ロリソンの護衛
◆ロリソンの護衛
アルスターに戻り、朝イチで冒険者ギルドに顔を出す。
早い時間に来るのははじめてだったので、混雑っぷりに驚いた。
ただ、朝イチだと混雑しているのは依頼ボードの前で、受付は長蛇の列というほどでもない。
アマネさんの受付に並び、順番を待つ。酒場にエミリアを待たせているが、最近はみんな慣れたのか、それともオレの奴隷というのが知れ渡ったのか、妙なちょっかいを出すものはなくなった。あ、挨拶されてる。「エミリアさん、ちーっす!」ってなんだ、あの舎弟みたいな挨拶。ん? けっこうな人数がエミリアに挨拶してるな。憧憬とか、心酔とか欲望じゃないな。純粋な恐怖の瞳だ。
…ツッコまないでおこう。
「おはようございます、イソさん。早いですね」
「スミストルからの帰りなんです。買取をお願いします」
魔石と指輪を並べる。魔石が40。指輪は20くらい。カンダさんなら半日も掛からないだろう。
ちなみに指輪はひとつ自分用に抜いてある。エイミーちゃんにもあげようと思ったけど、これ以上誤解を深めるのがイヤだったのでやめた。あげるなら別のアイテムで。
「指名依頼が入ってます。都合が付けば、とのことでしたけど。
ロリソンさんから護衛ですね。日数は最大10日。
1日銀貨5枚です。
隣街のロージアンまでだそうです。
今日中に出発予定だそうですから、受けるなら、このままロリソンさんのところへ行ってください。
他に予定がある場合、別の冒険者に依頼を斡旋します」
「指名なのに別のひとを斡旋するんですか?」
「指名にも2種類ありまして。絶対にそのひとじゃないとダメなものと、可能ならこのひと、というもので今回は後者なんです。
日程の方が重要みたいですね」
急ぎの取引ってことかな。でもオレを指名する理由がいまひとつ。
行けばわかるか。
「受けます」
「ではカードをお願いします。依頼受注処理をします。
依頼完了時は依頼人にカードを提示し、依頼完了の処理をしてください。
それを忘れて期間を過ぎると依頼失敗扱いになります」
「もしかして、依頼中に依頼人が死亡すると」
「通常依頼失敗になります。事情がある場合、ギルドに申請してもらえば、調査を行い、達成か失敗かの判定を行えます。
特殊な事情に巻き込まれた場合は、ギルドに相談してください。
依頼者の死亡は単なる依頼失敗にとどまらず、厳しいペナルティの可能性があります。」
「厳しいペナルティ?」
「死にます」
死ぬのかよ!
「依頼者が要人で、暗殺目的で依頼を受ける場合がありまして、その場合、単に依頼失敗とするわけにはいかないのです。
そのため、依頼人死亡の場合はルールに抵触すると暗殺関係者全員死亡までありえます」
ギルドルール…。
「ルールに抵触しない場合、事故の可能性が高く、依頼失敗とするには冒険者に不利なため、ギルドで調査を行って依頼をキャンセルできます」
「わかりました。ではロリソンさんのところへ向かいます」
「初依頼ですね。がんばってください」
そういやそうだな。
いっちょがんばりましょうか。
◇◇◇
「いや、急な依頼で申し訳ない。向こうから掘り出し物があると連絡を受けまして」
ロリソンの馬車の中だ。エミリアが馬車の中にいると、ロリソンが吐きそうになるので、御者台の上で周囲を警戒している。
なお御者はロリソンの奴隷少女である。年齢は35歳。ベテラン御者とのことだ。
御者に求められる天啓は身体強化。Lv1だと筋力を倍にするだけだが、Lv2で他者に同様の効果を与えることができる。その後レベルが上がると3倍4倍と強化が進む。つまり、御者は身体強化で馬を強化し、信じられない速度で馬車を引くことができるのだ。その場合、馬車も普通の馬車ではダメで、ギルドの馬車のようにサスペンション搭載のものじゃないと馬車が耐えられない。
