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フォー・ウォーリアーズ ~Virtual natural phenomenon  作者: りゅた
第一作 ファーストステージ
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4/6

たぶん僕の新しい仲間ですが?

街の国・トルトーナッツ。

いたって普通の街っぽく、いかにも異世界やゲームの始まりっぽい、中世の景色。周囲は自分の背の高さ(おおよそ168cmくらい)の柵が囲まれてあってビックリした。

「初めて見た?」

「まぁ、うん。」

「…やっぱり異世界転生とかそんなやつ?どっかで聞いたことあるって言うか、実際、そんなヒトと一人会ったことあるんだよね。」

「えっ、マジで?それは是非とも会ってみたいなぁ。」

「えっとそれがね、今向かっているのはうちの家なんだけど、そのヒトがいる。」

ほう、なんとも都合のいい話なんだ。それなら、最初にここに来たらしい人に教えてもらおうかな。いやー手間が省ける。たぶん。

それと………


「聡香さんの家?今から?」

「うん、そうd……なに照れてんの?なんでそんな顔を赤らめてるの?怖いんだけど。そんな要素ないでしょ今。」

「いやいやいや、女子の家よ?男子が入るのよ?ちょっと恥ずかしくなるのも当然じゃん。」

「え~?そうかな~?」

何なんだろう、解釈がちがう。こいつには恥ずかしさは無いのだろうか。


とかなんとか言ってるうち、周りの活気がすごい。

「良い肉入ったぞー!今なら安いよー!」

「回復アイテムの安売り!スピードアップのポーションもあるよー!」

「お兄ちゃーーん !どこ~!?」

「ちょっとそこ通して!危ないよーごめんねー。」

すごいな。商店街らしい掛け声もあれば、ファンタジーらしい要素もところどころ。街の国……なかなか恵まれてるんじゃないかなーと勝手に思ったり。

「活気がすごいね。いつもこんな感じ?」

「ん?まぁ、そうかもね。特に今は夕暮れ時だし。」

ふーん。夕方が賑やかなのはどこでも一緒なのかもね。

「あれ、聡香じゃねえか。んで隣にいるのは見たことねぇ顔だn……その剣、まさか……!」

「えへへ!炎使い拾ってきたかもー!」

拾ったって何や。僕は荷物かよ。

その言葉を周りの人の、耳に入ったらしく、周囲にはすごい人だかりができてしまった。

「炎使い!?ついに見つかったの!?」

「ほぉー、ちょっと自信なさげな顔してるがほんとかー?」

「え?あ、まぁ………はい。」

照れながらペコペコしてる自分がいた。

「ほーら、シャキっとしよっ!」

「ぐわっ!?」

そして聡香の叩く力が強すぎる……。



「……さーて、着いたわー。」

目の前の家。2階建ての一軒家で、まぁー、スタンダードな感じ。

「さてさて、遠慮なく入って。……いつまで顔を赤くしてんの?」

「……あーごめん。」

家の中央のドアから入り、「失礼します…」と、自信なさげに入り、

「おかえr……ん?誰だ?見ない顔だが。」

青と黒の服を着たいかにもクールな、僕と同じくらいの見た目の男性が。

「ただいまー拓也(たくや)。実はねー、炎使い拾ってきたの!」

だから拾ってきたとは何だよ!

「お?ほんとか!?………自信なさげな雰囲気がするんだが。」

なんでみんな、同じこと言うの?

「そうそう、目の前のやつは宮古西拓也(みこにしたくや)って言うの。氷使いよ。あ、ちなみに私は雷使い。」

「やつって言い方は何だ聡香。態度をもうちょっとしっかりしてくれ。」

この人の言葉に深い共感を得られる。もしやこいつと一緒に住んでるのか…?

「まぁ、炎使いか。よろしくな。……奥にもう一人いるから挨拶していこうか。…えーと、名前は?」

「あー、優太です。水沢南優太」

「おう。優太。よろしく。」

クールだなぁ。

さてと、奥にもう一人居ると聞いたが?聡香が言うもう一人の異世界転生者(?)なのかもしれない。

拓也に案内されて、向かった先はキッチン。木造なのでなかなか良いデザインだなって思った。

「彩奈(あやな)、聡香が連れてきた優太だ。何でも、炎使いらしいぞ?」

「はいはーい。えっ、炎使いですか?……あら、いらっしゃい。」

女性だった。

紺色の髪に深い緑の制服(いやまじで制服なんだが)。いやなんと言うか、優しそうだなぁ。

「はじめまして。花巻東彩奈(はまとうあやな)といいます。えーっと、あなたは?」

「あ、水沢南優太といいます。はじめまして。」

「はーい。あ、そういえば拓也さん、どこで見つけたの?」

「見つけたのは俺じゃない、聡香だ。そういや聞いてなかったなぁ。おーい、聡香ー!」

「はいはーい、どうしたのー?」

「優太さんって、どこで見つけたの?」

「どこって……平原の真ん中に落ちてきて、しばらく倒れてたわ。」

落ちてたんだ。あのまっ逆さまに落ちていく感覚に間違いはなかったようだ。

「落ちてきた……?ごめんなさい拓也さん聡香さん。一旦席を外してもらって良いですか?」

「「え?あーはいはい。」」

たまたま台詞がシンクロし、そのまま二人は去っていった。

「優太さん、もしかして、別の次元から来ました?」

僕と彩奈さん以外に誰もいないのに、わざわざヒソヒソ声で話を切り出してきた。

「た、たぶん…。もしかして、彩奈さんも同じことに?」

「まぁ、そうかもですね。急に床が崩れて、あの平原へ。聡香さんがいなかったらずっとさまよってたかもしれなかった。…聞くからにはやっぱり、あなたも異世界転生とかですか?」

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