロップ品のようだ。


 ハーピーの卵って美味いんだな…食ったことなかったけど。


 それにしてもハーピーはランクDの魔物だったような気が。


 集団で襲ってくるからランクC扱いかもしれないけど。


 遠距離攻撃なしで10匹の集団はちとつらい。


 それから個別に数回戦闘をこなして武器の習熟はよしとする。


 オレも両手剣を使ってみたしな。


 トロールで使ってみたが、すごく身体が軽い。鎧の効果もあるのだろう。


 加えて切れ味も素晴らしく、大したちからを入れてもないのにトロールは一刀両断だった。


 その上、斬ったトロールには雷が纏わり付いていたので、雷耐性がない場合は麻痺の効果も期待できそうだ。


「じゃあ、魔物の調査を開始する。戦い方も見たいから一撃で倒すのはなしな」


「はいです」


「了解」


 奴隷たちに了解を取る。


 明確に指示しておかないと、エミリアがヤバい。魔物をオレに近寄らせようとしないからな。


 色竜(カラードラゴン)にオレの片腕を飛ばされたのが、かなりショックだったようだ。


 エミリアの責任じゃないんだけどねぇ。


 さてまずはハーピー。どうもこの辺のは変異種ということらしい。


 レベルもLv45~Lv50と通常のハーピーがLv30くらいなのと比較してからなり高い。


【ハーピー(変異種)】

 人の上半身と鳥の下半身、腕が翼の魔物。

 ひとに友好的な種族だがダンジョンの魔物は別。

 見分け方はダンジョン産だと目が赤い。

 翼と足に鋭い爪。

 群れで攻撃してくる上、他の人型の魔物と協力して襲うことも珍しくない。

 単体の場合は斥候の意味合いが強く、かなり頭のいい魔物である。

 変異種は通常攻撃以外に羽根を飛ばして攻撃する。


 そういう特性があるので、この階層でもトロール数匹と組んで襲ってくることが多い。


 トロールも単体で強力な魔物であるし、そこへ空からの攻撃が加わるとなかなか対処が難しいことになる。さらに変異種なので、空から羽根の散弾もあるからな。


 ダメージは大したことなくても、目くらましとか、注意を逸らされるという意味なら有効な攻撃方法だ。


 このダンジョンは草原で見晴らしもよく、隠れるところも少ないからなおさらだろう。


 さらによく群れる。20匹なら少ない方。50匹とか普通。相当殲滅力が高くないとハーピーはヤバイ。


 なお森もあるが、森はたいていハーピーの巣であった。普通に200匹以上いるから、森に突っ掛けるなら覚悟が必要である。


 階層の広さの目星も付ける。これまでのダンジョンより圧倒的に広い。


 これは冒険者同士で獲物がかち合うことはなさそうだ。


 一方で、追い詰められたら助けも呼べないということだ。ここは注意点だろう。


 トロールはちからの強い巨人で、強靭な皮を持つため、単体でも手強い相手だろう。


 エミリアやラージャほどの攻撃力、機動力がない場合には気を付けないとならない。


 急所に攻撃を届かせるためには、まずは足を攻撃して跪かせる必要がある。


 エミリアやラージャのようにトロールの身体を駆け上って首を刎ねるという戦い方は推奨できない。あるいは魔法なら、というとこか。


 サイクロプスの場合もトロール同様だが、サイクロプスの方がより大きい。


 しかもこちらは魔法にも耐性が高く、魔法レベルが低いとトロールよりも厳しい相手だろう。


 こちらは魔法Lv1の弾系魔法で耐久力を比較したから間違いないところだ。


 まあ、オレの魔法だと、そのレベルでもトロールは跡形もなく、サイクロプスは形が残ったというところからの判断になるが。


 そういう階層別の注意点なども調査結果には纏めていく。


 オレたち以外の冒険者にとっての情報を提供するためには、あまり全力も出せない。


 エミリアはあまり不満を表に出さないがラージャは少し面倒そうだ。


「ボス部屋行くぞー」


「はいです」


「了解っ!」


 ボス部屋と聞いてラージャに少しやる気が戻った。


 ボスはハーピークィーン。それに取り巻き。


 結論から言えば。


 一撃で消し飛んだ。


 ラージャのストレス発散に使われた形である。


 ドロップ品は「ハーピークィーンの卵」。…まあ美味いんだろう、きっと。