もちろんこの馬車はその特別な馬車であるが、普通の取引に使う荷馬車までこういう構造はしていないとの話だ。4輪独立懸架の馬車は高級品なのだろう。
「普段であれば、使用人に護衛向きのがいるのですが、他の取引で出払っていましてね。急遽護衛が必要になりました」
ロリソンくらいの商人なら専属の護衛くらいいても不思議はない。
「掘り出し物って、もしかして奴隷ですか?」
「おお! よくおわかりで」
ロリソンの趣味を理解できる護衛は使用人を除けばオレだけだろう。
だから指名依頼だったんだね。
「ロージアンまで1日とはいえ、街道は街道。魔物も出ますし、盗賊も出ます。
護衛は必要なのです」
普通は徒歩10日の道のりを1日で移動可能なのか。すげぇな身体強化。上げてみるかな。転移も一度行ってマークが必要だしな。自前の足で高速に移動できるならアリかも知れない。
鑑定で魔物を捉えた。フォレスト・ウルフだな。10頭。前方で危険―――
エミリアの魔法によりいなくなった。
何度か魔物を見かけたが、エミリアが移動砲台であるため、一度も止まらなずにロージアンへ到着したのだった。
「しかし、これほどスムーズな旅ははじめてですな。一度も魔物に会わずロージアンまで来るとは」
一応アピールしておくか。
「魔物は出ていましたよ。近づく前にエミリアが全部倒していただけです」
「でも、それだと素材とか魔石は」
「ゴブリンとかフォレスト・ウルフですから、さほど貴重なものでもありません」
放置された魔物の死体は人間のようにアンデッドにはならない。他の魔物に食われるか。風化して魔力に戻るか。放置して問題ないということはアマネさんから聞いている。あとどこからともなくスライムが現れて食っていくこともあるとか。
「魔術師を護衛に雇ったこともあるが、これほどの働きは…」
「天啓の組み合わせによる技術ですから。同じことができるひとは多くないと思います」
なおエミリアには普段の装備の上から魔法使いのローブを着せている。フードも被っているので、顔も見えない。
ロリソン対策である。ロリソンは「かつて美少女だったものが醜く成長してしまった」ことに吐き気を催すらしく、元々そうでもないとか、化粧で飾り立ててる場合は大丈夫らしい。そのため外見を隠していればエミリアが側にいても問題ないそうである。
「ここでこうしていてもしかたない。馴染みの奴隷商のところへ行きましょう」
ロリソンに促されて歩き出そうとしたとき、その声があがった。
「助けてくれ! 荷馬車がオーガに襲われてるんだ!!」
街に飛び込んできた冒険者だった。
◇◇◇
反射的に周囲を鑑定。さほど遠くないところにオーガが5匹。
たぶん戦ってる冒険者が3人。ひとりは動かない。死んでるな。っていうかなくなった。食われた? そういう魔物か。
オレは衛兵のとこで騒いでいる助けてくれと叫んだ冒険者のところへ歩いて行った。
「ちょっと聞きたいんだが」
「なんだよ、一刻を争うんだ!」
「あんたらが護衛の冒険者だと思うんだが、オーガを倒しても獲物の横取りにはならないのか?」
冒険者は一瞬ぽかんとしか顔をした。
「助けを求めてるんだ! そんなわけないだろ!」
「わかった。エミリア!」
エミリアを呼び、耳打ち。
「身体強化を使うぞ。大勢の前では転移は使えない」
「わかりましたです!」
そのまま一直線に戦っている場所に向かう。オレとエミリアの足で2分。その間に冒険者がもうひとりいなくなった。
オーガの姿も見えた。鎧で武装しているし、両手剣を持っている。2.5mほどの巨人だ。叫んでいる言葉はわからないが、どうやら荷馬車を暴こうとしているようだ。
荷馬車の中身は…ひと? 乗り合い馬車だったのか?
