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フォー・ウォーリアーズ ~Virtual natural phenomenon  作者: りゅた
第一作 ファーストステージ
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3/6

雷が直撃しそうで怖いんですが?

つーか帰りたい…(帰る場所無いけど)

えーと、「何か対策とかあるんですか…?」ってそんなこと言おうとしたら、


「うおりゃあああああああ!!」


大きな声をあげて敵に突撃しに行ったんですが。

ちょっ、ほんとに女子かよ!?めっちゃ勢いがヤバくて男子っぽく見えるんですが!?

すると、彼女の持っている剣から……

ずがああぁぁぁぁん!!っというのは大きな雷の音がした。

一瞬で暴れ馬たちは粉々に。粉々と言うか、死んだ(?)敵たちは小さな星の形をした無数の欠片となりそのまま消えた。ああやって死ぬのかな…?そもそも自分の勘がいいのか分からんからなんとも言えん。

そんなこと気にせず、

「やああああああ!」と、もう驚きしかない彼女の気合い。テニスであんな女子、日常でもそうそういないや……。

そんな状況に追い付けずただ見ている。

僕の後ろから敵が来ているのは直前になって気づいた。

「うわあっ!?」

あまり人に聞かれたくない声と共に、バックショットの振り方で剣の腹を使って殴った。

「ぐっ!?」

その暴れ馬の子供はちょっとよろめいたと思ったらのもつかの間、またすぐに襲いかかってきた。いかにも男の子らしい声だったけど底力が怖っ。

「うああぅっ!!」

隙のなさならこっちだって!と、こちらも剣を振り剣先で当てる。途端、剣からぶぉぉおおん!と、炎が!

あっという間に敵を炎の渦に巻き込み、星の欠片となり散らばらせた。

ちょっと立て直そうと下ろうとすると、すぐ背後に戦っている間は女子力の欠片もなかった彼女がいた。

「さっきの炎すごいね!さすが炎使い!」

ん?炎使い?僕、炎使いなん?

てかさっきから暗くて良く見えんなぁ。

そして気づけば囲まれていた。

敵の多さに驚く。どんだけいるんだよ。

「行けーーーっ!獲物に逃げ場はないぞーっ!」

と、誰かが叫び、そして、大小共に襲いかかってきた。一斉に。……一斉に!?

「…あ、ぢょっ、もしやこれ、絶体絶命?」

「…と思うでしょ。上を見て。」

彼女はニヤリとしている。とりあえず入れるがままに上を見たら、さっきまでなかった巨大な黒雲があった。そしてこいつ(とうとう こいつ呼ばわりか)は雷使ってたから……。


これはもう察しがつく。


「その一斉攻撃は作戦かな?だったらこちらが逆手にとる!」

そう言うと彼女は剣を上に掲げ………

「スターアタック!『エネルギードロップサンダー』ーー!」

剣を振り下ろした直後、雷がドォォーーーーーン、と、思いきり落としたあーー!

「うあおおーーーっ!??!?」

「ぎゃあああああっ!!!!」

めっちゃ眩しく、音が消えるまで変な叫び声をあげながら目を閉じていた。


「ふぅー、なんだかスッキリした~。」

声が聞こえたので目を開けt…またまぶしっ!一瞬太陽に目をやられたけどなんとかまた目を開けることができた。敵が一掃され、また平原だけになった。しかもおかしなことに、雷の落ちた跡は残っていなかった。

「まさかさっきの雷で全員倒したんですか?」

「そうだけど?ん?私のスターアタックなめてる?」

「いやそんなつもりは。てかスターアタックって…?」


.......。


何だこの間は。

「……え、まじで?マジで知らないの?なんかこの次元出身なのかも疑ってきたわ…」

多分ちがうと思うよ。そう言おうと思ったけど後からまたややこしくなりそうなので目をそらして黙った。

「あーそういや、名前は何て言うの?…あーえっと、僕は、水沢南優太っていいます。」

「おーそういや、まだ名前を名乗ってなかったっけ?聡香よ。矢巾北聡香(やはばきたさとか)。……まあ、改めてよろしく。」

頬を指でポリポリしながら目線をそらして苦笑いする仕草は可愛かった(もう一度言いますが変態じゃないです)

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