 なんの情報も得られなかったので、もう1周することになった。


「今度は敵の攻撃も見たい。序盤は防御に徹してくれ」


 ラージャも先の一撃である程度満足したらしく、素直に頷いている。


 ハーピークィーンは音波攻撃を放ってくる厄介な敵であった。


 ボス部屋とは思えない広い空間を自在に飛び回り、取り巻きを呼ぶ。


 そう。呼ぶのだ。


 時間経過、あるいは取り巻きの数により5匹づつハーピーの変異種が追加される。


 確認したところ、取り巻きの数が5匹以下になった場合には確実に呼び出す。


 さらに上限は50匹ほど。


 上空から羽根の絨毯爆撃があり、さらにハーピークィーンの場合は、その羽根が爆発する。音波攻撃は三半規管を揺らすようで、船酔いに似た状態となる。こちらは完全回復《パーフェクトリカバリー》で回復するが、羽根爆撃との合わせ技であることを考えると、初見では厳しい敵と言える。


 最初の取り巻きは10匹。音波攻撃も初手では使ってこないので、手順としては最初にハーピークィーンを狙うのが正しいだろう。


 もっとも殲滅力が高い場合には無意味なのだが。


 ハーピークィーンのレベルはLv60。ランクはAよりのBになる。つか。


 取り巻きがいる時点でランクAじゃないの?


 ただまあ。オレたちみたいなレベルだとレベリングには向いてるかもなあ。


 実は青竜討伐でオレたちのレベルもLv72まで上がっていて、長命種のラージャはともかくヒューマンのオレとエミリアは、すでに高レベル帯に入っている。


 冒険者はじめて1年経ってないんだが。


 ただまあ。


 限界突破のないラージャはステータス的には見劣りする。


 ステータスはこんな感じ。


名前:イソ

年齢:15

Lv:72

   基本    職業補正

体力:1066(1066)106600(106600)

魔力:1048(1048)91700(91700)

筋力:1060(1060)115540(115540)

知恵:1040(1040)81120(81120)

敏捷:1043(1043)116295(116295)

器用:1042(1042)105242(105242)

幸運:1042(1042)65646(65646)


名前:エミリア(奴隷)

年齢:18

Lv:72

   基本    職業補正

体力:1057(1057)127897(127897)

魔力:1047(1047)91613(91613)

筋力:1055(1055)143480(143480)

知恵:1047(1047)86901(86901)

敏捷:1054(1054)120683(120683)

器用:1050(1050)109200(109200)

幸運:1044(1044)66816(66816)


名前:ラージャ(奴隷)

年齢:25

Lv:72

   基本    職業補正

体力:1080(1080)85320(85320)

魔力:1071(1071)69080(69080)

筋力:1075(1075)105350(105350)

知恵:1072(1072)64320(64320)

敏捷:1072(1072)108808(108808)

器用:1072(1072)91120(91120)

幸運:1073(1073)63307(63307)


 基礎ステータスはラージャが一番高い。これは成長補正でLv1から育てた結果だから当然だけど、それでも同レベルでこれだけ差がある。


 限界突破の強みだな。


 最終的な強さはエミリアの方が上になるだろうけど、成長補正のおかげで上位職も簡単に解放されるから、ラージャには他の体術を覚えてもらって斧術師や槍術師の上位職を展開させるのもアリか。


 今は双剣がお気に入りようだから、後日ということで。


 ちなみに。


 チートがない場合のオレのステータスはこんな感じ。


名前:イソ

年齢:15

Lv:72

   基本    職業補正

体力:1066(1066)2132(2132)

魔力:1048(1048)17816(17816)

筋力:1060(1060)2120(2120)

知恵:1040(1040)17680(17680)