若い女と子供が連れ出された。あ、引き裂いて食われた!
残りの冒険者は完全に戦意を喪失して動けない。
それを見たオーガは荷馬車の方に注意を向けて、幌を引き裂き、中身に手を出している。ほとんどが若い女と子供だな。
ああ、奴隷。今日入荷の。
「オレが奥の3匹をやる。エミリアは手前の2匹を頼む」
「はいです」
あの冒険者のありさまでは、横取りとか言われないだろう。
後で聞いた話だ。疾風が通り過ぎたと思ったら、オーガの頭が切り飛ばされていたそうだ。すぐさま倒れたオーガの胸が切り開かれ魔石を取られていた。
オーガの素材なんてわからんからな。
「終わったぞ」
冒険者に声をかける。自分たちが助かったことをしばらく理解できなかった冒険者は、ようやく立ち上がると助かった安堵の息を漏らしていた。
他にも漏らしていたようなので、身体浄化をかけておいてやる。
御者は馬車の下に隠れていて無事だった。
奴隷商と思われる男は荷馬車にいたが、オーガに引き裂かれた奴隷を治療しようとしていた。食われかけていたのが3人。それぞれキュアポーションを飲ませたようだが。ふたりは死んだ。死んでも死体は放置できないから荷馬車に乗せていかなければならない。意外だったのは、この騒ぎでも奴隷たちが全然怯えてもいなければ騒いでもいないことだった。
後から奴隷商に聞いた話では、こうしてまとめて運ぶ場合には「見ない・聞かない・話さない」という命令を強制しているとのことだ。
「ありがとう! 助かった。あなたは命の恩人だ。わしはハンタン。ロージアンの奴隷商だ。ロージアンでは見ない顔だが」
「オレはイソです。ロリソンさんという商人の護衛でロージアンに来ました。普段はアルスターを拠点にしていますので、見たことがないのでしょう」
「おお! 奇遇だな。ロリソンはわしの常連客だ。今回もロリソン用に準備した商品があったのだが、危うく食われるところだ。6人は残念だが。ああ、大損失だ!」
ギロリと冒険者を睨む。
「そんなこといっても旦那、オーガは群れになったらランクCの魔物だ。俺たちランクDのパーティーには荷が重いよ」
群れるとランクが上がる。そういうこともあるんだなぁ。
オーガは武装していたし、知能は高そうだ。群れになると連携してくるんだろう。
単体でランクD。これが群れるなら確かに手強い。
「このままでは、またオーガが現れないとも限りません。街へ入りませんか?」
契約違反などの話に巻き込まれてはたまらない。オレはそう促したのだった。
◇◇◇
ハンタンの商会の裏手。商会の倉庫に到着した。
襲われていた馬車がハンタンのものだと知ったロリソンも付いて来ている。なおロリ御者は先に宿を確保するとかで別れた。
生き残った冒険者は街道近くにオーガが出たことを報告する必要があるようで、冒険者ギルドへ向かった。
そのあと、依頼の成否をハンタンに確認するため、こちらに来るらしい。
ランクDの5人パーティ。護衛として能力は十分だろう。予想外の魔物が現れただけで、街の近くまで来ていたから応援を呼ぶなど、護衛の働きは全うしたといえる。
しかし、実際にオーガによる襲撃を許し、依頼主に被害を出してしまった。その点では失敗といえる。ギルドの判断になるのかもな。
荷馬車から次々と奴隷が降りてくる。
残ったのは死体がふたつ。半死体がひとり。
オーガが最後、手にしてた奴隷だな。ふたつの死体はハンタンの使用人が運び出していく。
最後に半死体が残った。ハンタンがキュアポーションを飲ませたため生き延びた奴隷だ。ステータスを見ると死にかけなのは違いないが。
奴隷の主は奴隷の生活を保証する必要がある。そのため治療が必要な奴隷には治療を施す義務がある。それにしたがってハンタンはキュアポーションを飲ませた。
死んだ奴隷は損傷が大きすぎた。だから助からなかった。
目の前の奴隷は普通なら助からないはずの大怪我だ。