敏捷:1043(1043)12516(12516)

器用:1042(1042)17714(17714)

幸運:1042(1042)2084(2084)


 体力1/50とかヤベェわ。普通に色竜(カラードラゴン)突っ込んでたら死んでたな、間違いなく。


 基本魔術師だからな。体力は少ない。魔力はそれでも1/5程度だけど。


 この辺のレベル帯になると基本ステータスでも人外だわな。


 ウリーリャがLv300超ってことだから、単純に5倍としても、職業チートのオレは体力なら負けないことになる。


 まあ、魔物の場合はステータスゴリ押しで行けるのはわかるけど、対人だと「身体の使い方」が重要になってくるし、駆け引きなんてものあるから、ステータスがすべてじゃないなんて言われてるけど、職業チートがない場合だよな。


 武(・)器(・)が(・)同(・)じ(・)なら体力50倍はひっくり返せないでしょ。


 とはいえ、致命撃や覇王なんて天啓(スキル)もあるから、油断したら死ぬけどな。


 魔物にこれらがないっぽいのだけが救いか。


 ◇◇◇


「1階層はこれでいいだろう。2階層に行くぞ」


「はいです」


「おーっ!」


 奴隷たちのノリが軽いのは、オレへの信頼の証でもあるのだろうな。


 オレが一緒なら死ぬことはないと思ってるんだろう、ラージャなんかは。


 エミリアはその辺、全然考えてないというか、オレと一緒に死ぬなら全然OKという考え方だからな。


 そこはオレの方で考えないとならないよね。


 一度入口に戻って2階層へ。


 鑑定でざっくり探る。


 ステージは岩山である。恐らく、ボス部屋が山頂にある。


 傾斜はそれほどでもないので、歩く分には困ることはない。


 ジャイアントリザード、ミスリルゴーレム、マンティコア。


 この辺が2階層の魔物ということになる。


「ミスリルゴーレム以外はオレたちには初見になるな。調べながら行く。

 ただ、初手は全力で行くぞ。

 余裕をもって行けるようなら、次からは攻め手を見る」


 方針は1階層と変わらない。


 ミスリルゴーレムはLv60。ソーニッジよりもレベルは高い。


 しかも団体さんで来る。


 ソーニッジでは単体だった。


「普通のランクDの武器では、かなり厳しいミスリルゴーレムが5体とか、けっこう厳しいんじゃないのか?」


「でもイソ様、サクサク斬れますです」


「武器がいいからかな。致命撃要らないよね。剣術初級で大丈夫だよ」


 武器ランクというのは、それほど影響するらしい。


 ソーニッジに行った当初は店売りの武器だったため、ランクD。


 この時は、剣術上級に致命撃まで使ってミスリルゴーレムを倒していた。


 致命撃は、急所に当てることでダメージを10倍にする。


 武器ランクを3ランクくらいは補正してくれる天啓(スキル)だ。


 最大レベルまで引き上げると補正は100倍まで行くから、そこまで行くと、武器ランクの差はほとんどなく、素手でもランクS相当のダメージを与える。


 もっともこれも限界突破の影響でラージャはLv5までしか上がらない。それでも50倍となると、素手で殴ってランクA武器相当なので、すごい天啓(スキル)なのだが、上級職の暗黒騎士がないと得られない天啓(スキル)なので、これもレア天啓(スキル)ではある。


 これらの補正が攻撃側に加わったあと、防具ランクで減衰されるので、基礎ステータスが低いと結局色竜(カラードラゴン)みたいにダメージが通らないとかあり得るんだけどねえ。