右足がない。膝下から齧られている。左手もない。2の腕から先がない。
顔は引っかかれたのか、大きなキズがあり、右目も失われている。
運良く腹を齧られなかったから生き残ったのだろう。
「今回の目玉のひとりだったのだがなぁ」
残念そうなハンタン。
ちなみにロリソンは自分向けと言われた奴隷を吟味している。
「ダークエルフなんだよ。知らないのかね?」
ハンタンに尋ねられるので、うなずいた。知らん。転生の種族にもダークエルフなんてなかった。
「ダークエルフは、いまでは希少な種族なんだよ。遥か昔に魔王大戦というのがあって、魔王に組みした一族と言われ、長く迫害が続いたんだな。
そのため、住みにくい僻地に追いやられ、一時絶滅しかけたとも聞いている。
その後、いわれのない迫害は禁止されて、あちこちに根付いてはいるのだが、絶対数はどうしても少ないのだよ。
その中でも奴隷を希望するのはさらに少ないのだ。
今回立ち寄った村に、たまたまこのダークエルフがいてね。
事情は知らないが、声をかけてみたら奴隷になるとのことだったから連れてきたのだが。
村に係累がいるでなし、村でもヨソモノ扱いで迷惑そうだったから実質的な損失は、キュアポーションと、ここまでの維持費だけなんだがね。
ここまで損傷がひどいと廃棄しないとならん」
「廃棄?」
「ひとことでいえば安楽死だな。知っての通り奴隷は生活と生命を保証されている。
奴隷を殺す場合、まず商人ギルドに理由を説明。神殿で承認。その手続き完了後、神殿で安楽死。
このように面倒があるんだよ。魔物に襲われて事故で死んでしまったのは仕方ないが、わざとそれをやろうものなら、ルールに抵触する。
この娘を魔物のいるどこかに連れて行って処分なんてできないんだ」
なるほど。ここでもギルドルールか。もう、どっかで運営が見てるんじゃねぇのか?
「少し見せてもらっても?」
「ステータスかい? 奴隷は買い手が決まるまではオープンだから、好きに見てもいいが。これは廃棄するしかないと思うぞ」
許可を得たので、ステータスを見る。
名前:ラージャ(奴隷)
年齢:25
Lv:1
体力:2(15)
魔力:6(6)
筋力:10(10)
知恵:7(7)
敏捷:7(7)
器用:7(7)
幸運:8(8)
スキル:
老化禁止
職業:
精霊術師Lv1(未使用)
ふむ。老化禁止とな。
【老化禁止】
肉体の老化を禁止する。
成長は妨げない。
成長は妨げない? でもこのダークエルフ、年齢が25歳だよな。
「ダークエルフの年齢って」
「見た目はヒューマンの16歳くらいだからな。わしも詳しいことはわからん。
エルフならこんなものかとも思うが。あちらはヒューマンの16歳くらいの見た目で長い時間を生きる種族だから、ダークエルフも同じなのかもしれん。
ただなあ。伝え聞くダークエルフの容姿だと、このダークエルフは貧弱なんだよ。
拾ったときは栄養状態も悪かったから、それで痩せこけているのかと思ってな。
ウチでしばらく預かっていい暮らしをさせれば高く売れると思ったんだが」
うーむ。
「買います」
「え?」
「買うと言ったんですよ。このダークエルフを。いくらです?」
老化禁止は欲しい。エミリアに王権神授で与えよう。
「あんたは命の恩人だし、欲しいなら譲るが、廃棄の手間を買うようなものだぞ?」
「使い途ならありますので」
「はぁ。なら仕入れ値があるわけじゃないから、キュアポーションの代金銀貨1枚でいいよ。わからんひとだなぁ」
「じゃあ、これ銀貨1枚。必要経費分はいいんですか?」
「銅貨数枚にもならないよ。じゃあ早速契約してしまおうか」
ハンタンに奴隷契約をしてもらう。所有者が上書きされた。オレの奴隷の項目にラージャが追加された。
金髪金眼褐色肌の耳長エルフ。たしかにアルスターでも見たことないわ。
さて、どうやって連れ帰ろうか?