 とはいえ、今回は攻撃もランクS、防御もランクSと同条件になるので、仮に色竜(カラードラゴン)が現れたとしても前回ほど絶望的状況ではないはず。


 武器防具で相殺されても、致命撃分は上乗せできるからな。もっとも0ダメージには何倍しても0なんだけど。


 話を戻すと、ミスリルゴーレム単体の脅威度は変わらないけど、集団ってのが恐いってことだ。


 緊密な連携を取ってくるわけではないのがまだ救いといえば救いか。


 ただまあ。巨体のゴーレムが密集して襲ってくるだけで十分に脅威なんだが。


 火力がないと厳しいね。


 あとはジャイアントリザード。Lv50。ギリギリランクC。


 ジャイアントってだけにデカい。5mはある。そういうトカゲが強靭な皮と長い舌を伸ばす攻撃で迫る。あと、尻尾の先には毒もあるようで、即効性の麻痺毒だった。


 試しにラージャが受けてみたら、30秒ほどで呼吸困難になる致命的な毒だ。


「ひ、ひどいよ、イソ君…」


 もちろん、毒を受けて放置すると危険なので、毒を受けたラージャはすぐに回収して、経過を観察したあと回復している。


 オレが受けてもよかったが、それをするとエミリアがキレるし、長い舌の攻撃を躱した先に別個体がいて、たまたまラージャが毒を食らったという状況なので、オレが責められるのはどうなんだろうと思わないでもない。


 経過観察したからか?


 こいつらの特徴的な部分は皮なんだろう。岩山に実によく紛れる。


 単体というのも珍しくはないが、普通に3~5匹で群れている。


 ゴーレムとの混成ってことはない。


 しかし頑丈なゴーレムと戦っているうちに戦場が流れるのは珍しくない。


 そのうちこいつらのテリトリーへ入ってしまって追加参戦というのはあり得る。


 対ゴーレム戦なので上に集中してました。


 と思ったらジャイアントリザードの群れに突入してました。麻痺しました。とかけっこう洒落にならない。


 ドロップ品はジャイアントリザードの皮と肉。皮は普通に防具に使える。肉は、こちらも食用だ。鶏肉のような味らしい。


 ラージャによれば、露店でよく使われているとのこと。


 オレも食ってるらしいが、どの露店のことかはピンと来なかった。


 最後がマンティコア。Lv60。AよりのBかな。


 人面、獣の身体、蛇の尾というファンタジーの鉄板だな。


 外だと若い男女の顔のマンティコアも珍しくないらしいが、ダンジョンで見るのは老人だけだな。


 人面だから話が通じるだろうと長年研究してきたみたいだけど、外の天然物でも意思疎通は無理で、テイムするくらいしかできないようだ。


 テイム…多少憧れのある響きである。調教(テイム)。まあ、ウチにはエミリアがいるので大丈夫です。


 この階層では珍しく群れない。


 ある意味、戦いやすい魔物だが、俊敏で動きを捉えにくい。


 これまでが緩慢な動きをする魔物で、ジャイアントリザードがわりと動きが速い方だったが、それでもマンティコアとは比較にならない。


 岩場の岩を足場にぴょんぴょん飛び回り、死角に回って攻撃してくる。


 頭はいいんだろう。


 特記事項は蛇の尾の毒かね。腐食毒なので、これもかなりヤバい。完全回復《パーフェクトリカバリー》で解除しないと食らったところが腐れ落ちる。


 低ランクの武器なども腐食するから注意が必要だな。


 これも例によってラージャが食らった。


 珍しい毒だったのでサンプルを、と思ったんだが、ドロップ品に「マンティコアの毒」があった。


 恐らくこれで腐食毒の解毒薬が作れるようになるんだろう。鑑定で素材って出るしな。


 でもって、3層のボス。


 マンティコア・キング。これはソロで登場。


 ふた回りほどでかいマンティコア。


 とくに特殊攻撃とかはない。


 なので、あっさりと撃破。


 本来なら、でかいだけで強いと言えるので、こんな簡単には行かないはず。


 これは武器の性能だな。ランクS強いわ。


 ドロップはマンティコアと同様に。あとはなんか鎧をドロップ。


 革鎧だな。ランク的にはランクBになるのか? マンティコア・キングがランクBだし。だとすれば、なかなか優秀なドロップということになる。


 案外人気の階層になるかもなー。


 まあ、レアドロップだろうけど。いまは初回特典でレアドロップも落ちてるんだろ。


 さて、残りもちゃっちゃと行きますかー。


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