◇◇◇
結局、ラージャはテントにいれて連れ帰ることにした。
実験したら、ラージャをテントの中の空間に置いてテントを分解。再び組み立てて中に入ってもちゃんとラージャは存在した。
ある意味危険な実験だったが、それでラージャが失われても事故だろう。意図して死なせたわけじゃないからセーフのはずだ。
その実験が終わってからラージャの部位欠損を治療。体力を回復。
3ない状態は維持したままだ。いろいろ説明するにしても場所が悪いし、そのための時間も取れない。アルスターに戻ってからだな。冒険者登録も必要だし。
ステータスを見た感じ、魔術師関係の適性は厳しいかも知れないが、職業チートを適用しないとならんからな。片っ端から当たるとしよう。
それと珍しいのは精霊術師か。どんな職業なのか。パーティに加えたら鑑定が必要だろう。
ロリソンも満足の行く買い物ができたようだ。
ふたりの少女が帰りは同行することになった。
この辺では珍しい黒髪の子と綺麗なプラチナブロンドの子。どちらも将来が楽しみだけど、ロリソンは、蕾は蕾のままにするからな。
ちなみにラージャをテントに入れたのは宿の部屋の中。
ラージャはハンタンに宿まで届けてもらった。あのまま連れ帰ったら目立ちすぎるから。箱詰めで届けてもらったのだ。
人間の輸送手段じゃないが、他に手がなかったんだから仕方ない。
なおラージャを買ったことはロリソンも知ってるだろうけど、帰りの馬車に乗っていないことはわざわざ指摘したりしてこなかった。さすが商人。他人の秘密には踏み込んでこない。ネタになるならどこまでも、というところだが、ヤバい橋は渡らないんだね。
帰りの道のりもエミリア無双で帰途に付き。無事にアルスターに到着したのは夕方だった。
「今回は護衛、ありがとうございました。またお願いするかも知れませんな!」
「どうかご贔屓にお願いしますよ」
ロリソンからは護衛依頼達成の証をもらい。
宿の裏庭に許可をもらってテントを広げた。
ラージャの3ないを解除する。
「ここは…ボク、買われたんだね」
「オレが主人のイソだ。これからよろしくお願いしたい。俺のところでは、奴隷はあまり縛らない。その辺、先輩であるエミリアに聞いて欲しい。
それで、いくつか聞きたいことがある」
ラージャは黙ってうなずいた。
ラージャから奴隷になるまでのいきさつを聞いてみた。話したくないことは話さなくてよいと前置きしているが、聞いた感じではウソや隠し事はなさそうだ。
ラージャの村は奥深い山の中にあったが、魔物により壊滅したとのことだ。
ラージャも成人済みなので、家族とは別に家を建てて暮らしていたが、魔物による被害のため、ほとんど何も持ち出せずに逃げ出した。
そのまま山野草で食いつなぎ、麓の村まで来たが、地方の村では流れ者を養うほどの余裕はない。
物置を借りて暮らしていたが、仕事はないし、道具もないため、困窮は増すばかり。
そこにハンタンが現れて、村で奴隷を募集しているのを目撃したらしい。
ハンタンの話を聞く限り、奴隷も悪くないと思ったそうだ。
どのみち、この村には居場所がない。
奴隷として第2の人生を歩むのもいいと考えた。
「でも、村の生活ですっかり痩せちゃった。もっとあちこち肉が付いてたんだけどなぁ」
よし、まずラージャには、しっかりと栄養を取ってもらおうかな!




